FC2ブログ

【朝日新聞】慰安婦問題が「解決」しないわけ

9月24日朝日新聞朝刊の記事『元慰安婦の支援が「聖域化」 不正隠した親日のレッテル』より

 韓国で元慰安婦を支援する代表的な団体「正義記憶連帯」(正義連)と「ナヌムの家」が資金不正疑惑に揺れている。元慰安婦の告発を機に、韓国の政府や社会に足りなかった点もあると顧みる動きが出ている。
 疑惑の発端は元慰安婦の李容洙さん(91)が5月上旬の記者会見で語った疑問だった。李さんは正義連の活動に関わってきたが、「寄付金が元慰安婦のために使われていない」と話した。同月下旬には「30年間も利用され、だまされてきた」と訴えた。
 検察は9月14日、批判の的となった正義連の前理事長で、4月の総選挙で与党系から当選した尹美香氏(55)を補助金管理法違反などの罪で在宅起訴した。2013~20年に韓国政府やソウル市から補助金約3億6千万ウォン(約3200万円)を不正受給したほか、約1億ウォン(約890万円)を個人流用したり、認知症の元慰安婦のお金を無断で寄付させたりしたなどとされる。
(略)
 寄付金関連の疑惑はナヌムの家でも持ち上がった。問題点を調べた職員7人がテレビ局の時事番組に通報して5月に報じられた。
 京畿道がつくった官民合同調査団の中間報告によると、ナヌムの家を運営する社会福祉法人「大韓仏教曹渓宗 ナヌムの家」が15~19年に「元慰安婦の生活や福祉、証言活動」などのために募った寄付金約88億ウォン(約7億8千万円)のうち、生活施設に使われたのは2・3%にあたる約2億ウォン。残りは一般向けを含む施設の建設資金などとして蓄えていたとみられる。報告書は、介護担当者による元慰安婦らへの言葉の虐待もあったと指摘した。内部告発者の1人で日本人職員の矢嶋宰・国際室長(49)は「寄付金の問題だけではない。外出の自由がないなど、基本的人権さえも施設側が尊重していないことは、さらに大きな問題だ」と語った。
(略) 
 正義連やナヌムの家をめぐる疑惑は、なぜ長い間、明るみに出なかったのか。
(略)
ナムルの家の内部告発者の1人、金大越学芸室長(35)は「慰安婦問題は日本との葛藤という文脈だけで捉えられ、関係者は日本への賠償と謝罪の要求に集中していた。それ以外の問題提起を許さない、『聖域』のようになり、不正を表に出すことを阻んだ」と語る。
(略)


この問題は基本的には韓国内の出来事ですが、日本も無関係ではありません。韓国側はまだ続ける気満々の慰安婦問題、そして徴用工問題が、なぜ解決しないのかが見えてきます。

韓国が慰安婦問題を何度も何度も提起してくるのは支援団体の利益追求のためだとささやかれてきましたが、今回の不正で事実として突きつけられました。

支援団体は元慰安婦のために活動しているのではなく、賠償金や寄付金のために活動していたのです。それゆえ、最終的かつ不可逆の解決などしてはならないことでした。

では、一般の韓国国民はどうかというと、似たようなものです。

「慰安婦問題は日本との葛藤という文脈だけで捉えられ」ていたのです。つまり元慰安婦のためにできることはなにかということではなく、日本を罵り頭を下げさせるのが目的です。したがって韓国世論も本当は問題の解決・解消なんて望んでいません。

不正な資金流用自体は日本には無関係ですが、背景にある韓国人の意識が浮き彫りになったと思います。
スポンサーサイト



【テレビ】名探偵ポワロ:第二十五回「マースドン荘の惨劇」

原作は、短編集「ポアロ登場」の中の「マースドン荘の悲劇」です。

ドラマで付け足した部分に、古い館の幽霊の噂があります。いかにも英国的です。それと戦争(第二次世界大戦)直前という背景からか、いなか町の市民が集会場に集まってガスマスク訓練をするというシーンがありました。人数分のマスクを配備していたみたいです。ロンドンみたいな都会でも人数分用意できたのかな、とは思いますが。

それと被害者が5万ポンドの死亡保険金に加入していました。数日前に見たNHKのダークサイドミステリーで第二次世界大戦中の5ポンドの現在価値は日本円で2万5千円とありましたので、5万ポンドの死亡保険金というのは、2億5千万円にあたります。ビックリするような高額です。なんとか荘のお殿様ともなるとそのくらいは普通なのでしょうか。

いままでの記事で金銭に言及したのを拾ってみます

「ダベンハイム失そう事件」では、ポワロとジャップ警部が5ポンドを賭けています。賭けはイギリスの文化なのでしょうが、日本円に換算すると2万5千円の賭けです。とんでもない額ですね。

ポワロの銀行預金は444ポンドということなので、2百万円程度です。上流階級然としている割には少ないですね。それで友達と5ポンドも賭けるのはどうなんだか・・・

ドラマでは殺人の方法は腕づくという感じですが、原作ではちょっと込み入ったというか悪魔的な発想で被害者を罠に仕掛けています。この部分は原作に軍配をあげたいです。

【アニメ】ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 最終章

ずいぶん長いことやっていたアリシゼーション編がついに完結しました。

廃人となっていた主人公が復活したところでは爽快感がありました。AIの人権とか、200年生きた人格のコピーとか哲学的テーマも突き刺さるものがあります。付き合ってきたかいがあるというものです。

しかし最終回の超展開には若干首をひねります。続編への伏線なのかもしれませんが、よくわかりませんでした。

あと、リアルワールドに来たアリスの肉体(鋼鉄製?)が、生身の人間っぽく描かれていたのも疑問です。さすがにそこまでの技術はないと思うのですが・・・

疑問はありますが高評価です。

【テレビ】ダークサイドミステリー:「闇の世界戦略 ”ヒトラーのニセ札”事件 ~紙幣の秘密~」

1939年9月。ドイツがポーランドに侵攻。イギリス・フランスがドイツに宣戦布告をして第二次世界大戦がはじまる。

ドイツはニセ札を市場にばらまき、イギリス経済の破綻をねらった。アンドレアス作戦と名付けられたこの計画はナチス親衛隊のアルフレート・ナウヨックスが指揮をとった。当時のドイツ帝国銀行総裁ヴァルター・フンクはニセ札作りは国際法違反だと協力を拒んだため、ナウヨックスは独自にニセ札つくりに着手する。

ナウヨックスが目を付けたのは5ポンド紙幣(現在の日本円で2万5千円の価値)。1853年という古くから作られた紙幣なので偽造は容易だと考えたためである。しかし作業は難航し、紙・すかしなどの再現に苦労した。ナウヨックスはイギリスに放った諜報員から5ポンド紙幣の製造工程を入手し、なんとか開発を成功する。

しかし何かの理由でナウヨックスは失脚し、1941年秋にアンドレアス作戦は休止する。

1942年5月。ニセ札作戦が再開される。指揮官はベルンハルト・クリューガー。ベンルンハルト計画と名付けられたこの計画の狙いは、武器・物資の購入が目的であった。機密を守るために、ユダヤ人収容所でユダヤ人を使ってニセ札作りがなされた。およそ560億円相当のニセ札が使用されたと考えられる。

1944年秋。ドル札の偽造作戦が発令される。こんどの目的は、敗戦後の逃亡資金を作ることであった。戦局悪化で作業所を移動し、最終的にはニセ札つくりに関係したユダヤ人を全員処刑する計画であったが、ドイツ敗北が決定的になったことで親衛隊員は逃亡。ユダヤ人たちは助かった。

戦後、イギリスは体面を気にしてなのか、ニセ札つくりの責任を問うことはなかった。

■感想
ドイツ帝国銀行総裁が協力しなかったのがポイントだったかと思います。ドイツだって紙幣を作っているのですから、帝国銀行が協力していたらもっと簡単にニセ札を作れたはずです。それにしても、あの体制下で協力を拒んで済むというのも驚きです。案外、国家総がかりではなく、ナチス幹部の個人的な功名争いの作戦だったのかもしれません。その意味では、国がかりでやっているようだった北朝鮮のニセドル紙幣つくりは悪質だと思います。(最近聞かないけど、米国が対策をしたのかな?)

【週刊ダイヤモンド】米国のイラン嫌い

週刊ダイヤモンド9月26日号に元米大統領補佐官のジョン・ボルトン氏のインタビュー記事が載っていました。

---旧知の仲の安倍晋三首相について、近著「THE ROOM WHERE IT HAPPENED(邦題:ジョン・ボルトン回顧録)」では150回以上も名前が出る一方、昨年のイラン外交時は厳しく評価していました。その安倍首相が退陣を表明しましたが、外交政策などをどう評価しますか

彼は素晴らしい仕事をしたと思いますよ。安倍首相の退陣は日米関係にとって大きな損失です。
イラン外交を巡る批判は、彼に向けたものではありません。どういう訳か日本では、北朝鮮の核計画の方が、イランの核より脅威だとの認識が広がっているように見受けられますが、そこは地理的な要因もあると理解しています。
私としては米国から見た場合、北朝鮮だろうとイランだろうと、ならず者国家の間に核が広がるのは危険です。日本が北朝鮮にとったアプローチは、イランに対しても取るべきだと考えています。
(略)


私は、イランの核より北朝鮮の核の方が危険だと考えます。ボルトン氏が指摘するように地理的要因もありますが、それだけではありません。

北朝鮮は国家間の約束を破ること数えきれません。イランの一方的な約束破りというのは聞いたことがありません。対イランということに関しては米国(のトランプ政権)が約束を破っています。

北朝鮮は国民を弾圧し自由選挙をしません。イランは曲りなりにも選挙で為政者を選んでいます。

北朝鮮は、他国の一般市民をさらうという暴虐な行為に手を染めています。イランはそんなことはしていません。

北朝鮮がならず者国家であることは同意しますが、イランのどこが悪いのか思います。もちろん西側の先進国のように自由な国ではありませんが、イラン程度の国なら他にいくらでもありそうです。しかし、北朝鮮レベルのとなるとちょっと思い当たりません。

米国のイランへの憎しみは、かつての大使館員人質事件に端を発するそうですが、米国の気に食わないことをした国なんて他にいくらでもありそうです。

私には米国がなんでイランをこのように嫌うのかが不思議でなりません。

sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle