【映画】パワーレンジャー

日本の戦隊ものは、特撮部分はそのまま役者が顔を出すドラマ部分は取り直して、アメリカでも放映されているそうです。それなりにヒットしているらしく、今回映画化され、日本に逆上陸してきました。

映画は、キッズ向きとティーンエイジャー向きのちゃんぽんです。5人のヒーローには、いじめられっ子とか不登校児とか性的少数者といったティーン向けの設定がされています。しかし、ストーリーはキッズ向けを脱することなく割りといい加減です。5人が選ばれたのは運命なのかただその場に居合わせただけなのかもはっきりしません。悪者が復活するのもたまたま網にかかっただけで、パワーレンジャーと復活と時期が一致したのは偶然みたいです。

それでもサクサクと戦闘シーンに行けばいいのですが、やたらと訓練を見せる時間が長く、前半はちょっと退屈します。

対象年齢をしぼりきれていないつけが回っています。アメリカ版のTVシリーズのドラマ部分もこうなのでしょうか?

また、ロボットをきちんと見せないというのもアメリカ風(非日本風)です。日本だったらロボットを前から横から後ろからとたっぷりと見せてから動かします。この映画では合体前の恐竜ロボットをいきなり動かすものだから、どういう形のロボットだったか印象に残りません。

日本人なら見せ場と感じる合体シーンもなかったのは驚きます。煙の中に沈んだかに見えた恐竜ロボットが、煙がはれたら合体した形で登場です。アメリカ人の感覚はよくわかりません。

大人だけで観にいく映画ではないのですが、子供連れとしても何歳くらいの子供が適当なのか見当もつきません。
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【映画】殺人の告白

22年目の告白」の元になった韓国映画です。「22年目の告白」と比較したかったのでレンタル屋から借りてみました。

基本的なストーリーは、当たり前ですが、同一です。

大きく異なるのは、韓国版ではアクション映画の要素があることです。遺族グループが告白者(日本版では藤原竜也が演じた役)に襲い掛かるという、日本版でもちょこっとあったエピソードにかなりのボリュームを割いています。

いくつもあるアクションシーンですが、最初の車のアクションシーンがコミカルでジャーッキー・チェン映画風でした。

これには問題を感じます。まずコミカルというのがこの映画の基調に全く合っていません。それに、ほかのアクションシーンは結構シリアスだったりもするので、統一性がありません。スポンサーの強い要請でもあるのでしょうか?

またアクションをしているのは、決して国際スパイとか武道の達人とかではなく、一般人と刑事です。刑事はギリギリ許せますが一般人ができるようなアクションではありません。見栄えがはしますがリアリティがありません。

また、時効(15年)になった事件の告白者にしては容姿が若すぎるのも気になります。これでは少年犯罪です。しかし事件の最中に接触しているのですから、犯人が少年でないのは分かっているはずです。

事件の動機も不明なままです。

荒削りです。

その点、後から作った日本版ではうまく作りこんでいますし、アクションシーンを削った分なのか、お金を使うべきところに使ったという様子で豪華な感じになっています。

ただ、テレビの生放送での対決で決着をつけた韓国版の方が自然です。日本版はそこから一ひねりしていますが、かえって緊張感を薄めてしまったように見えます。

それぞれ一長一短はありますが、日韓の共通した情念の強さ、というのを感じました。

【映画】宇宙戦艦ヤマト2202 第二章発進編

第一章に続いて視聴しました。

今回は旧ヤマト乗員が命令を無視してヤマトに乗り込み「発進」させます。ほぼ地球側の描写で、ガトランティス側の描写は極小です。戦闘も本格的なものはありませんでした。いうなればタメの回です。

しかし、次回に向けての伏線は着々と張られています。

前作(2199)から引きずっている、波動砲禁止という縛りが重いテーマになりそうです。

また、意外にも森雪(ヒロイン)が乗船しませんでした。森雪はどこかで合流するのかもしれませんが、すくなくとも旧ヤマト乗員が全員乗艦するわけではないようです。ヤマトが去った地球でもドラマが用意されているのかもしれません。

旧作(「さらば宇宙戦艦ヤマト」「宇宙戦艦ヤマト2」)では、復興した地球がいきなり最新鋭の戦艦を揃えた理由が(突っ込むべきところではないのかもしれません)わかりませんでしたが、今作ではその理由を提示してきました。この種明かしにはビックリしました。

ガミラスとの関係で、とんでもない裏取引が進行していたのも大人向けのテイストです。もっとも地球の統治機構がどうなっているのか(統一国家になっているのか、民主的に運営されているのか、etc…)が描かれていないので、ちょっと不満はのこります。

第三章は10月と間が空きますが、今から楽しみです。予告編によるとガトランティスとの大戦闘になるみたいです。

【映画】22年目の告白-私が殺人犯です-

主演:藤原竜也

殺人犯が時効後に公衆の前に名乗り出て告白本を出版し、それがベストセラーになり、ニュース番組の出演も決まる。不敵に世間を挑発する男は裏で別の計画を練っていた。

という話で、いかにも藤原竜也が演じそうな役です。

殺人犯の告白本と聞いて神戸の事件を思い浮かべましたが、視聴後に知ったのですが、日本のオリジナルではなく、韓国映画のリメイクだそうです。観たことないので、どこまで忠実にリメイクしたのかは分かりません。

男の計画は最終的に成功するのですが、途中経過が偶然に頼りすぎているのが難です。あと、ニュース番組に出演中にハプニングがおきるのですが、生放送なのですからテレビ局はなんらかのリカバリー策を講じなければいけません。なのに、なすすべもない様子というのはリアリティーに欠けます。

オリジナル作品と比較してみたくなりました。

【映画】花戦さ

原作は未読です。

華道の家元池坊と秀吉の「戦さ」を描いた歴史映画です。(送り仮名の「さ」をつけた理由は分かりません。原作を読めば分かるのでしょうか?)

秀吉VS利休というのは、映画やドラマでいままで何度も取り上げられてきていますが、この映画では、利休のリベンジマッチとして秀吉VS池坊という構図です。

127分という大作ですが、体感的には長いと感じません。メリハリが効いているからかもしれません。飽きずに観させるというのは悪くない出来なのかもしれません。

しかし、問題点がないでもありません。

主人公の池坊専好は、人の顔と名前が覚えられないという設定です。若年性痴呆症なのかと思いましたが、別に進行性があるわけでもありませんし、覚えていないのは利休とか前田利家とか一部の人だけで、身近の人はしっかり覚えています。なんのために顔と名前を覚えられないという設定にしたのかよくわかりません。

信長の前で大掛かりな松の木を細工したいけばなを披露しましたが、面前で枝が折れてしまいました。普通なら大失態ですが、信長の気まぐれ(?)で大事に至りません。後年(映画のクライマックス)で秀吉の前でも同じように披露した松の枝が折れます。なにか言いたいことがあってわざとそうしたのかと思ったら、本当にアクシデントだったようです。これでは、いけばなの達人ではなく、重量計算ができない学ばない人間にしか見えません。

また、折れた枝を一人で持ち上げる専好というのがわかりません。継ぎ目から折れてしまったのですから、枝を持ち上げるだけでは直りようがありません。意味のわからない行動です。

また、その姿を見て秀吉と家臣が呵呵大笑というのも不可解です。笑うような光景ではありません。問題は、この一連の流れで「花戦さ」に専好が勝利したことになっていることです。これではなぜ専好が秀吉に勝ったのか理解できません。

さらに言えば、秀吉は死ぬまであんな感じで生きていました。専好にやり込められて反省したなどという事実はありません。これも疑問に思わざるをえません。

歴史ものとしてはちょっと疑問ですが、花は素晴らしいもののように見えました。華道に関心がある人にはお薦めします。
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えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

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