【介護】車椅子利用者はまったく歩けないわけではありません

年寄りを車椅子に乗せているときですが、ときたま“歩きたい”と言って立ち上がって数分間だけ歩くということが時々ありました。その光景をみて、周りにいる人が、ぎょとした目を向けることがありました。たぶん、車椅子利用者は一歩も歩けないひとだと思っているのでしょう。

むろん全く歩けない利用者もいますが、すべての利用者が歩けないというわけではありません。

なぜ、こういう誤解が広まったのかというと、もともと車椅子がまったく歩行できない重度の障碍者が使っていたからではないかと想像します。

現在では車椅子が普及したおかげで、長く歩けない人でも外出用に使うことが増えたのだと思います。

よく考えれば、乳母車と同じです。全く歩けない乳幼児も使いますが、ちょっとだけなら歩ける幼児も使っています。歩けなくなったとき、いちいちだっこして運ぶのも面倒なので乳母車を押しながら散歩します。これと同じ理屈だと思います。

偉そうに書いていますが、かく言う私も自分で車椅子を押すことになるまでは、おそらく同じような誤解をしていたように思います。
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【介護】車椅子利用者の搭乗拒否

車椅子の男性が帰りの飛行機に搭乗しようとした拒否され、自力でタラップを登る(これも制止されたらしいですが、強引に乗り込んだとのこと)という事案があり、議論をよんでいます。

この件そのものは、報道にあることしか事情がわかりませんが、車椅子利用者を押していた経験から雑感です。

もともとこの航空会社では自力でタラップを乗降できない人間はお断りするつもりだったらしいです。往路で乗せたのが間違いだった、という説明です。

間違いでもなんでも往路で乗せてしまったら復路でも乗せてもらわなければ困ります。旅行先で暮らしていけるはずがありません。会社員が会社の規則に則って行動するのは当然ですが、常識と柔軟性に欠けています。現場の社員の責任というより会社全体の問題です。

自分で乗降できない人はお断り、といってもまさか赤ん坊をづれまで断らないでしょう。介助者が乗降を手伝えるなら断る合理的理由はないように思います。

それにいまどき車椅子お断りという施設があることにも驚きました。車椅子なんて普通でしょうに。

【介護】AED所在の地図

街で「AED(自動体外式除細動器)あります」といった表示をよく見ます。

会社の避難訓練でAEDの使い方教習を受けたこともあり、結構この表示が気になっています。“万一のときはここにかけつけて・・・”などと思っていましたが、近所の具体的な所在地となるとあやふやです。いざという時に探し回ってはいられません。

そこで、地域包括支援センター(私の近辺では「あんしんすこやかセンター」という名称です)に“AEDの所在を示した地図はありますか?”と訊いてみました。

“ない”と言われました。

“AEDを探しにでるより救急車を呼べ。その方が早い”というのが地域包括支援センターの指示です。

なんでもAEDでは回復しないが医療機関の機械だと回復する症状もあるそうです。無闇にAEDを探さず速やかに医療機関に運んで、最新機器での治療を求めるべきとのことです。

なるほど、と納得はしましたが、そうなるとあの「AED(自動体外式除細動器)あります」っていうのは何なのでしょうか?

たまたま近くに置いてあったらダメもとで試してみようか、ということでしょうか?

誰かがコストを払って置いてあるのでしょうが、コストに見合った効果があるのか気になるところです。

【介護】小便器の手すり

公衆トイレの小便器が3器並んでいるとします。この中で、もっとも使用頻度が低いのは真ん中の一器です。なぜなら、全部空いていたら、多くの人が端のどちらかを使います。次に来た人は、一つ(真ん中)を空けて、もう片方の端を使います。次の人が来て二つとも使用中の場合は、真ん中が使われます。中には、全部空いていた場合に真ん中を使う人もいるかもしれませんが、少数派です。

さて、体の不自由な人のために、小便器に手すりがついていることがあります。予算の都合もあるでしょうから、すべてに設置されるわけではありません。一つだけということが多いです。そして、それは端っこの小便器ということが多いです。

これでは、どうしても手すりが必要な人が待つ平均時間が長くなります。

真ん中の小便器に設置するのも、端に設置するのも費用は変わらないと思います。

関係者の人が読んでいたら、手すりは真ん中に(使用頻度の少なそうなところに)つけるよう、ご一考願います。

【介護】車椅子の前輪

車椅子には主に四つのタイプがあります。

自走式:乗っている人が手で車輪の回りに取り付けたハンドルを手でまわして動かす
電動式:乗っている人が操作レバーを使って電気の力で動く
介助式:乗っている人はなにもせず、後ろの介助者が押して動かす
電動補助式:介助式の一種ですが、アシスト自転車のように電気の力を借りて楽に押せる

どれも、基本形は同じです。後輪の2つが大きい車輪。前輪の2つは小さい車輪で、そのものずばりキャスターと名付けられています。

私は介助式しか操作したことがありませんが、街中で車椅子を押す場合にこの前輪が小さいさが問題になります。

段差でつまづきます。

原理的には車輪の半径より大きな段差はそのままでは乗り越えられません。段差を直角に侵入しない場合はさらに低い段差しか乗り越えられません。

そのため、車椅子の後ろにバーが伸びています。介助者がそれを踏むことで前輪が持ち上がり、そのまま前進すれば段差を乗り越えられるという仕組みです。

不満です。

基本的には乳母車と同じ考えなのでしょうが、赤ん坊に比べて、車椅子に乗っている人は重いです。そのまま突破できる段差もあるのに、いちいちバーを踏んで持ち上げるのは面倒です。

それもこれも、前輪が小さいのがいけません。ある程度の大きさがあれば問題なく転がしていけるはずです。

車椅子の前輪が小さいのは、次の理由ではないかと考えました。

車椅子は屋内でも使うことを考えるとかなりの急回転が必要。そのためには前輪を左右に大きく回転させる。当然、車輪が回転する空間が要る。しかし、構造上、乗っている人の足とぶつかるので、車輪を小さくして、足(腿)の下で回転させることにした。

大筋では、この理由で前輪が小さいのだとは思います。

しかし、可能な限り前輪を大きくすべきとは考えていないように見えます。ほとんどの車椅子が下方に鉄棒を伸ばしその先端に前輪をつけています。普通にもっと大きな前輪にできるはずです。

車椅子設計者には、是非とも大きな前輪のものを考えていただきたいです。

ところで、自走式と電動式の車椅子って、段差はどうやって乗り越えているのでしょうか? もしかして段差を避けて動いているの?
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えいび

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