【介護】車椅子での電車の利用

車椅子を押して電車に乗ろうとすると改札で「介助は必要ですか?」と聞かれます。「必要です」と答えると、乗車する際にホームと列車の間を渡す板を用意してくれるようです。降りる駅でも駅員さんが待っていて板を渡してくれるそうです。

「そうです」と書いたのは、実際に頼んだことがないからです。他人の手をわずらわせるのは何となく気が引けるので、いつも自力でなんとかしてます。しかし、電車に車椅子で乗り降りするのは案外簡単ではありません。

第一の問題は、車両とホームの間の隙間です。車椅子の前輪だったら完全に落ち込んでしまうほど空いています。

第二の問題は、車両とホームの間の段差です。駅のホームは必ずしも一直線ではない関係からか、車両とホームの間に段差がある場合があります。上がる場合はまだなんとかなるのですが、下がる場合は厄介です。

こうした問題を解決するには、後ろ向きに乗り降りすればいいと聞きました。

確かに車椅子の大きな後輪から進めば、隙間に落ち込むことはありません。多少沈みますが引き上げるのは簡単です。段差も大きな後輪からなら上りも下りも難しくはありません。

しかし、後ろ向きの移動というのにも問題はあります。ホームで電車を待っている場面を想像してください。電車が止まってドアが開いたときに、降りる客が降りきるのを待って乗りはじめますが、誰も下りる気配がなければすぐに乗ります。ドアに背を向けている乗客に降りる気配は感じません。多少込み合っていれば押すように乗り込んできます。

車椅子を引っ張って降りる方も後ろに目があるわけではないので、人にぶつかる危険があります。しかも車椅子を引っ張っている最中なので機敏には動けません。

根本には車椅子の前輪が小さいことが原因だと思います。昔の映画(市民ケーン)で前輪が大きい車椅子をみたことがあります。ああいうのはもう作っていないのでしょうか?

参)【介護】車椅子の前輪

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【介護】車椅子利用者はまったく歩けないわけではありません

年寄りを車椅子に乗せているときですが、ときたま“歩きたい”と言って立ち上がって数分間だけ歩くということが時々ありました。その光景をみて、周りにいる人が、ぎょとした目を向けることがありました。たぶん、車椅子利用者は一歩も歩けないひとだと思っているのでしょう。

むろん全く歩けない利用者もいますが、すべての利用者が歩けないというわけではありません。

なぜ、こういう誤解が広まったのかというと、もともと車椅子がまったく歩行できない重度の障碍者が使っていたからではないかと想像します。

現在では車椅子が普及したおかげで、長く歩けない人でも外出用に使うことが増えたのだと思います。

よく考えれば、乳母車と同じです。全く歩けない乳幼児も使いますが、ちょっとだけなら歩ける幼児も使っています。歩けなくなったとき、いちいちだっこして運ぶのも面倒なので乳母車を押しながら散歩します。これと同じ理屈だと思います。

偉そうに書いていますが、かく言う私も自分で車椅子を押すことになるまでは、おそらく同じような誤解をしていたように思います。

【介護】車椅子利用者の搭乗拒否

車椅子の男性が帰りの飛行機に搭乗しようとした拒否され、自力でタラップを登る(これも制止されたらしいですが、強引に乗り込んだとのこと)という事案があり、議論をよんでいます。

この件そのものは、報道にあることしか事情がわかりませんが、車椅子利用者を押していた経験から雑感です。

もともとこの航空会社では自力でタラップを乗降できない人間はお断りするつもりだったらしいです。往路で乗せたのが間違いだった、という説明です。

間違いでもなんでも往路で乗せてしまったら復路でも乗せてもらわなければ困ります。旅行先で暮らしていけるはずがありません。会社員が会社の規則に則って行動するのは当然ですが、常識と柔軟性に欠けています。現場の社員の責任というより会社全体の問題です。

自分で乗降できない人はお断り、といってもまさか赤ん坊をづれまで断らないでしょう。介助者が乗降を手伝えるなら断る合理的理由はないように思います。

それにいまどき車椅子お断りという施設があることにも驚きました。車椅子なんて普通でしょうに。

【介護】AED所在の地図

街で「AED(自動体外式除細動器)あります」といった表示をよく見ます。

会社の避難訓練でAEDの使い方教習を受けたこともあり、結構この表示が気になっています。“万一のときはここにかけつけて・・・”などと思っていましたが、近所の具体的な所在地となるとあやふやです。いざという時に探し回ってはいられません。

そこで、地域包括支援センター(私の近辺では「あんしんすこやかセンター」という名称です)に“AEDの所在を示した地図はありますか?”と訊いてみました。

“ない”と言われました。

“AEDを探しにでるより救急車を呼べ。その方が早い”というのが地域包括支援センターの指示です。

なんでもAEDでは回復しないが医療機関の機械だと回復する症状もあるそうです。無闇にAEDを探さず速やかに医療機関に運んで、最新機器での治療を求めるべきとのことです。

なるほど、と納得はしましたが、そうなるとあの「AED(自動体外式除細動器)あります」っていうのは何なのでしょうか?

たまたま近くに置いてあったらダメもとで試してみようか、ということでしょうか?

誰かがコストを払って置いてあるのでしょうが、コストに見合った効果があるのか気になるところです。

【介護】小便器の手すり

公衆トイレの小便器が3器並んでいるとします。この中で、もっとも使用頻度が低いのは真ん中の一器です。なぜなら、全部空いていたら、多くの人が端のどちらかを使います。次に来た人は、一つ(真ん中)を空けて、もう片方の端を使います。次の人が来て二つとも使用中の場合は、真ん中が使われます。中には、全部空いていた場合に真ん中を使う人もいるかもしれませんが、少数派です。

さて、体の不自由な人のために、小便器に手すりがついていることがあります。予算の都合もあるでしょうから、すべてに設置されるわけではありません。一つだけということが多いです。そして、それは端っこの小便器ということが多いです。

これでは、どうしても手すりが必要な人が待つ平均時間が長くなります。

真ん中の小便器に設置するのも、端に設置するのも費用は変わらないと思います。

関係者の人が読んでいたら、手すりは真ん中に(使用頻度の少なそうなところに)つけるよう、ご一考願います。
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えいび

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