【展覧会】歌川国貞展(前期)

於:静嘉堂文庫美術館

「錦のように美しい」と称され、江戸時代の庶民を熱狂させた多色摺木版画「錦絵」。江戸時代後期から末期(19世紀前半)を代表する浮世絵師、歌川国貞(1786-1864、三代歌川豊国)は若くから頭角を現し、59歳の時、師の名を継いで三代豊国を名乗り、歌川派の総帥として多くの門人を率いて活躍しました。特に美人画と役者絵の名手として知られています。本展では、国貞の代表作の中から、江戸の香りを色濃く湛えた作品を選び、展示致します。慌ただしい日常を離れ、しばし江戸の街にタイムスリップしてみませんか。


こじんまりとした美術館なのですが、お客の入りはよく展示品の前はどこも人だかりがしていました。祝日だからということもあるかと思いますが、観ていると引退したようなお年寄りの姿が多かったように思います。

特に、江戸庶民の女性を描いたものが多かったように思います。

歌川広重との合作である、「双筆五十三次」に感心しました。図版は持っているのですが、実物を見たのは多分初めてです。

後期も是非覗いてみたいと思いました。

余談ですが、静嘉堂文庫美術館にある宣伝文(引用したもの)に、国貞が「三代豊国を名乗り」とありますが、これは「二代豊国を名乗り」の間違いです。実際にいた二代を無視して「二代豊国」を名乗っていますが、後世の我々が紛らわしいので「三代豊国」と言っているだけです。

3月25日まで(前期は2月25日まで、後期が2月27日から3月25日まで。前期と後期でほとんどの展示が入れ替わるようです)
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【展覧会】神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展

於:Bunkamuraザ・ミュージアム

神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世は、1583年に首都をウィーンからプラハに移し、独自の芸術文化をその宮廷に花開かせた。特に美術の大家の作品の入手に努め、彼らを宮廷に呼び寄せ自然物も広範囲に収集、自身の嗜好の強い最高水準の芸術作品と珍奇な品々で構成された壮大なコレクションをプラハに築き上げた。


ルドルフ2世のコレクションの一部を再現したものです。実際にコレクションだったものだけではありませんが、こんな感じの品ぞろえだったのかと感じさせる工夫がされています。

したがって美術品の展覧会というよりは、ルドルフ2世という人物へ焦点があったっています。

アンチンボルトの「ルドルフ2世」の肖像が目玉です。絶対君主の肖像で、というより絶対君主でなくても依頼されて描いている肖像で、ああいうのを描かせられるというのがルドルフ2世のすごいところだと思いました。

3月11日まで

【展覧会】墨と金 狩野派の絵画

於:根津美術館

日本絵画のメインストリームだった狩野派に焦点を当てた展覧会です。

狩野派といえば、よく言えばオーソドックス、悪く言えば伝統に閉じこもった一派みたいなイメージで、西洋絵画で言えばアカデミズムみたいにみなされています。この展覧会では、そうした見方を排し、狩野派の革新性をみようというものです。

題名の「墨」は中国の水墨画の伝統。「金」は日本のやまと絵の伝統。「墨と金」としたのは、狩野派が中国絵画に学びながらも日本の伝統である金をもちいた表現を確立したことを象徴するためです。

すべて根津美術館の所蔵作品で占めたためか、永徳の作品がないのが残念です。もっとも歴史の長く、かつ意外にも作風が多岐にわたる狩野派のすべてをいっぱんに見せるのは無理があったのでしょう。

結構、中国人観光客をはじめとして外人が目立っていました。中国人には狩野派の絵はどう映っているか興味があります。

2月12日までです。

【展覧会】東京都写真美術館

恵比寿にある東京都写真美術館が無料デーなので行ってきました。去年も無料デーに行きました。見た展示は二つ。「アジェのインスピレーション」と「日本の新進作家vol4 無垢の経験と写真」です。「生誕100年ユージン・スミス写真展」は今日も有料だったので見ていません。

写真はさっぱりわからんので、ぼおーっとしながら見回っただけですが、「日本の新進作家」の中の片山真理さんの写真に目を見張りました。本人が被写体になっているのですが、この人は病気(先天性四肢疾患)のため9歳で両足を切断、左掌も指が二本だけのようです。彼女の精神性に衝撃を受けました。

【展覧会】オットー・ネーベル展

於:Bunkamuraザ・ミュージアム

ベルリンに生まれ育ったオットー・ネーベル(1892-1973年)は若い頃からの関心の広さをいかして、美術は言うに及ばず建築、演劇、詩作など、他分野に渡って活躍している。1933年にスイスのベルンに移住した後も制作意欲は衰えず、生涯を通じて真摯に創作活動を続けた。

(作品リストより)


恥ずかしながら、この人のことは全く知りませんでした。ロハ券があったので行きましたが、お金を払う必要があったのだとすると行かなかったかもしれません。

実際、知らなかったのは私だけでなく一般には無名の画家らしいです。お客もあんまり入っていませんでした。つまりゆっくり見られます。

抽象画なのですが、カンディンスキーっぽい絵もあり、可愛い系のイラストみたいなものもあります。もしかしたら今後人気が出るかもしれません。

12月17日まで。
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えいび

Author:えいび
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