【テレビ】クローズアップ現代+

11月13日(月)の「クローズアップ現代+」は「”ネットリンチ”の恐怖 突然あなたも被害者に・・・」
スマイリーキクチさん (タレント)
唐澤貴洋さん (弁護士)
蔵重龍 (NHK記者)
武田真一・田中泉 (キャスター)

有名人のみならず一般人も突然ネットや実社会で攻撃をうけ社会生活に影響が出る事例が続出しています。この”ネットリンチ”についてのレポートです。

スマイリーキクチさんは、女子高生コンクリート殺人の犯人呼ばわりされ、現在も仕事に影響が出ています。唐澤貴洋さんは、依頼人に対するネットの誹謗中傷書き込みの削除を要求したことがきっかけで”ネットリンチ”を受け、今でも殺害予告を受けるほか、親族の墓にスプレーでいたずら書きをされるなどの被害を受けています。

他の事例として、東名高速で無理やり車をとめさせ事故を誘発させた男の父親ではないかと疑われ脅迫電話などで業務妨害をうけた人。公共サービスへの不満から料金を支払わなかったとBlogでつづったところネット・手紙果てはメディアの取材攻勢に耐え兼ね失踪(のちに遺体で発見)した人。東京オリンピックのエンブレム問題でデザイナーがネットリンチにあった例、などが紹介されました。

番組の感想です。ちょっと突っ込みが浅いというか一面的だと感じました。”ネットリンチ”に関しては次のような観点でも考えるべきです。

◇批判が事実に基づいていないからダメなのか?
スマイリーキクチ氏や東名高速事件の犯人の”父親”への批判は真実ではありませんでした。そのため”ネットリンチ”はいけないよね、と簡単に納得してしまいます。しかし、そうであるなら東名高速事件の犯人の本当の父親に対してならネットリンチ(「殺す」とか「若いものを連れていく」という電話もあったそうです)をしてもいいのでしょうか。

犯人は成人しているのだから親への批判をすべきでない、という意見もあるかもしれません。それでは仮に犯人が未成年だったら、親へのネットリンチは許されるのでしょうか。

事実に基づかないからダメというのは分かりますが、事実に基づいていた場合はどこまでOKなのか社会的合意はないように思います。

◇批判はすべてダメなのか?
「殺す」は誰が考えても論外でしょうが、普通の批判もあり得ます。”公共料金は払うべきだと思います”という書き込みまでリンチ扱いするのは疑問です。

◇批判がネットを飛び越えることはどう考えるのか?
Blogへの書き込みに対してBlogで反論が来ることは、内容によりますが、容認すべきです。ネットで公共サービスへの不満を書いているのですから、ネット自分が批判されるのは仕方ありません。しかし、隠していた本名や現住所を割り出して手紙や電話で批判をするのは一線を超えているように思います。

◇マスコミの取材攻勢は問題ないのか?
今回はネットリンチを取り上げていますが、マスコミの取材が殺到することもリンチといえばリンチです。一般人がやるのはネットリンチだからダメだけどマスコミは問題なし、というのは通じるのでしょうか?

こうした観点からも考察をすすめてほしかったです。


参)【本】突然、僕は殺人犯にされた
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【テレビ】クロ現+「2兆円↑アニメ産業 その影で・・・」

6月7日NHKの「クロ現+」は「2兆円↑アニメ産業 その影で・・・」。隆盛を誇るアニメ業界の裏側で低賃金にあえぐアニメーター(アニメの絵を描く人)の実態に迫ります。

・市場規模は2兆円を超えたが、制作会社の売上は2000億円前後で伸びていない。
・これは制作委員会方式のため。関連商品や海外展開の儲けが出資した政策委員会が受け取り、実際にアニメを作った制作会社の儲けにつながらない。
・制作会社の4社に1社が赤字。
・年収110万円のアニメーターの事例が紹介された。薄給だが好きな仕事なので頑張っている。
・絵一枚200円が相場。1日20枚が限界。
・アニメーターの4割がフリーランス。正社員は15%。
・業界全体でのアニメーターの平均年収は333万円
・労働基準監督署も動き出している。
・徹底した業務管理で効率化をはかっている制作会社もある。
・CGの活用で、労働時間の削減をはかっている制作会社もある。
・識者からの提言として「健全な制作会社に対する税制優遇処置をつくる(外国で例があるそうです)」「テレビ局は制作費を今の倍にしろ」というのがありました。

■感想
紹介されたかけだしのアニメーターの年収が110万円だそうですが、業界全体では300万を超えています。仮に4割を占めるフリーランスの平均が110万円なら、残りの非フリーランスの年収は500万弱となります。これは決して、高収入ではありませんが恥ずかしいような年収ではありません。

駆け出しの若手とベテランとで年収格差があるのは、ある程度までならむしろ健全といえます。

アニメーターから作画監督や演出家という道をたどることもできるという現実に触れていません。

年収110万はたしかに低賃金で問題だと思います。しかし、奴隷みたいな人生しかない、というわけでもないはずです。極端な例(かけだしの人が年収110万)を紹介して、業界全体を見せていません。

また、作品がヒットしたら出資者(制作委員会)が儲けをとるのは、どの業界でも当然です。出資にはリスクがあるのですから。

【テレビ】銀と金

原作:福本伸行
出演:池松壮亮、リリー・フランキー

テレビ東京で深夜に放映していました。

原作者福本伸行の「カイジ」や「アカギ」のアニメ版に親しんでいたので、観ることにしました。

実写なので、雰囲気が違わないか(役者に引きずられないか)と心配していましたが、大丈夫でした。「カイジ」や「アカギ」と同じく、事実上の生死をかけた賭博勝負の迫真の映像化です。似たような話ですが、キャラクターの性格付けはきちんとしているので、マンネリ感はありません。(「銀と金」の主人公は、完全に運任せの勝負をしています。「カイジ」のように策士とはかなり違います)

広くお薦めできます。

機会があれば原作も読んでみたいです。

【テレビ】朝まで生テレビ 2月25日

2月25日(土)放送のテレビ朝日の「朝まで生テレビ!」のテーマは「激論!トランプ大統領と安倍政権」です。

出演者は、
山本一太 自民、参議院議員
遠山清彦 公明、衆議院議員
百地章 国士舘大学大学院客員教授
飯田泰之 明治大学准教授
岩田温 政治学者、大和大学専任講師
福山哲郎 民進党、参議院議員
辰巳孝太郎 日本共産党、参議院議員
井上達夫 東京大学大学院教授
荻谷麻衣子 弁護士
青木理 ジャーナリスト
三浦瑠璃 国際政治学者、東京大学政策ビジョン研究センター講師
田原総一郎 ジャーナリスト
の11人です。

先月に引き続き、この番組で、誰が誰の発言に割り込んだのかを調べました。

その人の発言が終わってから話し出したのか、まだ言い足りないことがあったのか、というのは客観的には分かりません。すべて私の主観的観測で割り込みと認定したものです。

また、司会者の田原氏の場合は、純粋に割り込んだものもありますが、司会の役割として修正をかけたものもあります。これもすべて私の判断で割り込み、と認定したものを数えています。

当然のことですが、割り込みをかけられても、臆せず喋りとおした場合は割り込みと数えていません。

煩雑なので、出演者の苗字を敬称なしで書き出します。一番左が番組開始時からの時分です。左の人に右の人が割り込みをかけた、と見てください。


1:32 三浦←辰巳
1:34 遠山←辰巳
1:36 荻谷←百地
1:40 飯田←百地
1:42 福山←百地
1:43 福山←百地
1:54 岩田←福山
2:13 三浦←百地
2:16 遠山←田原
2:43 三浦←岩田
2:49 三浦←井上

割り込まれた回数と割り込んだ回数をそれぞれの人ごとに集計します。













名前割込まれ数割込み数
三浦
辰巳
遠山
荻谷
百地
飯田
福山
岩田
田原
井上


総割り込み数は11件で、先月と比べると低調です。割り込みが好きなパネラーが少なかったからだと思います。
そんななかで、百地氏の割り込みが多いのが目立ちますし、三浦氏の割り込まれやすさも健在です。

面白かった、割り込みシーンを再現します。

1:54

岩田「それであっても共産党と民進党は安全保障の問題に関して、自衛隊を認めないと言っている人たちとどうやって連立をしていくのか、どうやって・・・」
福山「誰が、連立するって言ってますか?」
岩田「協力するのに連立しないって・・・」
福山「そういう言い方止めてください」
岩田「協力するんでしょ?」


痛いところをつかれた福山氏がたまらず割り込んだように見えます。


2:16

遠山「まず、天皇の意志というのを要件に入れるということについては憲法四条で、天皇は国政の権能を有しない、政治不介入の原則に抵触するんではないかという意見がありました・・・」
田原「そんなことは、ちょっと、遠山さん。遠山さん。ちょっと遠山さん。ねえちょっと遠山さん。ちょっと待って、ちょっと待って」


田原氏がなんでエキサイトして止めたのかよく分かりません。遠山氏はどういう議論があったのかを紹介しているのですから、じっくり聞きたかったです


2:49

三浦「井上先生の指摘っていうのは、仮に正しかったとしても、それは部分的な部分しか、その示していないんですよ。つまり我々自衛隊が、その信頼醸成措置・・・」
井上「あなたはリアリストでしょ?」
三浦「はい?」
井上「リアリストでしょ?」
三浦「はい」
井上「それを標榜しているんでしょ。合同軍事訓練を(以下略)」


井上氏は自分の意見を否定されたために怒って割り込んだように見えました。言論の場に相応しい振る舞いだとは思えません。

【テレビ】朝まで生テレビ 1月28日

1月28日(土)放送のテレビ朝日の「朝まで生テレビ!」のテーマは「激論!トランプ大統領と安倍政権」です。

出演者は、
片山さつき 自民、参議院議員
堀紘一 ドリームインキュベータ会長
三浦瑠璃 国際政治学者
堀江貴文 SNS m&c(株)ファウンダー
飯田泰之 明治大学准教授
大塚耕平 民進党、参議院議員
荻原博子 経済ジャーナリスト
森永卓郎 獨協大学教授
岩本沙弓 経済評論家
乙武洋匡 作家
田原総一郎 ジャーナリスト
の11人です。

この番組、「激論」という名のもとにか、他人の発言中に割り込んでは好き勝手に喋りだす人が後を絶ちません。今回は、番組内容な紹介・感想ではなく、誰が誰の発言に割り込んだのかを調べました。

その人の発言が終わってから話し出したのか、まだ言い足りないことがあったのか、というのは客観的には分かりません。すべて私の主観的観測で割り込みと認定したものです。

また、司会者の田原氏の場合は、純粋に割り込んだものもありますが、司会の役割として修正をかけたものもあります。これもすべて私の判断で割り込み、と認定したものを数えています。

当然のことですが、割り込みをかけられても、臆せず喋りとおした場合は割り込みと数えていません。

煩雑なので、出演者の苗字を敬称なしで書き出します。一番左が番組開始時からの時分です。左の人に右の人が割り込みをかけた、と見てください。

0:46 堀江←片山
0:50 三浦←荻原
1:02 荻原←飯田
1:09 三浦←田原
1:09 三浦←荻原
1:09 荻原←片山
1:09 片山←荻原
1:13 森永←田原
1:14 田原←荻原
1:16 岩本←堀江
1:18 三浦←堀江
1:18 堀江←森永
1:21 乙武←田原
1:21 乙武←片山
1:21 三浦←片山
1:32 三浦←荻原
1:37 片山←森永
1:45 森永←荻原
1:56 荻原←片山
1:56 片山←堀江
1:58 堀←田原
2:01 三浦←大塚
2:04 田原←乙武
2:31 堀江←片山
2:31 乙武←田原
2:34 三浦←片山
2:36 堀←片山
2:41 飯田←堀江
2:46 三浦←田原
2:47 三浦←田原
2:47 三浦←堀江
2:50 三浦←荻原
2:51 三浦←堀江

割り込まれた回数と割り込んだ回数をそれぞれの人ごとに集計します。














名前割込まれ数割込み数
堀江
三浦13
荻原
片山
森永
田原
岩本
乙武
飯田
大塚


三浦瑠璃氏がダントツの13回割り込まれています。

割り込まれやすいというのは、発言を譲ってしまうという性格に起因することもありますし、突っ込まれやすい発言をしているということも考えられます。また、三浦氏の場合に当てはまると思いますが、発言時間が比較的長いというのも影響しています。

問題は、割り込み数の方です。これは性格が直接に表れます。

堀江氏、荻原氏、片山氏、田原氏の4強が暴れているのが見て取れますし、他人からいくら割り込まれても他人の発言を邪魔しない三浦氏の性格の良さも目立ちます。
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えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

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