内閣府の発表した「基本的法制度に関する世論調査」(平成26年)が私のところに来たと想定して回答してみます。
実際の調査結果は
ここです
Q1 あなたは,今までに,裁判所を見学したり,裁判を傍聴したりしたことがありますか。あります。小学生の時に社会科見学で見学しました。
裁判の傍聴の経験はありませんが、興味はあります。
Q2〔回答票1〕 死刑制度に関して,このような意見がありますが,あなたはどちらの意見に賛成ですか。死刑は廃止すべきと考えています。
Q2SQa1〔回答票2〕 「死刑は廃止すべきである」という意見に賛成の理由はどのようなことですか。この中から,あなたの考えに近いものをいくつでもあげてください。
(ア) 人を殺すことは刑罰であっても人道に反し,野蛮である
(イ) 国家であっても人を殺すことは許されない
(ウ) 裁判に誤りがあったとき,死刑にしてしまうと取り返しがつかない
(エ) 凶悪な犯罪を犯した者でも,更生の可能性がある
(オ) 死刑を廃止しても,そのために凶悪な犯罪が増加するとは思わない
(カ) 生かしておいて罪の償いをさせた方がよい
(キ) その他「裁判に誤りがあったとき,死刑にしてしまうと取り返しがつかない」からです。これ以外に反対理由はありません。
Q2SQa2〔回答票3〕 死刑を廃止する場合には,すぐに全面的に廃止するのがよいと思いますか,それともだんだんに死刑を減らしていって,いずれ全面的に廃止する方がよいと思いますか。「すぐに」というのは、死刑が確定した死刑囚も死刑にしない、という意味なのでしょうか? それには賛成できません。
終身刑を追加して(死刑は残していてもいいです)、判決から徐々に死刑がなくなるというのが現実的だと思います。
つまり、「それともだんだんに死刑を減らしていって,いずれ全面的に廃止する」という考えです。
Q3 死刑がなくなった場合,凶悪な犯罪が増えるという意見と増えないという意見がありますが,あなたはどのようにお考えになりますか。終身刑を導入するなら、増えないと思います。犯人の気持ちになれば、死刑になるのも終身刑になるのも対して違わないと思います。
Q4〔回答票6〕 もし,仮釈放のない「終身刑」が新たに導入されるならば,死刑を廃止する方がよいと思いますか,それとも,終身刑が導入されても,死刑を廃止しない方がよいと思いますか。いきなり刑罰の条項から死刑を廃止することまで求めていません。終身刑が導入されれば、死刑は事実上の廃止になると思います。
Q5〔回答票7〕 あなたは,更生保護という言葉をお聞きになったことがありますか。聞いたことはありますが、意味はあやふやです。
Q6〔回答票8〕 更生保護は,あなたが生活する地域の安全・安心につながる活動だと思いますか。そう思います
Q7〔回答票9〕 あなたご自身は,犯罪をした人の立ち直りを支援し,再犯を防止する更生保護活動に協力したい気持ちはありますか。ありません。
Q7SQb〔回答票11〕 あなたが,更生保護活動に協力したいと思わない理由は何ですか。「自分や家族の身に何か起きないか不安だから」
「犯罪をした人とどのように接すればよいかわからないから」
「活動のイメージがわかないから」
「犯罪をした人への支援などは国や地方公共団体が行うべきだから」
が理由です。
Q8〔回答票12〕 あなたは,「社会を明るくする運動」という言葉をお聞きになったことがありますか。この中から1つだけお答えください。聞いたことはありません。
Q9〔回答票14〕 あなたは,犯罪や非行をした人たちの立ち直りについて,広く国民の理解を深めてもらうためには,どうしたらよいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。わかりません。
これに限らず、広く国民の理解を深めるというのは難しいと思います。
Q10〔回答票15〕 あなたは,「保護司」という言葉をお聞きになったことがありますか。この中から1つだけお答えください。意味は知りませんが、言葉は聞いたことがあります。
Q11〔回答票16〕 あなたは,次の更生保護に携わるボランティア団体などのうちで,聞いたことのあるものがありますか。この中からいくつでもあげてください。
(ア) 更生保護女性会
(イ) BBS会
(ウ) 更生保護施設
(エ) 更生保護協会
(オ) 協力雇用主
(カ) 聞いたことのあるものはない一つもありません。
Q12〔回答票17〕 保護司を始めとする更生保護に携わるボランティアとして,より多くの方に協力してもらうためには,どのようなことが必要だと思いますか。この中からいくつでもあげてください。
(ア) 更生保護に携わるボランティアの活動に対する国や地方公共団体の支援を強化する
(イ) 更生保護に携わるボランティアに国から謝礼を支払う
(ウ) 更生保護に携わるボランティアに対する表彰を充実させる
(エ) 更生保護に携わるボランティアの活動についての座談会など地域や社会教育の場で話し合う機会を持つ
(オ) 職場の研修などで更生保護に携わるボランティアの活動について取り上げる機会を持つ
(カ) 学校の授業で更生保護に携わるボランティアの活動について取り上げる
(キ) テレビ・ラジオで更生保護に携わるボランティアの活動を取り上げる
(ク) 新聞や雑誌・書籍で更生保護に携わるボランティアの活動を取り上げる
(ケ) 更生保護に携わるボランティアの活動を題材としたドラマや映画を放映する
(コ) 更生保護に携わるボランティアの活動に関するリーフレット・パンフレットの配布やポスターの掲示をする
(サ) インターネットやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を活用して更生保護に携わるボランティアの活動について情報発信をする「謝礼を支払うこと」が必要不可欠です。