FC2ブログ

【朝日新聞】パチンコ業界は信用できないのか?

7月31日朝日新聞朝刊。「国内パチンコ業界、カジノマネー注目 海外でノウハウ蓄積/若者離れ、店舗減」という記事が載りました。

パチンコが衰退しつつある中で、業界はカジノに活路を見出そうとしていることを伝えています。

(略)
 パチンコ関連企業がIR事業に参入する背景には、パチンコ業界の衰退がある。公益財団法人「日本生産性本部」によると、17年の参加人数は900万人。10年間で約6割になった。若者を中心にファンが減り、店舗数も減少。パチンコ市場は今後も成長が見込めないとして、関連業界はカジノマネーに期待を寄せている。
 ゴールドマン・サックス証券の試算によると、東京・大阪・北海道の3都市にIRができた場合、カジノの粗利益は年間1兆7500億円規模にのぼる。
 ただ、IR実施法はギャンブル依存症対策の実効性などに疑問を呈する声が相次ぐ中、与党が採決を強行した経緯がある。厚生労働省によると、ギャンブル依存症が疑われる人は全国に約70万人いると推計される。このうち大半がパチンコ・パチスロに最もお金を使っていた。公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表は「パチンコの依存症問題を根本的に解決できない業界が『カジノでは真摯に対応する』と言ったところで信用できない。そんな業界が運営に関わるのは大反対だ」と話す。


ギャンブルがいいか悪いかは別として、パチンコ業界が自分の生き残りをかけてあれこれ事業展開をもくろむのは当然のことだと考えます。

おかしいなと思ったのは、「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の発言です。

パチンコ業界はギャンブル依存症問題を解決していないからカジノでは対応するといっても信用できない、という意見です。しかし、現在のパチンコ業界がギャンブル依存症問題を解決してこなかったのは法がなかったからにすぎません。パチンコ業界からすれば依存症患者は優良顧客です。優良顧客が来なくなる対策を好んでするはずがありません。ビジネスなのだから当たりまえです。法律があれば法を犯さない範囲で対応してくるのは疑いありません。

パチンコ業界は不道徳だからカジノへの参入は許せない、という”潔癖症”は問題の解決には役立ちません。

それよりも、カジノ法案で懸念が示された依存症対策を、パチンコや競輪・競馬といった公営ギャンブルにも適応させることに力を注ぐべきと考えます。
スポンサーサイト



【朝日新聞】「朝鮮戦争と戦後日本」

7月28日朝日新聞朝刊オピニオン欄。「耕論」のコーナー。テーマは「朝鮮戦争と戦後日本」。いつも通り三人の識者が意見を述べています。

blogのネタになりそうな話題なので期待して読みました。

一人目は作家で在日韓国人二世の朴慶南氏。

父親が7歳のときに、先に来日していた祖父を頼って日本に来た。帰国事業で家族の一部が北朝鮮に渡ったため、日朝韓に分かれた住むようになった。まずは朝鮮戦争を終結させて安心したい、という気持ちがつづられています。

二人目は、東京大学名誉教授。武田晴人氏。

朝鮮戦争によって日本は明確に西側陣営に属するようになりながらも軽武装で経済大国を追求する体制になった。現在、中国・韓国・台湾が経済的に追いついてきている。朝鮮戦争が終結すると、政治が経済に追いつく態勢になる、と予言しています。

三人目は、中京大学教授・佐道明広氏。

朝鮮戦争によって戦後日本のあり方が決定した。自衛隊もサンフランシスコ講和条約も安保も朝鮮戦争がなければどうなっていたかわからないし、沖縄の基地問題も淵源は朝鮮戦争にある、と分析しています。

期待外れでした。

期待したのは、”朝鮮戦争の責任は日本にある!”といったネジが外れたような意見です。三人ともまともすぎます。特に、朴慶南氏は、期待の”強制連行が~”というやつどころか、出稼ぎで来日したのがあからさまな説明までしています。帰国事業を日本のせいにすることもしていません。

我ながら何を期待して新聞を読んでいるんだか、と自分で自分にあきれちゃいました。(^o^)/

【時事問題】杉田水脈議員への抗議活動

「生産性」発言で批判を受けている杉田水脈議員への辞職要求抗議活動が起きています。

朝日新聞の記事より引用します。

 衆院議員の杉田水脈氏が月刊誌で、同性カップルを念頭に「子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張したことについて、抗議の声が広がっている。27日には、東京の自民党本部前などに多くの人が集まり、杉田氏の辞職を求めた。杉田氏は以前からこうした発言を繰り返してきたが、自民党は昨秋の衆院選で公認していた。
 27日夜、東京・永田町の自民党本部前。多様性を意味する虹色の旗や「生産性で差別をするな」などと書かれたプラカードを持った人たちが大勢集まり、抗議の声を上げた。人々の列は、自民党本部から道路を挟んだ歩道に延び、近くの参院議員会館まで数百メートルにわたった。抗議を呼びかけた団体によると、参加者は約5千人にのぼった。
(略)


私自身も杉田議員の発言は問題があると考えています。詳細はここに書きました。

政治家の発言に異議があるなら、それを表明する方法の一つとしてデモ活動というのはあり得ます。

しかし、議員辞職まで求めるというのは行き過ぎのように思います。

汚職であれば議員辞職を求められても仕方ありません。しかし思想が違うという理由で選挙で選ばれた国会議員をやめさせようというのは乱暴です。国会議員の地位はそんなに軽いものではありません。

辞職要求のデモなどやっていると、”LGBTに関わることは怖い”という印象を与えかねません。

【映画】ジュラシック・ワールド/炎の王国

「ジュラシックワールド」の二作目であり、「ジュラシックパーク」から数えると五作目です。

前作「ジュラシックワールド」のレビューにも書きましたが、このシリーズは映像のすばらしさと話のスカスカが特徴で、本作でもそれを踏襲しています。テーマはあるみたいに見せていますが、まるで咀嚼されていないので、単なるファッションに過ぎません。

限定された空間で恐竜が暴れまわり、人間が右往左往というのも同じでした。ただし、次作ではそれ(舞台設定)を変えてくるみたいなので、ちょっと期待しています。

これだけ言うと駄目映画みたいですが、すごい映像を大画面で見るという映画館での楽しみを満喫するにはうってつけです。それほどグロいシーンもないので家族づれでも安心して観られます。

なお渋谷TOHOで観たのですが3D上映はありませんでした。そういえば最近3Dの映画は観ていません。もう流行ってないのでしょうか?

【朝日新聞】ポーランドの愛国心?

7月24日朝日新聞の記事『ポーランドにみる愛国心 大国に臆さず主張「頼もしい」』より

 ポーランドの現政権が、周辺諸国との摩擦を生みかねない愛国主義的な姿勢を強く打ち出している。冷戦終結後、欧州連合(EU)に加盟し、西側の一員になったかに見えた国で何が起きているのか。
 「もし誰かが戦争を始め、たくさんの国民を殺し、国を廃虚にしたなら、賠償金を支払うべきだ」
 5月17日、ニューヨークの国連本部。安全保障理事会の議長国としてポーランドのドゥダ大統領が演説した内容が波紋を呼んだ。賠償すべき国とされたのはドイツだ。第2次大戦中、ナチスドイツがポーランドに侵攻、多くの生命を奪った行為に対し、賠償義務があると主張したのだった。
 きっかけは昨年7月、与党「法と正義」のカチンスキ党首が党大会で「我々には倫理的にもドイツから賠償を受ける権利がある」と訴えたことだった。国会に賠償金を算出する委員会ができ、年内に結果を公表する見通しだ。
 ドイツが東西に分断されていた1953年、ポーランドは賠償請求を放棄しており、現ドイツ政府は「決着済み」との立場だ。しかし、この問題で音頭をとってきたマチェレビッチ前防衛相(69)は「賠償放棄はソ連に強要されたもので国際法的に無効」と話す。同氏によると、賠償請求は同党の以前からの主張。親欧州で現野党の「市民プラットホーム」が政権にあった際は実現しなかった。
 国立社会意見調査センターの昨年11月の調査では、国民の54%が「ドイツに賠償金を請求すべきだ」と答え、「すべきではない」の36%を大きく上回る。
(略)


第二次大戦はドイツのポーランド侵攻をもって起点とするのが一般的です。そしてドイツが西からポーランドを攻めた直後にソ連が東からポーランドになだれ込みます。その後、ドイツがソ連を裏切ったことによりソ連は連合国側につきました。勝ったソ連は正義の味方みたいな顔をしていますが、ポーランドに対する戦争責任という意味ではドイツと同罪です。ポーランド人将校を虐殺した事件も、長くドイツのせいにしてきましたが、現在ではソ連の犯行であることがはっきりしています。

したがってドイツに賠償を求めるなら、ソ連(その後継であるロシア)にも求めないと整合性がありません。

まして「賠償放棄はソ連に強要されたもの」であるなら、ドイツへの請求分もロシアに請求すべきです。

どうせロシアに言っても無駄だし、言ったら何をされるか分からないと思って、安全なドイツ相手に言っているのだと思います。それで「愛国」とか「大国に臆さず主張」とか片腹痛いです。

【時事問題】杉田水脈発言

昨日は杉田水脈議員の発言に対して、内容ではなく朝日新聞の社説に焦点を当てて書きました。本日は杉田氏の発言について思うところを述べます。前提として雑誌に掲載された全文を読む必要があるのですが、本屋で見つけることができませんでした(売り切れ?)。そこでネットで探したら、杉田発言の全文と称するものを見つけて読むことができました。本当に全文なのか確証はありませんが、マスコミで報じられたものと矛盾はありませんので、これが杉田発言だったとみなして論じます。

ここにありました。


第一の論点は、キリスト教やイスラム教社会と比べて日本ではLGBTへの差別偏見は少ないではないか、と言っています。

かつて日本では、衆道は武士の嗜みだったり、「好色一代男」の例にあるように、バイセクシャル(B)は割と一般的だったようです。もっともこれは男性同性愛が一般的だったのではなく、その中の少年愛だけが認められていたみたいです。また女性同性愛やトランスジェンダーは偏見以前にまったく認知されていなかったようです。

ところが、明治以降に、たぶん西洋文明の流入とともに男性同性愛への偏見が広まります。

かつて偏見が少なかったのは事実みたいですが、現在偏見にさらされていないわけではありません。

ちょっと不公平な書き方だと思います。


第二は、LGBTが一番つらく感じているのは社会制度が整っていないことではなく家族の不理解である。これは制度を変えても解消しない、と言っています。

制度を変えても家族の不理解は変わらないというのはその通りですが、LGBTの人も主権者であり納税者なのですから、不都合な制度の解消を提案されたら真摯に検討する(却下することもあり得ます)のが政治の役目です。そして家族の理解を深めるのは政治の役目ではありません。制度を変えても家族の理解にはつながらないから制度改革はしませんと政治家が言うのは無理があります。


第三に、制度を変えることは税金を投入することになる。同性愛者は子供を産まない(いわゆる「生産性」がない)から無駄と、と言っています。

これが今回一番反発を招いたところのようです。

LGBT支援のためのどういう制度改革が求められているのかですが、私が知っている範囲では、行政がパートナー証明を出すことで、不動産を借りやすくしたり、入院したパートナーの見舞いに行きやすくするというものです。

この程度だと、税金の投入というほどのことではありません。杉田議員は、軽重を見誤っているように見えます。

また、動物がつがいをつくるのは子孫を残すためというのは真実です。人間も動物ですので子供を作るために結婚するという側面は否定できません。しかし人間の場合、必ずしも子づくりのためだけに結婚するわけではありません。

『子供を産まない(=「生産性」がない)』から政治の支援をしない、というのは暴論だと思います。


第四にLGBTのひとくくりにするのではなく、LGBとTは別枠で考えろ、という主張しています。

これは杉田議員の発言が正しいと考えます。ひとくくりにすることで議論が混乱している面もありますし、LGBT擁護派と非擁護派という本来意味のない対立軸が生まれているようにも見えます。


第五に、女子校では女性同士の疑似恋愛があるが卒業するとみんな普通に男と恋愛している。変に同性愛を持ち上げると錯覚が生まれるのではないか、という主張です。

これは考えられなくもありません。日本でかつて少年愛がさかんだったのは、それを忌避する空気がなかったことが大きいように思います。

ただ、これを「不幸な人を増やすことにつながりかねません」と「不幸」呼ばわりをするのは政治家は問題があります。


第六に、海外でLGBTを認める政策をとったために大混乱が起きていることを報告しています。

確かに、自認する性の更衣室を使わせるというのは問題があると思います。ただ、試みられている制度改革の全てを実現するか全部やらないか、という二者択一ではないはずです。不都合なものはやめればよく、よいものは推進すればいいだけです。それが政治の役目のはずです。

杉田氏の書き方だと、問題があるから制度改革は全部駄目、と読めなくもありません。


第七に、同性婚を認めれば、兄弟婚や親子婚、ペット婚、機械婚と歯止めが利かなくなる、と主張しています。

主張する人はいるかもしれません。言論の自由がある以上止められません。しかし同性婚を認めたら兄弟婚を認めなければならない理屈はありません。それぞれ一つづつ検討し認めるものは認め、認めないものは認めないというのが政治の仕事です。

この論理で同性婚を否定するのは無理があります。


第八に『「常識」や「普通であること」を見失った社会は「秩序」がなくなり、いずれ崩壊していく』と主張しています。

これもおかしな主張です。「常識」や「普通であること」は時代とともに変わります。かつて日本では少年愛への偏見はありませんでした。当時の日本では少年愛は「常識」と「普通であること」の範囲内だったのです。

理由もなく非常識なことが蔓延していいとは言いませんが、「常識」が変わるのは一切許さない、というのは極端です。

■おまけ
「水脈」を「みお」と読ませるのはキラキラネームかと思っちゃいましたが、良く調べたらもともとあった日本語でした。

みお【澪・水脈】(「水の緒」の意)河・海の中で船の通行に適する底深い水路。みよ
(広辞苑)


勉強不足でした(汗)

【朝日新聞】説得力のない社説

7月25日朝日新聞社説「LGBT 自民の認識が問われる」より

 性的少数者をあからさまに差別し、多様な性のあり方を認めていこうという社会の流れに逆行する。見過ごせない見解だ。
 自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題した月刊誌「新潮45」への寄稿で、同性カップルを念頭にこんな持論を展開した。
 「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」
 異性のカップルであっても、子どもを産むか産まないかは、個人の選択である。それを「生産性」という観点で評価する感覚にぞっとする。歴史的に少数者を排除してきた優生思想の差別的考えとどこが違うのか。
 杉田氏は、日本は寛容な社会で、LGBTへの差別はそれほどないという見方も示した。事実誤認もはなはだしい。学校や職場、地域での偏見や差別は各種の報告で明らかだ。
 さまざまな性的指向を認めれば、「兄弟婚を認めろ、親子婚を認めろ、それどころかペット婚や、機械と結婚させろという声も出てくるかもしれません」という主張に至っては、噴飯物というしかない。
(略)


今日は杉田発言についての見解は述べません。社説の文章について論じます。

社説に限らずこの手の文章は自分の意見に賛同してもらうために書きます。そこで重視しなければならない読者は賛成でも反対でもない中間層です。賛成派は黙っていても賛成してくれますし、反対派は多分何を言っても反対です。したがって旗幟を明らかにしていない中間派を取り込むことが肝要です。

この場合は杉田発言のそれぞれのどこがいけないのかを理由を挙げていくことが求められます。読者がもっともな理屈だと思えば賛成してくれますし、屁理屈だと思えば賛成してもらえません。

第一に、カップルへの支援を生産性で測ることは「優生思想の差別的考え」と理由をつけて批判しています。

第二に、LGBTへの差別はさほどでもないという杉田発言を、「各種の報告で明らかだ」と反論しています。

第一と第二は、納得するかどうかはともかく形にはなっています。

しかし第三がいけません。同性愛を認めれば極端な性的指向まで認めざるを得なくなるという杉田発言に対して、「噴飯物というしかない」だけです。噴飯とは

噴飯:「おかしくてたまらず、口中の飯をふき出すこと。ふきだして笑うこと。失笑「--もの」。
(広辞苑)


要するに、理由なしでおかしいと言っているだけです。

この一文で説得力が霧散しました。

【朝日新聞】日本の自殺死亡率はワースト6なの?

7月22日朝日新聞朝刊経済・総合欄。特集「平成経済」。自殺をテーマにしています。その中の記事の一つ『「経済損失4兆円超」推計も』より

 98年、日本の年間自殺者数は3万2863人になった。97年までの20年間は多くて2万5千人台だったので、異常な増え方だった。
 その後も03年の3万4427人をピークに、年3万人超えが続く。しかし、「自殺対策基本法」ができたのは06年。自殺は個人の心の問題だから、と法律づくりが遅れたのだ。
(略)
 とはいえ法律ができ、国、自治体、企業、民間団体が対策に取り組んできた。その結果、12年に自殺者は2万人台に戻り、減少傾向が続いている。
 もっとも、自殺者が減ってきたことを、手放しで喜ぶことはできない。
 厚生労働省は18年版の自殺対策白書で、今の日本でも人口10万人当たりの自殺者数「自殺死亡率」は世界ワースト6位と位置づける。
(略)


具体的にどれだけ自殺者が減ったのかを調べてみました。厚生労働省のホームページに白書がありました。
ここです。

これによると97年の自殺死亡率は26.6。自殺者は24,391人。17年は率は24.0で、数は21、3221人でした。
ここここです。

12年に自殺者は2万人台に戻り、減少傾向が続いている」というのは嘘ではありませんが、印象操作っぽいです。法律の効果かどうかは分かりませんが、わが国の自殺はバブル崩壊によると思われるピークをのり越えて低い水準にある、というのが正しいです。

それでも厚生労働省は「世界ワースト6」と言っているます。しかし白書をよく見ると、「世界ワースト6」のデータは2013~2015年のもので、日本は2014年のものを使っています。ここです。

先のデータで見ると、2014年の自殺者数は25,000人を超えています。一方2017年は21、321人です。かなり古いデータを使って比較しています。現状でも本当にワースト6なのかどうかは非常に疑問です。

勘繰れば、自殺対策費を削られたくない厚生労働省と行政が冷たいせいで自殺者がなかなか減らないというストーリーに持っていきたい新聞の合作みたいな記事です。

ネットがなければわざわざ「自殺対策白書」なんて見ないので、新聞記事をそのまま信じてしまうところでした。

【朝日新聞】ネットによる世論形成は危険なのか?

7月21日朝日新聞朝刊オピニオン欄。「耕論」のコーナー。テーマは「政治家 空疎な言葉」。3人の識者のうちのひとり同志社大学教授・オフェル・フェルドマン氏の「平和日本 甘い国民の評価」より。なおフェルドマン教授は1954年イスラエル生まれ。82年来日。専門は政治心理学です。

 2000年ごろを境に、政府・大手メディア・世論の三者の関係が大きく変わりました。政治家のことばに対する国民の評価は、以前に比べて甘くなっていると思います。
 以前なら、政府とメディアという二つの力が世論を主導していました。しかし、読者も視聴者も、フェイスブック、ブログなどで自ら発信をし始め、国民も世論形成に影響を与えるようになった。この変化はより民主的になったとも言えますが、SNSでの発言には、どこのだれが書いたのか、それが事実なのか分からないものもある。そんな中で、安倍晋三さんや麻生太郎さんが議論を呼ぶ発言をしても、SNS上で「あの発言は正しい」「自分もそう思う」と多くの人が支持する。野党政治家への攻撃も毎日のようにフェイスブックにあがっています。この状況は、感情的になると危険です。
(略)


2000年ごろから読者・視聴者が自分で発信を始めたので「政治家のことばに対する国民の評価は、以前に比べて甘くなっている」というのであれば、それは大手メディアの政府批判に理がなかったということです。

読者・視聴者の発言が匿名であるからといってその”意見”に問題があるとは思いません。”意見”が正しいかどうかを判断するのに、発言者の人格は関係ありません。学者であろうとサラリーマンであろうと、極端に言えば犯罪者であっても関係ありません。主張に対する理由付けが十分にできているかどうかだけが判断基準になります。

発言者の個人情報が問題視されるのは”意見”ではなく”証言”の場合だけです。

読者・視聴者が発言するようになって世論が野党に厳しくなったというなら、それは主に野党の責任です。

【映画】ウィンチェスターハウス

ウィンチェスター家の未亡人が意味の分からない屋敷の増築に固執し続け最終的に怪奇な設計の館になった実話があります。ウィンチェスター銃で死んだ霊魂から逃れるためだと噂されています。

映画はこのウィンチェスターの屋敷が舞台です。

映画を観る前にあまり情報を集めなかったので、本当に幽霊が出る話(ホラー)なのか、実在しない霊魂の存在におびえた老婆の物語(心理サスペンス)なのか知らずに観に行きました。

どちらだったかというと、どちらともとれる内容でした。ちょっとひねったというかひねり過ぎた映画でした。

暑いからホラー映画を観に行こうというノリだとがっかりするかもしれません。他人には勧めにくい映画です。

【アニメ】2018夏調査(2018/4-6月期、終了アニメ、57+2作品) 第49回

アニメ調査室(仮)さんで行っているアンケートに投稿しました。
評価基準は
S : とても良い(第3回より追加)
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可(わかる範囲で良いです)

詳細なレビューはリンク先をご覧ください。

01,踏切時間,x
02,ヒナまつり,B
03,ピアノの森,x
04,刀使ノ巫女,x
05,東京喰種:re,x
06,メガロボクス,x
07,デビルズライン,C
08,スナックワールド,x
09,こみっくがーるず,x
10,ひそねとまそたん,B

11,ゴールデンカムイ,B
12,ヲタクに恋は難しい,x
13,グランクレスト戦記,x
14,宇宙戦艦ティラミス,x
15,3D彼女リアルガール,x
16,鹿楓堂よついろ日和,x
17,されど罪人は竜と踊る,F
18,バジリスク 桜花忍法帖,F
19,ガンゲイル・オンライン,x
20,ニル・アドミラリの天秤,x

21,あまんちゅ! あどばんす,x
22,ウマ娘 プリティーダービー,F
23,お前はまだグンマを知らない,x
24,ダーリン・イン・ザ・フランキス,x
25,かみさまみならいヒミツのここたま,x
26,マーベル スパイダーマン (14-26話),x
27,ラストピリオド 終わりなき螺旋の物語,x
28,カードキャプターさくら クリアカード編,x
29,実験品家族 クリーチャーズ・ファミリー・デイズ,C
30,ありすorありす シスコン兄さんと双子の妹,x

31,銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅,B
32,美男高校地球防衛部HAPPY KISS!,x
33,食戟のソーマ餐の皿 遠月列車篇,x
34,甘い懲罰 私は看守専用ペット,x
35,鬼灯の冷徹第弐期 その弐,x
36,弱虫ペダル GLORY LINE,C
37,ハイスクールD×D HERO,x
38,七つの大罪 戒めの復活,A
39,奴隷区 The Animation,C
40,Butlers 千年百年物語,x

41,立花館To Lieあんぐる,x
42,Caligula カリギュラ,x
43,覇穹 封神演義,x
44,魔法少女 俺,x
45,LOST SONG,x
46,魔法少女サイト,C
47,一人之下 第2期,x
48,蒼天の拳REGENESIS,x
49,多田くんは恋をしない,x
50,斉木楠雄のΨ難 第2期,A

51,Cutie Honey Universe,x
52,Spiritpact 黄泉の契り,x
53,Lostorage conflated WIXOSS,B
54,アイドリッシュセブン (全17話),x
55,(特番 7話) TO BE HEROINE,x
56,(特番) Dies irae (12話~17話),x
57,(特番) フューチャーカード バディファイトX オールスターファイト,x


「ヒナまつり」:安定して笑えました。
「デビルズライン」:ありがちな設定ですが恋愛をメインにしたのが成功しました。
「ひそねとまそたん」:風変りな画風と風変りなストーリーが好印象。
「ゴールデンカムイ」:アイヌを被差別民族としてではなく等身大の存在として見つめなおすことができるようになりました。
「されど罪人は竜と踊る」:もしかしたら原作はすこぶる面白いのかもしれません。アニメで見たらちんぷんかんぷんでした。
「バジリスク 桜花忍法帖」:名作「甲賀忍法帖」をよくもこれだけ貶めたなとあきれ返りました。
「ウマ娘 プリティーダービー」:最近のアニメはこんなのばっかりですね。
「実験品家族 クリーチャーズ・ファミリー・デイズ」:外国産アニメということでちょっと甘めな点にしました。
「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」:端折り気味なのが残念です。
「弱虫ペダル GLORY LINE」:やや惰性ですが見飽きるということはありませんでした。
「七つの大罪 戒めの復活」:中途半端なところで終わりましたが、十分に面白かったです。
「奴隷区 The Animation」:変な設定の話ですが、破綻なくきれいに終結しました。
「魔法少女サイト」:話が途中で終わったので評価しようがありません。
「斉木楠雄のΨ難 第2期」:声優さんたちの至芸を堪能しました。
「Lostorage conflated WIXOSS」:WIXOSSシリーズの完結編です。本当に最後なのかどうか分かりませんが・・・

【朝日新聞】社説:「君が代判決 強制の追認でいいのか」

7月20日朝日新聞社説「君が代判決 強制の追認でいいのか」より

 憲法が定める思想・良心の自由の重みをわきまえぬ、不当な判決と言わざるを得ない。
 入学式や卒業式で君が代が流れる際、起立せずに戒告などの処分を受けた都立高校の元教職員22人が、それを理由に定年後の再雇用を拒まれたのは違法だと訴えた裁判で、最高裁はきのう原告側の敗訴を言い渡した。
 理由はこうだ。
 再雇用はいったん退職した人を改めて採用するもので、その決定にあたって何を重視するかは、雇う側の裁量に任される。原告らが不合格となった06~08年度当時は、希望者を全員再雇用する運用もなかった――。
 物事の本質に踏みこまない、しゃくし定規な判断に驚く。
 戦前の軍国主義と密接な関係がある日の丸・君が代にどう向きあうかは、個人の歴史観や世界観と結びつく微妙な問題だ。
(略)


君が代や日の丸に反対するのも個人の自由だとは思います。しかし彼らの思想には釈然としないものを感じます。

朝日の社説にあるように、彼らが日の丸・君が代に反対するのは「戦前の軍国主義と密接な関係がある」という理由付けです。ですが日の丸も君が代も明治の初めから国旗・国歌となっています。

日本の軍国主義がいつから始まったのかは議論が分かれ、極端な説だと明治の初めからとなっています。終わったのは1945年の終戦ということに異論はないでしょうから、もっとも長くても国旗国歌である君が代と日の丸が軍国主義がかぶったのは半分に過ぎません。

これで、日の丸・君が代から軍国主義を連想するというのは無理があります。

現在の日本の政治のあり方に抗議するために国旗や国歌に敬意を表さないというなら賛否はともかく理屈は通っています。しかし彼らは現在の日本に抗議してはいません。あくまで軍国主義への批判です。

天皇に反対だから君が代に反対だというのも理屈は通っています。もともとの歌詞の意味はともかく国歌にした際に「君」は天皇を指していると解釈したのは明らかだからです。しかし彼らは天皇に反対だとまでは言っていません。

自分の頭で考えたのではなく、誰かに吹き込まれた思想だから理屈が通っていないのだと思います。

もう一つ分からないのは、そこまで日の丸・君が代に反対しているのに教員の地位にしがみついていることです。卒業式や入学式に君が代を流し日の丸を掲げるような職場は、自分から拒否するのは一貫した思想のはずです。

【朝日新聞】「受付嬢ロボット AI研究・報道、ジェンダーの視点を」

7月18日朝日新聞朝刊オピニオン欄。国立情報学研究所教授・新井紀子氏の「受付嬢ロボット AI研究・報道、ジェンダーの視点を」より引用します。

 最近、タイミングを合わせたように、海外の3人の識者から同じ指摘を受けた。
 「日本のロボット・AI(人工知能)研究開発はジェンダーバイアスを助長している。なぜ社会は問題視しないのか?」
(略) 
 彼らが、ジェンダーバイアスを助長するロボット・AI開発の例としてそろって挙げたのが「受付嬢ロボット」だ。日本では東京オリンピック・パラリンピックを視野に入れて、「おもてなし」ロボットの開発に力を入れている。受付嬢ロボットはその代表で、見た目も声も人間の「受付嬢」にそっくりに作られている。最先端のロボット技術を海外に披露するという意図もあり、国の研究開発機関や大学も開発を競っている。それらには「アメリカやEUでは受け入れがたい」ほどのジェンダーバイアスがある、というのだ。
(略)
「受付という労働を担う人=従順そうで美しい風貌の若い女性」というステレオタイプを許容し、ジェンダーバイアスを助長している、というのだ。
 AIはどうだろう。現在のAIは大規模なデータ上の統計に基づいて動いている。たとえば、写真に何が写っているかをAIに判断させるときには、大量の写真データと、何が写っているかを作業員がラベル付けした「正解」のデータを、セットで学習させる。もしラベル付けにバイアスがあるなら、AIはそれを増幅してしまう。科学技術というのは「公平で客観的なもの」という先入観があるが、必ずしも公平性や客観性は期待できないのだ。
 たとえば、膨大な女性の写真データに、作業員が「誰が魅力的か」を5段階評価でラベル付けしたものを、AIに「正解」として学ばせる例で考えてみよう。するとAIは「どんな顔を魅力的だと感じるか」という作業員の価値観を学習してしまう。それは普遍的だろうか。源氏物語絵巻や歌麿が描いた美人と、現代のアイドルを比較すれば、答えは明らかだろう。第一、顔写真で人間の魅力を測ろうとする試み自体、多様な人々が互いの違いを受け入れ、共に生きる「包摂型社会」を目指す上では容認しがたい。
 AIによる判断に歪みがなければ良いかというと、話はそう簡単ではない。最近、顔写真から本人の性的指向(同性愛者か否か等)を判定するAIがアメリカで開発され、その精度が極めて高いことが話題になった。その判定が「事実」だとしても、AIに人のプライバシーをそこまで侵させてよいのか。こうした議論は海外メディアでは盛んにおこなわれているが、日本の主要メディアで包括的・批評的に論じた例は見かけない。
 (略)


たいへん面白い論考で刺激に満ちています。


受付嬢ロボットが『「受付という労働を担う人=従順そうで美しい風貌の若い女性」というステレオタイプを許容し、ジェンダーバイアスを助長』しているという見方には疑問を持ちます

ジェンダーバイアスを助長しているすれば、それは開発中のロボットではなく、現に働いている受付嬢を採用している企業の方です。ロボット開発は現実を追認しているだけですので、現実が気に入らないならと開発中のロボットに文句を言うのは八つ当たりではないでしょうか。


AIの価値判断は人間の価値判断をもとにしているので公平でも客観的でもないという理屈は分かります。

AIの判断をその程度のものだと認識する必要があるのでしょう。研究者の倫理の問題ではなく、新しい技術を受け入れる社会の問題なのでしょう。

ただ、源氏物語絵巻や歌麿を例にとって時代によって美人顔が変わるというのは無理があります。源氏物語絵巻も歌麿も決して写実的な絵ではありません。昔、ああいう顔の女性が生きていたわけではありません。

時代や文化によって美人の顔が変わるというのは事実だと思いますが、例がおかしいです。


美人の話はAIは必ずしも客観的でないということでしたが、客観的な場合もあってAIで性的嗜好を判別できるとのことです。

現在の我々からすれば個人情報が丸裸にできる技術が発展することは脅威を感じます。しかし止めることはできないでしょう。考えてみれば「嘘発見器」だって悪用すれば市民には脅威です。

これも技術者の問題というより、その新技術を社会がどう受け入れるかという問題だと思います。


受付嬢ロボットがジェンダーバイアスを助長している、との論点に戻ります。

受付ロボットを人間そっくにしても道案内という意味においてはなんの理由もありません。美人どころか人間の形をする必要もなく、例えばピラミッド型のオブジェでも事足ります。

人間そっくりなロボットを開発しているのは、現時点では単に技術者が興味があるという理由しかないのでしょう。そこが海外の識者に突っ込まれたところだと思います。

しかし、おそらくこの技術の延長に性交目的のロボットが出てくるでしょう。

こうした開発が現実的になったときに、受付嬢ロボットくらいで苦言を呈していた人たちはどう反応するでしょう。卒倒しちゃうかな?

【朝日新聞】小沢氏との連携は野党の悪手

7月16日朝日新聞朝刊。『小沢氏、増す存在感 3度目の政権交代へ「最後の挑戦」 参院選にらむ』より

 国会議員歴49年で、衆参両院を通じて現役最長の小沢一郎氏(76)の存在感が増している。
(略)
 小沢氏は立憲と緊密な関係にある。民主党政権時代に敵対関係にあった枝野幸男代表とは昨年秋の衆院選後、月1回程度のペースで会食を重ねる。枝野氏の側近の本多平直氏ら中堅・若手とも会談した。辻元清美国会対策委員長にもたびたび国会戦術を説いた。
(略)
 共産党の志位和夫委員長も、小沢氏に期待する一人だ。90年代の党書記局長時代から付き合いがある。野党内には政局優先と評される小沢氏の手法を「古い政治だ」(中堅議員)と批判する声が根強くあるが、国民民主党のベテラン職員は「いまの野党代表で、小沢さんの話を無視できる人は誰もいない」と語る。
(略) 


小沢一郎氏と親密になったら野党は壊滅すると思います。ほぼ小沢氏ひとりといえる現状で彼の政党の支持率は0です。小沢氏の指示は偏在しているために特定の選挙区では当選者が出せるますが、逆に言えば限りなく支持のない選挙区も多くあるということです。

わずかでも支持率があるなら連携すれば足し算になると考えている野党党首がいるのかもしれませんが、不支持率を忘れてはいけません。立憲や国民民主党単独なら投票しても、○○党と仲良くしているなら入れたくない、という投票行動があります。

主に日本共産党との連携で懸念されることですが、小沢氏にも当てはまります。数パーセントでも支持率がある日本共産党の方がましかもしれません。

特に立憲民主党は、異論のある政治家を排除することに成功して旧民主党の倍近い支持率を得ています。ここで小沢氏と連携するのは、それらの資産をドブに捨てるようなものです。

【アニメ】Lostorage conflated WIXOSS

映画にもなった「WIXOSS」シリーズの最新シーズンです。

もとはタカラトミー社の販売しているカードゲーム「WIXOSS」をもとにした映像作品で、ぶっちゃけて言えば販促のためのアニメです。普通の販促作品だったら”「WIXOSS」をやって友達ができました”とか”「WIXROSS」で頑張って勝利の快感を得ました”とかいった商品を売り込む構成にするのですが、このアニメシリーズでは”「WIXROSS」やったら不幸になる”というのが基本骨子です。この企画を通したスポンサーに敬意を表したいと思います。

「selector spread WIXOSS」と「selector spread WIXOSS」は一連のストーリー。「劇場版 selector destructed WIXOSS」はその総集編。

「Lostorage incited WIXOSS」は、主人公を変えて新たな物語。

そして「Lostorage conflated WIXOSS」はすべてのストーリーを包含した集大成という位置づけで、いままでの主要キャラクターが集結しました。

これで、一応「WIXOSS」シリーズは終わったようです。しかしタカラトミーがまだカードゲーム「WIXOSS」を販売している以上、これで完全に終わりになるとは思えません。新作ができたらもちろん付き合います。

【世論調査】朝日新聞:7月16日発表

7月16日朝日新聞で世論調査の結果が発表されました。

 (数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。◆は全員への質問。◇は枝分かれ質問で該当する回答者の中での比率。〈 〉内の数字は全体に対する比率。丸カッコ内の数字は、6月16、17日の調査結果)

◆安倍内閣を支持しますか。
支持する38(38)
支持しない43(45)

◇(「支持する」と答えた人に)それはどうしてですか。(選択肢から一つ選ぶ=択一)
首相が安倍さん13〈5〉
自民党中心の内閣16〈6〉
政策の面18〈7〉
他よりよさそう53〈20〉

◇(「支持しない」と答えた人に)それはどうしてですか。(択一)
首相が安倍さん18〈8〉
自民党中心の内閣25〈11〉
政策の面40〈17〉
他のほうがよさそう11〈5〉

◆今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
自民34(34)
立憲8(9)
国民1(1)
公明4(3)
共産3(3)
維新1(1)
自由0(0)
希望0(0)
社民1(0)
こころ0(0)
その他の政党1(1)
支持する政党はない39(40)
答えない・分からない8(8)

◆9月に自民党の総裁選挙があります。次の自民党総裁にふさわしいのは誰だと思いますか。(択一)
安倍晋三さん28(27)
石破茂さん23(23)
岸田文雄さん5(5)
野田聖子さん7(7)
この中にはいない33(33)

◆第2次安倍政権が発足して5年半が経ちました。安倍首相のこれまでの実績全体について、どの程度評価しますか。(択一)
大いに評価する7
ある程度評価する52
あまり評価しない30
まったく評価しない10

◆安倍政権が5年半続いている理由は何だと思いますか。(択一)
安倍さんの政治姿勢や政策がよいから10
景気がよいから7
政治に変化を求めていないから10
他に期待できる人や政党がないから69

◆今回、西日本を中心に大きな被害をもたらした豪雨災害について、安倍内閣の対応を評価しますか。
評価する32
評価しない45

◆政府は、ギャンブルができるカジノの入場料などを定めた法案の成立を今の国会で目指しています。この法案が成立すると、カジノが実際に国内でできるようになります。この法案を今の国会で成立させるべきだと思いますか。
今の国会で成立させるべきだ17(17)
その必要はない76(73)

◆与党は、参議院の定数を六つ増やす公職選挙法の改正案を、今の国会で成立させる方針です。この改正案は、比例区では優先的に当選できる枠を新たに設けて定数を増やし、選挙区でも一票の格差を是正するために定数を増やします。この改正案に賛成ですか。
賛成24
反対56

◆安倍首相の友人が理事長を務める、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る問題についてうかがいます。これまでの安倍首相や加計理事長の説明によって、加計学園が優遇されたのではないかという疑惑は晴れたと思いますか。
疑惑は晴れた8
晴れていない83

◆森友学園や加計学園を巡る問題について、国会が引き続き解明に取り組むべきだと思いますか。
解明に取り組むべきだ50(57)
その必要はない41(32)

◆政治や社会の出来事についての情報を得るとき、一番参考にするメディアは何ですか。(択一)
新聞24
テレビ44
インターネットのニュースサイト26
ツイッターやフェイスブックなどのSNS4

 (高校野球に関する質問と回答は後日掲載します)

 <調査方法> コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で14、15の両日に全国の有権者を対象に調査した(固定は福島県の一部を除く)。固定は有権者がいると判明した1913世帯から933人(回答率49%)、携帯は有権者につながった2072件のうち1008人(同49%)、計1941人の有効回答を得た。


この世論調査が私のところに来たと想定して回答してみます。
>◆安倍内閣を支持しますか。
支持します。
前回とほぼ変わらずという結果でした。

>◇(「支持する」と答えた人に)それはどうしてですか。
「首相が安倍さん」だからです。自民党はあんまり支持できませんが安倍さんは支持してます。

>◆今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
支持政党はありません。
注目すべきは国民です。1%より増えません。支持率どおりに投票するわけではありませんが、このままだと選挙で壊滅する可能性が視野に入ってきました。
立憲もじわじわ下げていますが、こちらは野党第一党の強みで、特に支持してなくても自民党が嫌いな人が入れてくれますので、この支持率よりは善戦することになるでしょう。
社民は次の選挙でなくなるかもしれません。いくばくかのさみしさを感じます。

>◆9月に自民党の総裁選挙があります。次の自民党総裁にふさわしいのは誰だと思いますか。
安倍さんです。

>◆第2次安倍政権が発足して5年半が経ちました。安倍首相のこれまでの実績全体について、どの程度評価しますか。
大いに評価します。

>◆安倍政権が5年半続いている理由は何だと思いますか。
択一では選びにくいのですが、”最大の理由”ということで選べば「景気がよいから」だと思います。

>◆今回、西日本を中心に大きな被害をもたらした豪雨災害について、安倍内閣の対応を評価しますか。
被災者でないので軽々には言えませんが、傍で見ているかぎりよくやっていると思います。

>◆政府は、ギャンブルができるカジノの入場料などを定めた法案の成立を今の国会で目指しています。この法案が成立すると、カジノが実際に国内でできるようになります。この法案を今の国会で成立させるべきだと思いますか。
「今の国会で」と限定させて訊く意味がわかりません。

>◆与党は、参議院の定数を六つ増やす公職選挙法の改正案を、今の国会で成立させる方針です。この改正案は、比例区では優先的に当選できる枠を新たに設けて定数を増やし、選挙区でも一票の格差を是正するために定数を増やします。この改正案に賛成ですか。
反対です。
ところでなんでこの設問は「今の国会で」と限定しないのでしょうか?

>◆安倍首相の友人が理事長を務める、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る問題についてうかがいます。これまでの安倍首相や加計理事長の説明によって、加計学園が優遇されたのではないかという疑惑は晴れたと思いますか。
初めから”疑惑”なるものが蜃気楼のようなものだったと思います。

>◆森友学園や加計学園を巡る問題について、国会が引き続き解明に取り組むべきだと思いますか。
もっと他にやることはいっぱいあると思います。

>◆政治や社会の出来事についての情報を得るとき、一番参考にするメディアは何ですか。
「事実」を確認するのであれば新聞もテレビもニュースサイトも同じようなものだと思います。「論評」に納得するかという意味ではどれも同じように鵜呑みにしません。


【時事問題】参院選挙制度改正

参院の選挙制度改正案が参院の本会議で可決されました。参院のことを衆院がひっくり返すとは考えにくいので成立するのはほぼ間違いないでしょう。

この改正案の骨子は、定数を4増し比例区に優先的に当選できる枠を設けるというものです。合区した選挙区の救済策だと見られています。

私はこの制度改革には問題が多いと考えます。

定数増に関して批判する向きもありますが、私としてはどうでもいいかなと思っています。有権者は議員を通じて国政に参加していますので、議員数が減るということは有権者の意志を反映させにくくすることに通じます。定数増を議員の既得権益拡大とみなすの考えには同意できません。

優先枠というのも、合区への対応という底意が透けて見えますが、外形的には不当とまでは言えません。衆院の比例区でも政党が名簿に順位をつけています。

問題なのは、与党だけの賛成で可決したことです。

他の案件だったら、ある程度の審議を経た後で多数決をとるのは当然です。しかし選挙制度は別です。それを許せば、51%を握る政党がおのれに有利な制度改革をしていいことになってしまいます。

野党のできれば野党第一党の賛成を得た上での改正をするべきでした。

【アニメ】銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅

かつてアニメ化された「銀河英雄伝説」のリメイクです。原作は既読です。アニメの旧作も観ています。

1クールしかやってないので、当然のことながら全部は映像化できていません。続きは劇場で、とのことですが、これも三部作しか予定にないので長くても6時間たらずですから、すべての映像化はできないと思われます。それとも全部3部作に押し込めるつもりでしょうか。

イゼルローン要塞内部の描写など原作に追加した部分はよかったと思います。しかし、原作の細かい部分を端折ったところが多かったように思います。この作品に限らず小説を原作にした場合の宿命かもしれませんが、原作既読派には残念でした。

劇場版は多分観に行きます。

【時事問題】オウム事件の真相解明

先般、オウム真理教が起こした一連の事件に関わった複数の死刑囚の処刑が執行されました。この死刑執行に対して、事件の真相解明ができなくなったという角度から批判する人たちがいます。

私にはこうした意見は理解できません。

教祖や側近の一部は事件への関わりを口にすることはなかったのですが、少なからぬ死刑囚は真摯に反省の弁を述べていました。これ以上なにを解明しなければならないのか分かりません。これで”真相はまだ不明”と言っていては、真相が明らかになった事件なんて一つもないことになります。

「真相の解明」の目的は、二度とこのような事件を引き起こさないように、とのことでしょうが、宗教団体が一般人の殺害に及んだ事件はオウム以降ないはずです。その一方で、幼児の虐待やあおり運転は絶え間なく起きています。

したがって二度と同じことを起こさないために研究すべきなのは、宗教団体の事件ではなく、そうしたある意味で地味な事件の方です。

高学歴のエリートが犯罪に手を染めたという特色を言い立てたいのかもしれませんが、それならば建築業界の談合事件だって同じです。しかも談合事件はなんども繰り返されています。

一部知識人のオウムへの関心の高さがどこから来るのか分かりかねます。

【アニメ】斉木楠雄のΨ難 第2期

一期に続いて視聴しました。

安定した面白さです。

機関銃のように喋りまくる声優さんたちの話芸にも聞きほれました。あのスピードにもかかわらず聞き取りやすく言葉が出てくるというのは驚きです。

ギャグのテンポもよく衰えを知りません。終始笑わせてくれました。

三期も期待します。

【時事問題】女子大がトランスジェンダーの受け入れ

国立お茶の水女子大が、体が男でも自らを女と考えているトランスジェンダーの学生を受け入れるとの方針を発表しました。朝日新聞の社説などでは、多様性のある社会のために素晴らしいことであるという筋で論じています。

トランスジェンダーの人を差別する意図はありませんが、この方針には違和感を覚えました。

私立であるならどうでもいいのですが、国公立の学校が女子だけとか男子だけという入学基準を設けているのは憲法違反だと考えます。

一昔前は、女子が高等教育を受けるのが難しかったという事情があるので、女子だけの大学を設置する意味はあったのでしょうが、現在はそうした状況ではありません。どの大学でも普通に女子が学ぶことができます。

もっともお茶の水女子大側では、まだ女子は一般大学で男と机を並べて教育を受けるのは難しいと考えているのかもしれません。そうであったとしてもトランスジェンダーの人が一般大学に行けない(=女子大にしか行けない)と考えているとは思えません。

想像ですが、LGBTの権利擁護を言うことで自分の人権意識の高さを示したい人たちが女子大への入学という目標を掲げ、やはり自分の人権意識の高さを示したい大学が応じたという構図ではないでしょうか。

そんなに多様性を大事にしたいなら、女子(と性自認が女子)だけといった心の狭い校則を改め、すべての性に対して入学を許可すべきだと考えます。

【アニメ】七つの大罪 戒めの復活

夏に劇場版が控えている「七つの大罪」の続編です。

強力な敵が現れたので、特訓するだの新しい仲間が増えるだの封印された力を開放するだのと、言ってみればお決まりの展開です。安心して観られるとも言えますが・・・

今回から「闘級」という概念が登場しました。各キャラクターの戦闘力を数値化したものです。

おそらくゲーム文化の影響だと思いますが、漫画とかアニメには似つかわしくないように思います。数字で強弱が分かるなら闘うまでもなく勝敗は明らかですし、勝敗と数字が食い違うなら数字には意味がありません。

”闘級1万だ!”でビックリさせられるなら、”闘級100万”だの”闘級1憶”だのといくらでもエスカレートさせられます。数字だけで盛り上げるのではなく、敵キャラクターのたたずまいとか台詞とか能力とかで強さを見せていくべきだと思います。

しかし、いまのところ”闘級”に振り回されることなく、スムーズに進行しているようです。

このシリーズの敵”十戒”との決着はつきませんでした。それどころか、”七つの大罪”の一人が”十戒”の一員だったという、今後の展開の予測がつかないシーンで終了となりました。

次作を心待ちにしています。

なお、劇場版はTV版とは独立したストーリーになるようです。劇場場も観に行く予定です。

【本】二度目の人生を異世界で1

著:まいん

作者のネットでの発言が問題視され、アニメ化の話がぽしゃった「二度目の人生を異世界で」を読んでみました。

タイトルに「1」がついています。ライトノベルでは一作目には「1」をつけず二作目から「2」「3」と付けていくことが多いように思います。「2」が出るかどうかは一作目の売り上げにかかっているからでしょう。一作目に「1」がついているのは初めから続刊が予定されていたことを意味します。

内容はよくある異世界転生ものです。

主人公は前世の記憶を持っていません。ただし死後に神に依頼されたところからは覚えていますので、別世界から転生したという知識は持っています。

ちょっと珍しいのは、主人公が転生前に94歳で老衰死しているというところです。転生後は18歳くらいの肉体を持ちますがきちんとした理由があります。

前世での本人のプロフィールはこんな感じです。
・幼少より剣道を嗜み、13歳にして剣術へ移行し、その才能を開花させる。
・15歳より、武者修行と称し中国大陸へ渡り黒社会で活動。
・刀一本で大人数へ切り込み、生還する様から「剣鬼」の異名で呼ばれる。
・黒社会活動中の殺害人数は5年間で912名に及ぶ。
・その後、世界大戦に従軍。
・4年間の従軍期間中の殺害数は3712名。全て斬殺。
・「ブレードオーガ」のコードネームで畏怖される。
・終戦後は巧刀流の家督を継ぎ、後進の育成や、剣術の普及に尽力
・各地で公演や剣術の実演を行い、巧刀一刀流を広く普及させ、国内外に49の道場を持つに至る。
・晩年は刀匠とし大成し、「華蓮」の銘を持ち、人間国宝に指定。
・美食家としても知られ、自身も高い料理の腕を持つ。
・94歳と127日目にして、老衰にて死去。
・生涯殺害数、5730名。
・終戦後だけで1106名を殺害しているものの犯罪歴なし(この巻の段階では理由は不明)

どうやら、アニメ化反対の原因は作者のSNSでの発言だけでなく、主人公のプロフィールにもありそうです。従軍期間中に3712名を斬殺、というのが気に障ったみたいです。

しかし英語の異名をついたあたりは、現実の日本軍とは思えませんが、もしかしたら作者はたいして歴史への興味がなく、右派的な思想は見せかけだけ(ファッション)だったのかもしれません。

この一冊で、おそらくアニメ化したら2話くらいの内容だと思います。遺憾ながら、アニメ化したら多分1話だけみて視聴継続しなかったでしょう。なぜなら、ありきたり感があふれているからです。せっかく18歳の肉体をもつ94歳という珍しい設定なのに生かせていません。これでは、多少世間慣れしている程度の18歳です。

2巻目以降で化けるのかもしれませんが・・・

【アニメ】弱虫ペダル GLORY LINE

「弱虫ペダル」の4期目です。

3期の続きでインターハイ決勝です。毎回同じことを書いていますが

・ほとんどすべての勝負がコンマ何秒の差という決着をしている。偶然にしては出来すぎ
・最終的な優勝こそを狙うべきなのに、途中のスプリントや山岳や一日目二日目の一着に執着しすぎえている。そこにこだわるあまり肝心の時にヘロヘロになるのは納得しがたい

につきます。過去記事のコピペをしてしまいました。

また、去年のインターハイと同じ強豪校が競っているので、目新しさがありません。学年が違っていますから一部の選手は入れ替わっているのですが、先輩との交流だのなんだのというエピソードをちりばめていますので、それが好きな人はいいのでしょうが、進行がダラダラしているとも言えます。

だんだん見るのが苦痛になってきましたが、ここまできたら最後まで付き合います。

【時事問題】オウム事件死刑囚の刑執行

オウム真理教の一連の事件で、教祖と幹部の7名の死刑が執行されました。


平成で起きた事件なので平成のうちに決着(執行)との意図が一部にあったように報道されました。

これはおかしなことです。平成の事件で刑を執行されていない死刑囚はオウム関係者だけではありません。

報道が正しいとすると、これから死刑のラッシュが起きます。そんなことってありえないと思うのですが・・・


死刑反対の声が沸き起こっています。一般人が言うのは構わないのですが、国会議員までがそれを言うのは首を傾げます。

死刑に反対する国会議員なら、刑法から死刑を外すように法律を改正を目指すべきです。賛成が多数を得られれば改正できます。

それをせずに、司法が死刑の判断を下したものにいちゃもんをつけるのは国会議員の則を超えています。


EUから今回の死刑執行に反対の表明があったそうです。大きなお世話という気もしますが、この際各国の量刑の相場を比較すべきではないでしょうか。

アメリカのドラマなどを見ていると、フィクションだから正確ではないのかもしれませんが、一人殺して終身刑みたいな判決が結構あります。

死刑の有無だけを比べるのではなく、他の量刑も比較してほしいものです。


私としては、終身刑を設けることを前提に死刑廃止を支持します。ただし、これはこれから裁判のあるものだけに適用し、すでに判決が下ったものについてはたんたんと執行すべきと考えています。

【アニメ】ヒナまつり

原作は未読です。

いわゆる人情コメディなのでしょうが、コメディの部分がわりかしブラックな感じなところが目新しいです。

人情ばなしなのかと思えばギャグを混ぜるし、ギャグなのかと思えば人情話で泣かせるし、と毎回意表をついてきます。毎回、うまいなあ、と唸らされました。

続編がありそうな終わり方なので、二期を期待します。

【雑記】採用面接を控えた日本大学の学生に告げる

7月3日朝日新聞朝刊。「波聞風問」のコーナー。編集委員・堀篭俊材氏の『「悪質タックル」組織の暴走ひとごとではない』といいうコラムが載りました。日大アメフト部の悪質タックルを組織の問題として捉え、森友学園騒ぎでの公文書改竄とからめるという論理展開です。

なんでもかんでも自民党の政権批判に結びつけるいつものパターンでつまらないのですが、冒頭の一節は看過できません

 「アメフト部の悪質タックル問題、君はどう思う?」。採用面接で聞かれる日本大の4年生たちに、ある学部の就職指導の担当者はこうアドバイスしているという。「『第三者委員会の報告書をみてください』と答えて」
(略)


私が採用担当なら(違うけど)、こんな回答をした学生はお断りします。

「君はどう思う?」と訊かれたのですから、自分の意見を述べなければいけません。「第三者委員会の報告書をみてください」では、質問の意味が、それも極めて単純な日本語の意味を理解できない学生だとみなします。

採用担当官は、悪質タックル問題の責任がどこにあるのかを知りたくて訊いたのではありませんし、目の前の学生の責任だと思って訊いたのでもありません。自分の考えを表現できる能力がどの程度あるのかを問うているのです。「第三者委員会の報告書をみてください」では、まるで駄目です。

学生諸君! この就職指導担当者の言うことを聞いてはいけません。

【アニメ】ゴールデンカムイ

原作は未読です。

開拓時代の北海道を舞台にした、隠された黄金を巡る群像劇です。本筋もさることながら、うんちくっぽく語られるアイヌの風俗や開拓地の様子にも興味をそそられます。

原作は読んでいませんが、質の高さを感じます。

未完で終わりましたが、個々のエピソードで話が盛り上がっているので気になりません。二期があればもちろん観ますが・・・

ところで最終回に能登麻美子さんの演じるキャラクターが出てきました。ふと気づくと、最終回に能登さんが出てくるのが最近結構あります。「魔法少女サイト」もそうでしたし「刻刻」もそうでした。偶然なのでしょうか?

【朝日新聞】米メディアのトランプ嫌い

6月30日朝日新聞朝刊オピニオン欄。「コラムニストの眼」のコーナー(NYタイムズ紙に載ったものを朝日新聞が抄訳したものです)。トーマス・フリードマン氏の「暴君好むトランプ氏 反対派の圧殺に許可証」より

(略)
 だがこれら(トランプ氏が貿易問題で同盟国のカナダを批判したこと)は、トランプ氏がいかに前任者たちと異なる視点で世界を見ているかを示している。全ては取引なのだ。あなたは私のために何をしてくれたのか、ということだ。米国は国際秩序と人権を支持する最後のとりでであるとした概念は終わった。
(略)
トランプ氏が恐ろしいのは、彼が我々の民主的な同盟国よりも独裁者を好んでいるように見えることだ。
(略)
 かつての米国ならば、外国の指導者たちに「米国はこんなことを許してくれない」と言わせていただろう。だが、もう違う。トルコやサウジアラビアには、それらを耳打ちする大使ですらトランプ氏は配置していないのだ。
(略)


G7でのトランプ大統領の振る舞いを見るといままでの米国大統領とは違うというのは分かります。これまでの米大統領は冷戦が終わった後でも「西側陣営」という意識があったように思います。トランプ氏には「西側」とか「同盟国」という意識は希薄なようです。

しかし、トランプ以前の米国が人権を大切にする国とだけ仲良くしてきたということはありません。東側陣営に対立しているというだけで世界の独裁者を支援してきました。

フリードマン氏も一応その認識はあるらしく、米大使が人権を守るように働きかけていた、という言い訳をしています。

働きかけがあったというのが本当なのかどうか知りません。しかし、あったとしても効果が限定的だった以上、トランプ以前の米政権の手が真っ白とは言えません。

トランプ氏が特異なのは事実なのでしょうが、それはこれまでと違って不道徳だから、ということではないように思います。

これがトランプ嫌いの米メディアなんだなあ、と実感するコラムでした。

【アニメ】奴隷区

原作は未読です。実写映画もあったらしいですが観てません。

装着してゲームをすると勝った方が負けた方を奴隷にできるという特殊な器具で戦う群像劇です。意味があるのかどうか分かりませんが、キャラクター名は東京都の23区の区名と同じです。

下品に流れそうな設定ですが、意外に真面目にできていました。ただし、頭脳戦みたいに描いていますが、頭脳戦になっていません。多くが運任せの勝負で、たまにあるのが暴力で脅迫した無理やり負けを強いるという大味なものです。

この話の闘いは、たおした相手を奴隷にするというものなので、負けたキャラクターが退場しません。新キャラがどんどん出てくるのに減らないのでキャラクターが一杯です。それでも混乱させずに見せられるというのは制作者の力量を感じさせます。

ところで、負かした敵を味方(ようするに手駒)にできるというのは、将棋の発想なのでしょうか?
sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle