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【朝日新聞】韓国との民間交流途絶

7月29日朝日新聞朝刊の記事「中学生訪韓、出発式までしたのに 交流事業が次々中止」より

 日本政府による対韓輸出規制の強化を受け、韓国の釜山市が28日、長崎県や福岡市などと続ける自治体交流の「中断」を宣言した。韓国では日本製品の不買運動が続いており、訪日旅行者数も激減。出口の見えない政府間のにらみ合いが、互いの経済や文化活動にも悪影響を広げている。
 「日韓関係が発展的に改善するまでの間、延期したい」
 長崎県の担当者が29日、友好交流都市の韓国・釜山市に問い合わせると、こう返答があった。毎年、交流内容を盛り込んだ協議書を締結していて、今年は8月上旬に、釜山市の部長級職員が長崎を訪問する予定だった。
 一方の釜山市は、長崎県や福岡市などとの交流事業について「韓日関係が発展的に改善するまで暫定的に中断する」と28日に発表。日本政府の韓国への輸出規制を踏まえた措置だと説明した。呉巨敦(オゴドン)市長は「不当な経済報復措置が速やかに撤退され、両国関係が一日も早く正常化することを期待する」との談話を出した。呉氏は政権与党である「共に民主党」に所属している。
 政治的な駆け引きによって、長年、日本と韓国の間で続いてきた交流イベントが、相次いで中止や延期となっている。
 長崎県対馬市では、8月上旬の「対馬厳原港まつり」で、朝鮮通信使の復元船の来航中止が決まった。派遣を準備していた韓国の財団法人「釜山文化財団」が市に中止を伝えた。比田勝尚喜市長は「朝鮮通信使に関する事業は日韓の平和を象徴するもの。国家間の問題が早期に解決することを望むばかり」と談話を出した。
 岐阜県大垣市では、28日から予定していた韓国・昌原(チャンウォン)市の子どもたちとのサッカー交流が延期に。「外交関係が難しい状況になっている」などと、韓国側が延期を申し入れたという。
(略)



よく分からない記事です。

相次いで交流停止になった事案をいくつか挙げていますが、全体の民間交流がどれだけあるのかが分からないと全体像が見えません。すべての交流が途絶えたのか、半分の交流が途絶えたのか、全体の1%が途絶えたのかで意味合いが変わっています。


こういう海外との交流というのは何を目的にしているのかと思います。表向きは異文化交流で子供たちの視野を広げ云々、ということかもしれませんが、実態は引率の大人が飲み食いしたいだけではないでしょうか。「姉妹都市」にもそういう臭いがしますが、子供をだしにしている分悪質な感じがします。


韓国と揉めて民間交流が中止になるのはいままでもよくありました。たいてい韓国から断絶しているようです。

どうしても異文化交流がしたいなら、韓国以外の相手にすべきです。韓国と付き合っているとこれからも振り回されるだけです。
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【テレビ】大草原の小さな家 第八話「オルガの靴」

久しぶりに「大草原の小さな家」の感想です。

ローラは左右の足の長さが違うため走ることのできない少女(オルガ)と友達になります。靴の高さを調整すれば自由に走れることに気づいたチャールズは靴を作ることをオルガの父親に提案します。しかしオルガの父親は拒絶。しかしオルガの祖母がこっそりチャールズに靴を作ることを頼みます。インガルス家のパーティーに招かれたオルガは靴をプレゼントされます。苦情を言いに来たオルガの父ですが、楽しそうに友達と走り回っている娘を見て、自分の心の狭さを後悔しました。


パーティーの前、ローラとオルガは、特製の靴で突然走り出して友達をびっくりさせようと相談します。

このシーンを見て、ちょっとドキっとしました。

映画でもドラマでも小説でも同じですが、事前に計画を視聴者・読者に説明したら、その計画は破綻するのが普通です。

たとえばこんなシナリオです。

軍師:本隊は撤退する振りをして後退。敵が進出したのを見て事前に潜ませた部隊が後ろから急襲。本隊も反転し敵を包囲殲滅。
将軍たち:承知しました。


このように読者に作戦を説明したら、実際にはその通りにはなりません。その通りになったら面白くないからです。

こういうのならあり得ます。

「軍師は将軍たちを集め秘策を授けた。将軍たちは深く頷き持ち場に戻った」

という記述だけで、読者には作戦を隠すパターンです。これなら軍師の作戦が適中することはあり得ます。

読者・視聴者をびっくりさせることが基本なので、読者・視聴者に明かされた作戦は成功しないのが普通です。

にもかかわらず、この回ではローラの作戦どおりオルガは特製の靴で大活躍してローラはご満悦でした。

なにか普通のドラマの文法とは違う感じがして興味深かったです。

【アニメ】ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

原作は既読です。

これまで順繰りにアニメ化してきた「ジョジョの奇妙な冒険」の第五部に当たります。

バトルものアニメは多々ありますが、このシリーズほどの完成度を誇るものは他にはないでしょう。常に二転三転する緊迫したシーンの連続で、原作を読んで知っているにも関わらず手に汗を握りました。

第六部以降も映像化するのか分かりませんが、日本アニメーションの金字塔として語り継ぐにふさわしいものだと思います。

ただ、原作はここら辺りから、分かりにくくなっているというのは否めません。第五部主人公の能力も、当初は「感覚を暴走させる」というものがあったはずですが、後半あたりから「怪我を治す」という第四部主人公の焼き直しみたいになってきました。敵の能力も分かったような分からないような微妙なものが増えてきています。長くシリーズを続けているからしょうがないのかもしれませんが・・・

【時事問題】スウェーデンが正しい

7月27日朝日新聞の記事『トランプ氏躍起「ラッパー解放せよ」 スウェーデンを非難』を引用します。

 スウェーデンで拘束された米黒人ラッパーの処遇をめぐり、解放を求めるトランプ米大統領がスウェーデンを非難している。人種差別的な発言で批判を受けるトランプ氏だが、「多くのアフリカ系友人から『救ってくれ』と頼まれた」と救済に躍起になっている。
 米メディアによると、有名ラッパーのエイサップ・ロッキー容疑者は先月末、ストックホルムの路上で、知人らとともに男性を投げ飛ばし、蹴ったり殴ったりした疑いがもたれている。本人は正当防衛だと訴えているという。トランプ氏は19日にツイッターで、親交のあるラッパーから救済を求められたとし、スウェーデンのロベーン首相に電話し、解放を求めた。ところが、ロベーン氏は、司法手続きに政治が影響を及ぼすことは出来ないとの立場だ。怒ったトランプ氏はツイッターで「我々はスウェーデンのために多くのことをやっているのに」などと批判した。
 トランプ氏に普段は批判的な歌手や俳優などからも支援の声が上がる。トランプ氏には、人種差別批判の汚名を返上したい思いもあるようだ。


スウェーデンの首相が断るのは当たり前です。”救済”(要するに無罪放免にして釈放のことだと思います)を頼む方がどうかしてます。記事が推測しているようにトランプ米大統領には「人種差別批判の汚名を返上したい思い」で国内向けのポーズかもしれませんが他国に対するとんでもない非礼です。

問題なのは、「トランプ氏に普段は批判的な歌手や俳優などから」応援の声が上がっていることです。彼らは善悪とか正邪という区別で政治的発言をしていたのではなく、自分の敵か味方かという判断しかないというのがあらわになりました。

そもそも現場にいたわけでもない人間に、正当防衛だと断定する根拠があるはずありません。「知人らとともに男性を投げ飛ばし」たということから1対多の状況らしいので、正当防衛というのはかなり疑わしいです。

【展覧会】フリーア美術館の北斎展

於:すみだ北斎美術館

評判のすみだ北斎美術館に初めて行きました。名前どおり北斎に絞った美術館です。展示フロアは思ったより小さかったですが、建物自体は結構な大きさなので、展示フロア以外は倉庫や研究スペースなのかもしれません。

常設展スペースと企画展スペースに分かれています。今回は両方見ました。

企画展はフリーア美術館の複製品の展示です。フリーア美術館は作品を門外不出としているためです。複製品といっても結構質が高く、安っぽくはありません。複製品でも見られたのはよかったと思います。

常設展スペースもそうなのですが、外国人客へのサービスが充実しています。客も外人が多かったように思います。原宿にも太田記念美術館という浮世絵専門美術館がありますが、そこよりも外人客が多い印象です。太田記念美術館はあまり外人へのサービスはしていないからでしょうか。

8月25日までです。

【朝日新聞】『感情論で揺らぐ「政経分離」』

7月25日朝日新聞朝刊オピニオン欄。ジャーナリスト津田大介氏の『感情論で揺らぐ「政経分離」』より

政府が韓国向けの半導体材料3品目の輸出規制を厳格化する措置を発表したことが大きな議論を呼んでいる。安倍首相は3日に行われた日本記者クラブ主催の党首討論会で韓国の元徴用工訴訟に触れ、「1965年に(日韓)請求権協定でお互いに請求権を放棄した。約束を守らない中では、今までの優遇措置はとれない」と語った。
(略)
実施直後に行われたJNNの世論調査では今回の措置を妥当だとみなす国民が58%に及んだ。背景に日韓関係の悪化があることは明白だ。
他方で、日本政府の今回の措置に疑問を投げかける声も小さくない。澤田克己は規制措置を「長期的にはブーメラン効果で日本企業に痛みを強いる愚策」と主張する。澤田によれば今回の措置の問題点は、1)自由貿易を主張してきた日本の国際的信頼の低下2)国際的な半導体供給への悪影響3)大口顧客である韓国企業への輸出が減る日本企業の被害4)韓国が代替品の調達・開発を進め、結果的に日本企業の国際競争力が損なわれるだろうこと、にあるという
(略)
なぜ日本は自分たちにとって経済的メリットの薄い輸出規制を進めるのか。木村幹はその理由を「政策の効力にではなく、これにより『韓国を痛めつけ』あるいは『痛めつけようとする』のだ、というメッセージそのものにある」と分析する。理路をたどって両国の中長期的な利益を模索するよりも「韓国が苦しむ姿を見たい」という国民をターゲットにした「感情」に訴えかける政策を、日本政府はあえて採っているということだ。そしてその政府の狙いは、世論調査を見る限り、現政権の支持率を下支えする結果をもたらしているように見える。
(略)
韓国ギャラップが12日に発表した世論調査結果によるおと日本に「好感が持てる」と回答した人は12%と91年の調査開始以来最低となった一方、日本人に「好感が持てる」とした人は41%に及んだ。このような状況下であっても国と個人を区別できている分、韓国人の方が日本人よりも若干冷静と言えるかもしれない。参院選も終わった今だからこそ、ヒートアップした対韓感情を冷まし、政経分離を進める政策を政府には望みたい。



政府の説明では、今回の規制措置は韓国側の管理に疑問があるから行うというもので、背景に徴用工(?)をめぐる不信感があると補足しているものの、メインの理由ではないとしています。

もちろんこれは建前かもしれません。しかし、もしかしたら本当に徴用工(?)問題とは無関係で、徴用工(?)問題への対抗措置は別にあるのかもしれません。

書類がそろったら普通に輸出することになるのかもしれませんし、難癖をつけて事実上の禁輸か数量規制をかけるのかもしれません。

もう少し様子を見守る必要があります。



今回の措置が禁輸か数量規制だとして、韓国が代替品を調達・開発して結局は日本が損をするというのはその通りかもしれません。しかし、代替品の調達・開発というのはそんなに簡単にできるものなのでしょうか。当の韓国がヒートアップしているところをみると簡単にはいかないと韓国自身が考えているのだと思います。


津田氏は、韓国の世論調査で、日本人への好感度が日本政府への好感度を上回ったことを理由に「(韓国人は)日本人より若干冷静」と分析していますが、これには根拠がありません。

日本人への世論調査を行い、対韓国人・対韓国政府への好感度を訊いて、韓国ほどの差がなければ、日韓の比較はできます。

しかし、津田氏が紹介している日本人への世論調査は、措置を妥当とみなすかどうか、というものだけです。

もしかしたらどこかでそういう世論調査があるのかもしれませんが、文中に触れずに、いきなり「(韓国人は)日本人より若干冷静」と結論を出すのは論として正しくありません。

【世論調査】朝日新聞7月24日発表

7月24日朝日新聞で世論調査の結果が発表されました。

(数字は%。小数点以下は四捨五入。丸カッコ内の数字は、7月13、14日の調査結果)
◆今の政治などについてうかがいます。あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
 支持する 42(42)
 支持しない 35(34)
 その他・答えない 23(24)

◆あなたは今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
 自民党 34(34)
 立憲民主党 10(6)
 国民民主党 1(1)
 公明党 5(4)
 共産党 4(5)
 日本維新の会 4(2)
 社民党 1(1)
 希望の党 0(0)
 れいわ新選組 1(1)
 NHKから国民を守る党 0(―)
 その他の政党 1(1)
 支持する政党はない 30(33)
 答えない・分からない 9(12)

◆あなたは、今回の参議院選挙で投票しましたか。投票しませんでしたか。投票した場合は、比例区ではどの政党、または、どの政党の候補者に入れましたか。政党名でお答えください。
 自民党 24
 立憲民主党 12
 国民民主党 2
 公明党 6
 共産党 6
 日本維新の会 5
 社民党 1
 れいわ新選組 2
 NHKから国民を守る党 1
 その他の政党 2
 投票していない 30
 答えない・分からない 9

◆今回の参議院選挙の投票率は、過去2番目に低い48%台でした。あなたは、投票率が低かったのはどうしてだと思いますか。(択一)
 投票したい候補者や政党がない 17
 投票しても政治は変わらない 43
 政治に関心がない 32
 その他・答えない 8

◆今回の選挙の結果、自民党と公明党、憲法改正に積極的な日本維新の会などの議席が、憲法改正の発議に必要な3分の2に届きませんでした。あなたは、このことはよかったと思いますか。よくなかったと思いますか。
 よかった 43
 よくなかった 26
 その他・答えない 31

◆今回の選挙の結果を受け、安倍首相は自民党総裁としての任期中に、憲法改正に挑みたいと述べました。あなたは、安倍政権のもとで、憲法の改正をすることに賛成ですか。反対ですか。
 賛成 31
 反対 46
 その他・答えない 23

◆あなたが、安倍首相に一番力を入れてほしい政策は何ですか。(択一)
 景気・雇用 17
 年金などの社会保障 38
 教育・子育て 23
 外交・安全保障 14
 憲法改正 3
 その他・答えない 5

◆あなたは、今後、安倍首相が進める政策について、期待の方が大きいですか。不安の方が大きいですか。
 期待の方が大きい 32
 不安の方が大きい 55
 その他・答えない 13

◆安倍首相の自民党総裁としての任期はあと2年です。あなたは、安倍首相にいつまで首相を続けてほしいと思いますか。(択一)
 任期を超えて続けてほしい 15
 任期いっぱい続けてほしい 56
 続けてほしくない 25
 その他・答えない 4

◆あなたは、野党は、与党に対抗するため、できるだけ一つの政党にまとまった方がよいと思いますか。それとも、別々の政党のまま協力する方がよいと思いますか。
 できるだけ一つの政党にまとまった方がよい 37
 別々の政党のまま協力する方がよい 50
 その他・答えない 13
     ◇
《調査方法》 コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、22日夕から23日夜にかけて全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した1033世帯から541人(回答率52%)、携帯は有権者につながった1120件のうち528人(同47%)、計1069人の有効回答を得た。


この世論調査が私のところにきたと想定して回答してみます

>◆今の政治などについてうかがいます。あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
支持します。

>◆あなたは今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
支持政党はありません。
立憲民主が大きく支持率を伸ばしています。なんででしょう?

>◆あなたは、今回の参議院選挙で投票しましたか。投票しませんでしたか。投票した場合は、比例区ではどの政党、または、どの政党の候補者に入れましたか。政党名でお答えください。
「自民党」に入れました。
この世論調査だと投票率は最低でも61%になります。実際の投票率は50%にも届きませんでした。考えられる理由は、
1)朝日新聞の調査に対して嘘を言っている人が少なからずいる
2)世論調査で正しくサンプルを抽出できていなかった
のうちどちらか、あるいは両方です。

>◆今回の参議院選挙の投票率は、過去2番目に低い48%台でした。あなたは、投票率が低かったのはどうしてだと思いますか。(択一)
「投票しても政治は変わらない」(=変わらなくてかまわない)と思ったから選挙に行かなかったのだと思います。
「投票したい候補者や政党がない」「政治に関心がない」は、今回が特に低かった理由にはならないと思います。

>◆今回の選挙の結果、自民党と公明党、憲法改正に積極的な日本維新の会などの議席が、憲法改正の発議に必要な3分の2に届きませんでした。あなたは、このことはよかったと思いますか。よくなかったと思いますか。
なんとも言えません。
憲法改正には賛成ですが、3分の2に届かなかったことが、かえって広範な支持を取り付けるような改正案になって国民投票でも勝てるようになるのかもしれませんから。

>◆今回の選挙の結果を受け、安倍首相は自民党総裁としての任期中に、憲法改正に挑みたいと述べました。あなたは、安倍政権のもとで、憲法の改正をすることに賛成ですか。反対ですか。
安倍政権に限らず賛成です。”安倍政権での改正に反対”というのは歪んだ考えだと思います。

>◆あなたが、安倍首相に一番力を入れてほしい政策は何ですか。(択一)
「景気・雇用」です。
これを択一で選ばせるのは、”「憲法改正」が少ない”と言いたいから?

>◆あなたは、今後、安倍首相が進める政策について、期待の方が大きいですか。不安の方が大きいですか。
期待が大きいです。

>◆安倍首相の自民党総裁としての任期はあと2年です。あなたは、安倍首相にいつまで首相を続けてほしいと思いますか。(択一)
党の任期で、首相を辞めさせるのはおかしいと思います。

>◆あなたは、野党は、与党に対抗するため、できるだけ一つの政党にまとまった方がよいと思いますか。それとも、別々の政党のまま協力する方がよいと思いますか。
一つにまとまって自民党に対抗できる勢力になった方がいいです。しかし、きちんと政策を一致させたうえでなければかえって良くない影響があります。それができるまではしばらく別々の政党でいるのが現実的でしょうか?

【朝日新聞】低投票率は野党の責任です

7月24日朝日新聞の社説『投票率48.80% 政党が「棄権」に負けた』より引用します。

 与野党ともに敗北を喫した。そう言われても仕方あるまい。
 48・80%。今回の参院選の投票率は5割を切り、1995年の44・52%に次ぐ、戦後2番目の低さとなった。
(略)
 まず問われるべきは、有権者を引きつけることができなかった政党、政治家の責任だ。
 安倍自民党が6連勝した国政選挙の投票率は、いずれも60%を下回っている。2014年の衆院選の52・66%は戦後最低、17年の衆院選の53・68%は2番目の低さだった。
 「安倍1強」のもと、多様な民意に向き合おうとしない強引な政権運営が続いていることと無縁ではないだろう。
 今回の参院選にあたっても、国会の論戦を回避し、「老後2千万円報告書」など不都合な現実にはふたをした。「安定か、混乱か」と、6年以上前の民主党政権をあげつらい、重要な政策課題について国民に問いかける姿勢は乏しかった。
 野党の力不足も大きい。全国32の1人区すべてに統一候補を立て、一定の効果はあったものの、明確な争点をアピールできず、より多くの有権者を糾合するうねりは起こせなかった。
(略)


投票率が低いのは与野党双方に責任があるという主張です。

私はこの主張はおかしいと考えます。

今回の参院選で、なぜ投票率が低かったかといえば、与党勝利という事前予測の通りになってもかまわないという人が多かったからで間違いありません。つまり野党の力不足こそが最大の原因です。

「多様な民意に向き合おうとしない強引な政権運営が続いていること」に有権者の多くが批判的であれば、投票率は上がりこそすれ下がるはずがありません。

与党も野党も共に悪い、と大所高所に立った意見を言うのは気持ちいいかもしれませんが、現実を見ている意見だとは思えません。

【時事問題】野党再編

参議院選挙は盛り上がらないまま終わりました。選挙結果もおおかたの予想通り、与党の勝利でしたし、野党もいちおうは護憲勢力が三分の一を超えたのでまあ満足しているのではないでしょうか?

その中で私が一番注目していたのは社民党が政党要件を失うかどうかでしたが、からくも2%を超えてきました。これでむこう6年は党として存続が可能になりました。

もっともこれは野党にとって痛し痒しです。

社民党が2%を割れば、解党を決断してそれが野党再編のきっかけになったかもしれません。それが社民党の延命が決まったので、それを震源地とする再編は見込めなくなりました。

ですが、別の震源地(というか時限爆弾)はあります。国民民主党です。非自民の票は第一党の立憲民主党に奪われた感があり、思ったような成果は出せなかったようです。この流れだと衆院選での議席減は必至です。

立憲民主と合流するとか、解党してバラバラに行先を決めるとかになるのではないでしょうか?

野党がまとまって自民党以外に政権を担える政党ができるのは国民にとって喜ばしいのですが、国民民主党のごたごたが続くと、単に他の政党の草刈り場になって、野党の信頼がさらに落ちるという可能性もかなりあります。

私のこれからの注目政党は国民民主党です。

【朝日新聞】音楽カルキュラムの必要性とは?

7月22日朝日新聞朝刊の記事。東京学芸大学付属世田谷中学校音楽科教諭・原口直氏の「学びを語る 音楽科の可能性 生活も社会も、無限のつながり」より引用します

 生活や社会とのつながりを強く意識しながら、音楽科の授業をしています。楽器が演奏できるようになった、合唱コンクールで入賞した――。それも大切ですが、もう一歩進んだことをやらないと、音楽科が消えてしまうという危機感があります。知的財産権や企業のCSRなど、社会や生活と結びつけると、音楽科で学べることは無限にあります。
 例えば、スメタナの「ブルタバ(モルダウ)」では、社会を動かす音楽について考えます。この曲はチェコの独立を願って作られました。音楽での表現が多くの人々の心に響き、民族意識の高まりにつながった。そんな話をし、現代にも目を向けます。飢餓救済のチャリティーソング「We Are The World」や、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」……。曲が作られ、歌われた背景や、社会を動かそうとした人々の思いを身近に感じられれば、興味は広がります。
 先月はジェンダーをテーマにしました。歌や尺八の演奏などを聴き、歌い手や奏者がどんな人か想像させます。「かれんな感じ。歌っているのは女性」「音が力強い。男性の演奏」「黒髪の女性が和室で吹いている」。意見を交わした後、実際の演奏の映像を見ます。ショパンの幻想即興曲を流れるように弾いていたのは7歳の少年。尺八の奏者は米国人男性。驚きの声があがり、「偏見や固定観念に気づいた」などの感想が聞かれました。
 生徒の多くは将来、納税者や消費者として、音楽家や音楽文化の支え手になります。良き支え手になってもらうためにも、音楽科の価値を高める工夫を重ねていきたいです。(聞き手・三島あずさ)



チョコ独立や東日本対震災を学ばせたいなら社会の授業でするべきです。その中で生徒の興味を引くために音楽を活用することはあったとしても、音楽というカルキュラムの中ですることではありません。

本来、音だけで楽器奏者の人種・性別・年齢なんて分かるはずがありません。無理やり想像させて、間違っていたら「偏見や固定観念」だ、などというのは馬鹿げています。

そもそも学校で教えるべき科目は時代とともに見直していくべきです。そうでなければ、我々はいつまでたっても論語を素読してソロバンをはじいていただけだったでしょう。

音楽だって必要性がなくなればなくすべきです。納税者や消費者として音楽家や音楽文化を支えるために学校で音楽をやらされているのだとしたら、実にふざけた話です。

すくなくともこの文章では、原口は音楽カリキュラムの必要性を説明できていません。

【時事問題】国民民主党幹事長のバカな発言

7月21日朝日新聞の記事『国民・平野氏、ライターで「心燃やしたい」 放火に触れ』より引用します。

 国民民主党の平野博文幹事長が滋賀県栗東市で19日にあった参院選候補者の演説会で、34人が死亡した京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」の放火殺人事件に触れた後、上着からライターを取り出して「皆さんの心を燃やしたいと思って、いつもライターを持って来ているが、今日は京都の事案があったのでやめる」との趣旨の発言をしていたことがわかった。平野氏が20日、朝日新聞の取材に対して認めた。
 平野氏や演説会の参加者によると、平野氏は候補者の応援弁士として登壇。演説で放火事件に触れ、「お悔やみとお見舞いを申し上げます」と述べた。その後、同じ演説の中で上着のポケットからライターを取り出して聴衆に示し、ライターに関する発言をしたという。
 平野氏は20日、朝日新聞の取材に対し、演説などで普段からライターを持って「心を燃やしたい」と語っていると説明。「今までこういうことをやってきたが、今日はやりませんと言っただけ。不謹慎だと皆さんが思われているのなら、おわびします」と語った。
(略)


公人の発言をいちいちとりあげ「不謹慎」となじる風潮にはうんざりしている私ですが、この発言にはあきれ返りました。

「今日は京都の事案があったのでやめる」と言ってますが、それは言ったも同然です。

京都アニメーションへの放火について触れずに、ライターを出して「皆さんの心を燃やしたい」と言ったなら、私としては許容範囲です。しかし、わざわざ触れた以上、犠牲者を揶揄したと受け取られても仕方ありません

しかも、こんなことをすれば、国民民主党に投票したかもしれない有権者のいくばくかは別の党への投票に切り替えたでしょう。なんの得にもならない馬鹿げたパフォーマンスです。

【テレビ】【テレビ】フランケンシュタインの誘惑E+  第十六話「汚れた金メダル 国家ドーピング」

Eテレにて放送。

第十六話の主人公は東ドイツの医師のマンフレッド・ヒョップナー(1934~)。東ドイツでドーピングによるオリンピック選手育成に手を染めた医師です。主人公ではありますが、ドーピング技術を指揮したことが公にばれたのがこの人だけなのであって、ばれていない人は他にもいそうです。

1934年:ナチス政権下のドイツに生まれる
1964年:東ドイツスポーツ医研究所に勤務
1968年:極秘にドーピング実験が開始される。経口トリナボール(筋肉増強剤の一つ)を女性砲丸投げ選手に投与し成果を上げ、他の選手にも広げる
1968年:メキシコシティーオリンピックで金メダル9個(前回までは西ドイツと共同チームだった。前回の東京オリンピックでは東ドイツ出身選手の金メダルは3個)
1972年:ミュンフェンオリンピック(金メダル20個)
1974年:トリナボールが禁止薬物に指定される。隠蔽工作が始まる。トリナボールの投与を二週間前にやめ禁止されていない薬物(テストステロン)に置き換えトリナボールの効果を維持するマスキングという手法を開発。
1976年:モントリオールオリンピック(金メダル40個。アメリカを押さえソ連に次ぐ2位に浮上)
1980年:モスクワオリンピック(金メダル47個。ただしアメリカなどが不参加)
1983年:人体でテストステロンが合成された場合エピテストステロン(これには運動能力強化の機能はない)も作られる事実を利用し、テストステロンとエピテストステロンの割合が6:1以上だったらドーピングとすることにIOCが決定。東ドイツは、エピテストステロンも投与することでドーピング検査をすり抜ける手法を確立
1989年:ベルリンの壁崩壊。東ドイルは関係書類を処分したが、一部は残された。
2000年:ドーピングによる副作用に苦しむ元選手たちがヒョップナーを裁判に訴える。有罪。禁固1年6カ月、執行猶予2年。

・ドーピングを疑われている東ドイツの選手が打ち立てた世界記録のいくつかは今でも破られていません。(番組を観る限り、東ドイツの選手は全員ドーピングをしていたので、薬物による記録であることは明らかです)
・東ドイツ崩壊後も、国家によるドーピング疑惑は後を絶ちません。ロシアはピョンチャンオリンピックに国家としての参加を認められませんでした。2020年の東京オリンピックでどうなるのかも未定です。中国でも国家ぐるみのドーピングの噂があります。
・ドーピングの副作用として、体毛の増加、変声、性欲障害などがあげられています。番組で紹介された女子選手は、性転換を余儀なくされました。

■感想
番組では、選手たちはドーピングの事実を知らされていなかったとしています。たしかにわざわざドーピングすると選手に教えはしなかったかもしれません。しかし、記録が伸びただけでなく、体毛や声も変化しているのに薬物を疑わなかったというのは信じられません。うすうす分かっていたのではないかと思います。

ドーピングがなぜいけないのかと言えば、一つはルールに反しているからです。全員薬物なしで競うというルールになっている以上、ドーピングをするのはズルです。第二に、副作用の危険があるからです。では、副作用のない薬が開発され、その薬が禁止薬物に入っていなければ使ってもかまわないのでしょうか。どうもそこら辺りの議論が世間ではあやふやな感じがしています。

ドーピングとは無関係ですが、過酷なトレーニングの結果生理が来なくなった女子選手もいるそうです。副作用のある薬がいけないなら、”副作用”のある過酷なトレーニングも禁止さえてしかるべきではないでしょうか?そこら辺りもスポーツ関係者はどう考えているのでしょうか?

参)【朝日新聞】過酷減量、生理が来ない


【テレビ】ダークサイドミステリー  「永遠の命!? 吸血鬼伝説の真相」

NHK-BSにて放送。

ヨーロッパに伝わる吸血鬼(バンパイア)の伝説が生まれた背景を追います。

ヨーロッパにはもともと死んだ人間がよみがえるという土着の信仰(迷信?)がありました。西ヨーロッパでは生活の隅々まで支配力をもつカトリックがこうした迷信を禁止しましたが、ギリシャ正教の東ヨーロッパでは残りました。また現地人の宗教に寛容なオスマン帝国の支配下にあったこともこうした土着の信仰が生き残った理由です。

18世紀に、東ヨーロッパがオスマン帝国の支配からはずれハプスブルク家の勢力になったため、死者がよみがえったという報告がウィーンにまで伝わり、それが西ヨーロッパに広まりました。

吸血鬼出現の報告の多くが、死んだ人間が寝ている間に現れ首を絞めた、というものです。村人が墓を暴くと、遺体は腐乱しておらず、目や耳から血が流れたあとがあります。心臓に杭を突き刺すと叫び声をあげた、という報告もあります。

現在の医学知識から推測すると、
1)寝ている間に首を絞められたというのは胸の疾患をもつ人の錯覚
2)遺体というのは土中では案外腐敗しにくい。掘り返すということはほとんどないので、吸血鬼騒ぎの時だけ掘り返して、予想外にきれいな遺体であることに驚いただけ
3)死後、遺体の血液が目や耳から流れることはよくある
4)心臓に杭を打った拍子に、胸部にたまった空気が声帯を流れ叫び声のような音がしたと考えられる
ということです。

19世紀になると啓蒙思想にバランスを取る形でロマン主義が流行し、その流れにそって怪奇小説が流行します。その精華がブラム・ストーカーの「ドラキュラ」です。

植民地支配で冨を築いた大英帝国の国民が、外部からの何ものかに(この場合は東欧から来た吸血鬼に)、いままでの平穏な生活を壊されてしまうという予感や恐怖に、この小説がうまくはまり込んだというのが識者の見立てです。

■感想
アニメや映画といったサブカルチャーには吸血鬼やドラキュラの知識は必須なので、ある程度は詳しいつもりでいましたが、さすがにここまでは知りませんでした。死体がよみがえるという伝説が東欧だけで伝えられていた理由はこの番組で初めて知りました。

なかなかためになる番組です。

【朝日新聞】判断の基準が不明です

7月17日朝日新聞夕刊。国際政治学者・藤原帰一氏の『(時事小言)安倍政権の首脳外交 官邸主導がはらむ罠』より

安倍外交の成果が乏しいという認識を示し、対米、対露、対中、対イランで、うまくいっていない事実を列挙しています。そして、その成果の乏しい原因が政策実務者の声を聞かないことにあると分析しています。

(略)
安倍首相による首脳外交は大きな成果を収めたのか。私はそう考えない。
(略)
 なぜ首脳外交の成果が乏しいのか。それは、首相が自ら外交を主導するとき、官邸の進める政策に対して政府のなかで批判を行うリスクが高いからだ。トランプ氏と親交を結ぶだけではアメリカの対日圧力は減らないとか、プーチン氏との首脳会談開催は時期尚早だなどといった懸念は私には当然のものと思われるが、それを官僚が口にするなら首相官邸に睨まれる危険を冒さなければならない。そして、専門知識を持つ政策実務家が声を上げなければ、首相は裸の王様になってしまう。首脳外交と官邸外交の罠である。
 問題は、対外政策の失敗を指摘する声が野党からも上がってこないことだ。今回の参院選においても、憲法改正を阻止しなければならないという主張は行われているが、安倍外交に対する具体的な批判は少ない。
 政府の専門家は官邸を恐れ、野党は憲法に絞った政府批判に終始する。それが招く結果が、選挙に強いが外交成果は乏しい政権にほかならない。


前にblogで書いた記事(【朝日新聞】言葉を定義しないでは議論になりません)と同じ感想を持ちました。

外交とは相手があることですから、日本の主張が100%通ることはまれです。それは安倍政権以前でも同じではずです。

以前の政権に比べて、安倍外交の成果が乏しいというのであれば、なにをもって成果のありなしを評価するのかという基準を提示する必要があります。

もしかしたら藤原氏なりの基準があるのかもしれませんが、この文章を読む限りそれは分かりません。

これでは安倍政権に対する恣意的な批判と言われても仕方ないでしょう。

【時事問題】「国に帰ったらどうだ」発言

朝日新聞の記事より引用します

 トランプ米大統領が、トランプ氏に批判的な野党・民主党の非白人の女性議員らに対し、「もともといた国に帰ったらどうだ」などと述べたことが国内外で波紋を広げている。米議会では民主党を中心に反発の声が噴出し、各国首脳からも批判が出ている。
 きっかけは移民政策をめぐるトランプ氏の14日のツイート。トランプ氏は「民主党の『革新系』女性議員は、もともと政府が完全に混乱し、世界でもっとも腐敗し、機能していない国から来ているのに、地球上もっとも偉大で強い米国の人々に対し、政府はこうあるべきだなどと大声で罵倒している」とした上で「もともといた国に帰って、完全に壊れ、犯罪まみれの国を直すのを手伝ったらどうか。それから米国にもどり、どうやったか見せろ」と述べた。
 トランプ氏が批判の念頭に置くのは、プエルトリコ系のオカシオコルテスやソマリア難民のオマール、パレスチナ系のトレイブ、アフリカ系のプレスリーの4下院議員。オマール氏を除く3人は米国生まれだ。
(略)


これはトランプ大統領が間違っていると考えます。

本人や親の出身国がどうあれ、米国の国籍を持っていれば米国人です。米国は民主主義制度なので、自国の政府がこうあるべきだ、と主張するのは権利ですし、議員であるなら義務といってもいいことです。

米国籍を持っていない人間が自国のことを棚に上げて米政府批判をするなら「国に帰ったらどうだ」というのは間違っていませんが、米国人に向かって言うのは良くないでしょう。

ただし、これが人種差別なのかどうかは、これだけではなんとも言えません。白人が気に入らないことをすれば反射的に”人種差別だ!”と叫ぶのもいかがわしいものを感じざるを得ません。

【アニメ】2019夏調査(2019/4-6月期、終了アニメ、42+1作品) 第53回

アニメ調査室(仮)さんで行っているアンケートに投稿しました。
評価基準は
S : とても良い(第3回より追加)
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可(わかる範囲で良いです)

詳細なレビューはリンク先をご覧ください。

01,どろろ,B
02,賢者の孫,D
03,消滅都市,x
04,川柳少女,x
05,RobiHachi,x
06,女子かう生,x
07,さらざんまい,F
08,この音とまれ!,C
09,ゾイドワイルド,x
10,群青のマグメル,F

11,からくりサーカス,x
12,異世界かるてっと,x
13,超可動ガールズ1/6,x
14,ワンパンマン 第2期,A
15,なんでここに先生が!?,x
16,ノブナガ先生の幼な妻,x
17,ひとりぼっちの○○生活,x
18,ぼくたちは勉強ができない,x
19,みだらな青ちゃんは勉強ができない,x
20,ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!,x

21,ほら、耳がみえてるよ! 畏,看見耳朶拉 (第2期),x
22,アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 CLIMAX SEASON,x
23,新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION,x
24,カードファイト!! ヴァンガード (2018年版),x
25,フューチャーカード神バディファイト,x
26,叛逆性ミリオンアーサー (2期),x
27,文豪ストレイドッグス (3期),x
28,八十亀ちゃんかんさつにっき,A
29,世話やきキツネの仙狐さん,x
30,真夜中のオカルト公務員,C

31,八月のシンデレラナイン,x
32,盾の勇者の成り上がり,B
33,BAKUMATSUクライシス,x
34,Fairy gone フェアリーゴーン,x
35,KING OF PRISM Shiny Seven Stars,x
36,なむあみだ仏っ! 蓮台UTENA,x
37,進撃の巨人 Season3 Part.2,S
38,(全12話) メルヘン・メドヘン,x
39,(ネット配信) アニメぷそ煮コミ,x
40,(特番 8話) ちいさなプリンセス ソフィア (3期),x

41,(特番 8話) 洗い屋さん! 俺とアイツが女湯で!?,x
42,(特番 6話) 続・終物語,B

参考調査
t1,(37話まで) ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風,A


どろろ:すぐれたリメイクです
賢者の孫:私には退屈でした
さらざんまい:1話だけみてギブアップ。
この音とまれ!:1クールでは短すぎたかも
群青のマグメル:2話まで見て切りました。依頼人をわざわざ危険地帯つれていくのは作劇上の都合としか思えません。
ワンパンマン 第2期:切りの悪いところで終わったのが残念。それ以外は最高。
八十亀ちゃんかんさつにっき:終始笑えました
真夜中のオカルト公務員:公務員という設定を生かしきれなかったか
盾の勇者の成り上がり:王道ファンタジーでしたが尻切れトンボなのは残念
進撃の巨人 Season3 Part.2:圧巻のひとことです
続・終物語:映像化の難しそうな原作をよく料理したものです
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風:バトルものアニメの至宝

【世論調査】朝日新聞7月15日発表

7月15日朝日新聞の朝刊に世論調査の結果が発表されました。

(数字は%。小数点以下は四捨五入。丸カッコ内の数字は、6月22、23日の調査結果)
◆今の政治などについてうかがいます。あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
 支持する 42(45)
 支持しない 34(33)
 その他・答えない 24(22)

◆あなたは今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
 自民党 34(37)
 立憲民主党 6(5)
 国民民主党 1(1)
 公明党 4(3)
 共産党 5(3)
 日本維新の会 2(2)
 社民党 1(0)
 希望の党 0(0)
 れいわ新選組 1(0)
 その他の政党 1(1)
 支持する政党はない 33(38)
 答えない・わからない 12(10)

◆仮に今、参議院選挙の投票をするとしたら、あなたは、比例区ではどの政党、またはどの政党の候補者に投票したいと思いますか。
 自民党 35(40)
 立憲民主党 12(13)
 国民民主党 2(3)
 公明党 6(6)
 共産党 6(5)
 日本維新の会 6(6)
 社民党 2(1)
 れいわ新選組 1(1)
 その他の政党 1(2)
 答えない・わからない 29(23)

◆あなたは、今度の参議院選挙にどの程度関心がありますか。(択一)
 大いに関心がある 18(18)
 ある程度関心がある 45(42)
 あまり関心はない 24(31)
 全く関心はない 11(8)
 その他・答えない 2(1)

◆あなたは、今の日本の政治にとってより重要なのは、次のうちどちらだと思いますか。与党が安定した力を持つことですか。それとも、野党がもっと力を持つことですか。
 与党が安定した力を持つ 36
 野党がもっと力を持つ 43
 その他・答えない 21

◆憲法改正を国民に提案するには、衆議院と参議院で、それぞれ3分の2以上の賛成が必要です。あなたは、参議院選挙で、自民党と公明党の与党と、憲法改正に前向きな日本維新の会などが、参議院の3分の2以上を占めた方がよいと思いますか。占めない方がよいと思いますか。
 占めた方がよい 37
 占めない方がよい 40
 その他・答えない 23

◆第2次安倍政権が発足して、6年半がたちました。安倍首相のこれまでの実績について、あなたはどの程度評価しますか。(択一)
 大いに評価する 9
 ある程度評価する 54
 あまり評価しない 24
 まったく評価しない 11
 その他・答えない 2

◆消費税についてうかがいます。あなたは、消費税を予定通り、10月に10%に引き上げることに賛成ですか。反対ですか。
 賛成 42(43)
 反対 52(51)
 その他・答えない 6(6)

◆あなたは、年金などの老後の不安に対する、安倍政権の取り組みを評価しますか。評価しませんか。
 評価する 22
 評価しない 62
 その他・答えない 16

◆安倍政権は、韓国に対し、半導体の製造に必要な素材の輸出規制を強化しました。あなたは、このことを妥当だと思いますか。妥当ではないと思いますか。
 妥当だ 56
 妥当ではない 21
 その他・答えない 23

◆元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた判決について、安倍首相はこの判決を受け入れ、控訴しないことを決めました。あなたは、安倍首相のこの判断を評価しますか。評価しませんか。
 評価する 77
 評価しない 10
 その他・答えない 13

 《調査方法》 コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で13、14の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した1059世帯から517人(回答率49%)、携帯は有権者につながった1034件のうち484人(同47%)、計1001人の有効回答を得た。


この世論調査が私のところにきたと想定して回答してみます。

>◆今の政治などについてうかがいます。あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
支持します。

>◆あなたは今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
支持政党はありません。

選挙前にして、立憲・共産・社民が微増しています。案外善戦するのかな?

>◆仮に今、参議院選挙の投票をするとしたら、あなたは、比例区ではどの政党、またはどの政党の候補者に投票したいと思いますか。
決めていません。

>◆あなたは、今度の参議院選挙にどの程度関心がありますか。(択一)
大いに関心があります。

>◆あなたは、今の日本の政治にとってより重要なのは、次のうちどちらだと思いますか。与党が安定した力を持つことですか。それとも、野党がもっと力を持つことですか。
一般論としては与野党伯仲がいいのですが、今の野党が力を持ってもおかしな使い方をするだけのような気がしてます。

>◆憲法改正を国民に提案するには、衆議院と参議院で、それぞれ3分の2以上の賛成が必要です。あなたは、参議院選挙で、自民党と公明党の与党と、憲法改正に前向きな日本維新の会などが、参議院の3分の2以上を占めた方がよいと思いますか。占めない方がよいと思いますか。
占めた方がいいのですが、占めても具体的に動き出すのはもう難しいのでは?

>◆第2次安倍政権が発足して、6年半がたちました。安倍首相のこれまでの実績について、あなたはどの程度評価しますか。(択一)
大いに評価します。

>◆消費税についてうかがいます。あなたは、消費税を予定通り、10月に10%に引き上げることに賛成ですか。反対ですか。
よく分かりません。

>◆あなたは、年金などの老後の不安に対する、安倍政権の取り組みを評価しますか。評価しませんか。
特に評価はしませんが、否定的なわけでもありません。「その他・答えない」になるかと思います。

>◆安倍政権は、韓国に対し、半導体の製造に必要な素材の輸出規制を強化しました。あなたは、このことを妥当だと思いますか。妥当ではないと思いますか。
妥当です。

>◆元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた判決について、安倍首相はこの判決を受け入れ、控訴しないことを決めました。あなたは、安倍首相のこの判断を評価しますか。評価しませんか。
評価します。

参考のために前回の参院選まえの世論調査の結果を記事にしたものをリンクしておきます。これです。これを見ると、各党の支持率はそれほど変わっていないように見えます。すると選挙結果も同じようなものになるのでしょうか?

【テレビ】【テレビ】フランケンシュタインの誘惑E+  第十五話「麻酔 欲望の医療革命」

Eテレにて放送。

第十五話の主人公は歯科医師のホレス・ウェルズ(1815~1848)とその弟子にあたるウィリアム・モートン(1819~1868)。当時の医学界の最大の悩みだった「痛み」を取り去る麻酔法の確立がテーマです。

当時の手術は患者の痛みが問題でした。酒やアヘンで気を紛らわさせて抜歯や外科手術をしていましたが、患者から苦痛を消し去るには程遠いものでした。

ある時、歯科医のホレス・ウェルズは、笑気ガス(亜酸化窒素)を吸い込んだ人たちが失神したりハイになる見世物にヒントを得て、今でいう麻酔を開発します。ウェルズはこの成果を仲間の医師に惜しげもなく教えて回ります。

1845年、ウェルズはボストンで公開抜歯手術をしますが、緊張のため投与量が足りず公開実験は失敗に終わります。これにショックを受けたウェルズは歯科医を辞めます。

半年後、ウィリアム・モートンという歯科医(元詐欺師の前歴あり)がウェルズを訪ね教えを請います。モートンは亜酸化窒素のかわりにジエチル・エーテルを使うように改良します。

1846年、モートンは公開実験に成功し、特許を取得。当時の医学界では医療技術で特許を取得するのは倫理に反するという暗黙の了解があったなかでの申請だった。モートンは、莫大な特許料が入ることをあてにしていたがアメリカ政府は当時のアメリカ・メキシコ戦争での負傷者に特許料を払わずに麻酔を使った。政府にならい医療機関も勝手に使いだした。

1846年12月に、ウェルズが無償で技術を教えた医師が、本当の発明者はウェルズだ、と新聞投書をした。アメリカでの反響はなかったが、フランスではウェルズの功績が認められ、それに気をよくしたウェルズは再び研究に乗り出し、今度は笑気ガスのかわりにクロロフォルムを使うように改良した。自分自身を実験台にして何度も実験を繰り返した。

1848年ニューヨークに移住したウェルズはクロロフォルム中毒になっていた。通り魔事件を起こし、拘留中に自殺する(享年33歳)

モートンは政府に報奨金を請求し続けたが、1860年に特許の期限が切れ、1862年には特許は無効だったとの判決が出た。

1868年、モートンは脳卒中で死去(享年48歳)。最後まで麻酔法によって儲ける夢はかなわなかった。

しかし、その後の医学界は、新しい医療技術や薬の特許で莫大な富を得るのが当たり前になった。あたかもモートンのかけた「呪い」である。

■感想
番組の最後に、医療技術に特許を認めたために医療費が高騰した、というまとめがありました。しかし、特許料というニンジンがなければ現在ここまでの医療技術の発達はなかったでしょう。ちょっとした思い付きみたいなものに特許を認めるかどうかはともかく、莫大な先行投資が必要なものに特許を認めないで奉仕の精神を持て、というのは現実離れしていると思います。

番組では、モートンはすっかり悪者にされていますが、笑気ガスをジエチル・エーテルに替えたのは、それはそれで立派な改良だと思います。ウェルズの技術をすべて盗んで儲けようとした、というのは言い過ぎのように思いました。

【映画】X-MEN:ダーク・フェニックス

X-MENシリーズの新作です。契約の関係でFOXが撮るX-MENはこれが最後とのことです。

過去に時間跳躍して歴史が改変されたという設定を持ってきているので、過去作との辻褄が合わなくなっていることは気にする必要もないみたいです。毎回、X-MENの既存のキャラクターを使って、新規に撮り直していると考えた方がよさそうです。

今回は、宇宙の謎のパワーを吸収して暴走した一人のミュータントをめぐって、異星人と地球のミュータントとの闘いです。

X-MENの原作を読んだことがないので、あくまで旧作の三部作から受けている印象ですが、X-MENのテーマは、迫害だと思っていました。第一作の冒頭で、第二次世界大戦下でのユダヤ人強制収容所が描かれていることからも明らかです。

そのX-MENで、異星人との闘いというのはそぐわないように思いました。これではどんどん強い敵を設定し続ける、普通のアクション映画シリーズです。

旧三部作が大人の鑑賞に堪えうるものでしたが、これはちょっと低年齢向きと言えるかもしれません。

客層は割に高めでした。旧作からの固定ファンが来ていたのでしょうか?

【テレビ】ダークサイドミステリー  「ケネディ暗殺 陰謀論の正体に迫る」

NHK-BSにて放送。

第35代米国大統領ジョン・F・ケネディーの暗殺の裏に陰謀があったとする説が引きも切りません。なぜ人々はケネディー暗殺に陰謀論があったと囁き続けるのかを検証します。

陰謀論が生まれたはじめのきっかけは、主犯とされるオズワルドが暗殺されたことです。拘留中の犯人が射殺されるというのは不可解ですし、いかにも口封じ的な臭いがします。大統領暗殺という事態にショックを受けていたアメリカ国民が暗殺の背後になにか大きなものがあると感じました。

また、オズワルドが一時ソ連に亡命していたこと、オズワルドの母親が”息子は政府の秘密工作員だった”と語ったことなどで、背後に共産主義者、CIA、マフィアなどが疑われました。

さらに、暗殺の動画があったことから、そこに不可解なものを見つけようとする熱心なマニアが出現したことも大きかったようです。例えば、晴天のダラスなのに傘を持った男がいた(アンブレラマン)、カメラを構えていた女性がいたのにその写真が出てこない(バブーシュカレディー)、ケネディの前方に別の狙撃手が見える(第二の狙撃手)などです。

”オズワルドの単独犯行で背後関係なし”と結論づけた事故調査委員会の報告にも、あれやこれやと疑問が噴出しています。例えば、調査報告書はケネディとテキサス州知事が一発の弾丸で撃たれたと報告していますが、これだと弾丸は直進したのではなくアクロバットな動きをしたとしか思えない、などです。

しかし、陰謀論を否定する専門家もいます。パレードで使われた車両は州知事の乗る席は低くしてあったため、直進した一発の弾丸でケネディと州知事に複数の傷をつけることは可能だとします。オズワルドの生い立ちを調査すれば、社会に不満を持っていた若者というプロフィールが見え、単独で犯行に及んでも不思議はない、ということです。

■感想
この番組で初めて知ったのですが、”陰謀論(Conspiracy theory)”という言葉自体がケネディー暗殺事件をきっかけに生まれたということです。

陰謀論と声高に言うのは知性に欠けるとみなされがちですが、国家権力が陰謀を企まないということはありません。なんでもかんでも陰謀論で説明するのは確かに馬鹿のやることですが、陰謀論なんて全部でたらめだ、と決めつけるのも同様に愚かな行為です。

ケネディー暗殺自体は、この番組の情報を見る限り、オズワルドの単独犯行で説明する方が合理的な印象を持ちました。

ただし、CIAは調査委員会にすべての資料を提出したと証言していながら、後からオズワルドを監視していたという文書が発掘されています。陰謀だったかどうかはともかく、なぜだかCIAが真相解明に真摯に協力しなかったのは気になりました。

【アニメ】進撃の巨人 Season3 Part.2

このクールで一番面白かったのがこれです。

このシーズンは怒涛の展開でした。よく考えればseason1からずっと怒涛の展開だったような気もしますが、今回は特に多くの謎が解明されたということで、大きな山場となりました。謎を放りっぱなしにして終わってしまう作品が多い中、きちんと伏線を回収してくれたのはうれしい限りです。

来年完結編が放送されるということで今から楽しみです。どういう結末になるのか想像もできません。

【朝日新聞】北朝鮮の代弁者

7月10日朝日新聞朝刊オピニオン欄。「耕論」のコーナーは、米朝会談についてです。その中から恵泉女学園大学・李泳采教授(韓国出身)の「朝鮮戦争終結の機会到来」より引用します。米朝会談が朝鮮戦争終戦のチャンスとの見方をしています。

(略) 
 文大統領は、その根本原因は朝鮮戦争が終わっていないことにあると考えます。戦争終結を宣言し、平和協定を結び、南北の和解と信頼を確かにする。統一はまだ先のことでも、経済交流が進み経済規模が大きくなれば、韓国の若者らの失業問題もいい方向に向かう。そうした発想です。
 南北の分断は日本の植民地支配とも関係しています。朝鮮戦争は米ソ冷戦下、資本主義と共産主義の対立でもありますが、内戦の側面もありました。45年に日本の支配が終わり、どういう国をつくっていくか。日本に協力した「親日派」と、日本に抵抗した人たちの間の生存のための激しい闘いでもありました。
 朝鮮半島が安定すれば、日本の防衛費や、沖縄などの米軍基地の負担も軽くなります。そうした意味で朝鮮半島の問題は日本近現代史の延長線上にあり、日本でも関心を持って見守って欲しいと思います。


朝鮮半島が安定したって中国共産党があるかぎり日本の防衛問題は解決しません。それはともかく、朝鮮戦争への見解には驚きました。

資本主義と共産主義の代理戦争だったというのは分かりますが、「親日派」と「日本に抵抗した人たち」との間の闘いでもあるというのです。

李教授はあきらかに、韓国が「親日派」(朝鮮の用語で悪い奴)で北朝鮮が「日本に抵抗した人たち」(つまり正義側)とみなしています。

これは北朝鮮の歴史観です。

そういえば、米朝対話で朝鮮戦争の終結を求めるというのも北朝鮮の戦略だったはずです。

北朝鮮のエージェントみたいな人が日本の大学で働いているというのは困ったものだと思います。

【時事問題】がけっぷちの政党

朝日新聞が社民党のがけっぷちぶりを要領よく記事にまとめていますので引用します。
 

参院選で、社民党が公職選挙法上の「政党」資格をかけた戦いを繰り広げている。比例区か選挙区で2%以上の得票をするか、2人以上を当選させて衆参の所属議員が計5人にならなければ、立候補などに制限がかかるためだ。
(略)
 社民は、吉田忠智氏を党首に掲げて臨んだ2016年の参院選で、その吉田氏が落選。所属議員が衆参で4人になり、政党になる基準の一つを下回った。直近の17年の衆院比例区の得票率は1・69%と、96年の党名変更以来はじめて2%を割り込んだ。
(略)

 ◆キーワード
 <政党要件> 衆参の比例区に候補者を立てられたり、政党交付金を受け取れたりする「政党」になる基準。公職選挙法上は(1)国会議員5人以上(2)直近の衆院選か参院選で2%以上得票する、のいずれかを満たす必要がある。届かないと、衆院選ならブロック定数の2割以上、参院選なら選挙区と比例区で計10人以上立てなければ、比例区に届け出ができない。政党助成法によると、政党交付金を受け取る資格は直近だけでなく、その前の参院選での2%以上得票でも得られる。その場合も国会議員が「1人以上」必要となる。


今度の選挙で2人以上の当選か2%の得票がないと、次の選挙(衆院選になるはずです)で比例区でブロック定数の2割以上を立てないと比例区に届け出ができません。

社民党は、社会党からの歴史があるせいか、全国にまんべんなく支持者がいるみたいなので、比例区に出ない(出られない)というのは大変に厳しいことになりそうです。

要件をみたせなくなったら普通なら解党ということになるのかもしれませんが、その前の参院選で2%を取っていますので政党助成金は得られます。

これが救済措置なのか無駄な延命処置の原因になるのかが微妙です。

いずれにせよ、今回の参院選の注目ポイントです。

社民党を応援しているわけではありませんが、決して面白がっているだけではありません(ちょっとは面白がってるけど)。一時代を築いた政党がなくなるとすると一抹のさみしさがあります。


【アニメ】ワンパンマン 第2期

1期も観ていました。

2期も期待通りの面白さでした。1期は主人公が中心で話を回していましたが、2期では、敵の怪人(志願者)を主人公っぽく描いてきました。主人公は問答無用の強さなので、2期では視点をかえてきたのだと思います。

残念ながら、話が途中で終わってしまいました。原作に追いついてしまったのでしょうか?

早期に3期をお願いしたいです。

【朝日新聞】奴隷を使った人体実験

7月3日朝日新聞朝刊の特集記事「世界発2019」は「産婦人科の父、奴隷人体実験の闇 米、功績めぐり論争 像を撤去」です。

 ニューヨーク・マンハッタンのセントラルパークに1934年からあったブロンズ像が昨年4月、撤去された。
 ジェームズ・マリオン・シムズ(1813~83)。出産で膣に穴が開く「フィスチュラ」の治療法を確立し、米国医師会長も務め、「現代産婦人科の父」と呼ばれる。片足を引きつけて横向きに寝る姿勢は「シムズの姿勢」として今も妊婦に勧められている。
 ところがその功績には、像では語られない闇があった。南北戦争前、奴隷貿易の中心地、アラバマ州モンゴメリーで開業していたシムズは、奴隷のアフリカ系(黒人)女性の体を治療法の実験に使っていたのだ。
 シムズが自伝で言及しているのはアナーチャ、ベッツィー、ルーシーの3人。17歳だったアナーチャには30回も手術をした。近代的な麻酔技術は開発されたばかりで、使われなかった。
 10年ほど前、シムズの闇に光を当てた著作が発表され、住民から像の撤去を求める声が上がった。
(略)
 シムズ像撤去の是非は論争を巻き起こした。現在の規範で判断すべきではないと反対意見も上がり、英科学誌ネイチャーは17年9月、こうした見方を紹介して「歴史上の人物の像の撤去は歴史を隠す恐れがある」との論説を載せた。ところが反論が相次ぎ、謝罪・訂正を余儀なくされた。シムズ像に「レイシスト」(人種差別主義者)と落書きされる事件も起きた。
(略)
 「シムズがしたことは、19世紀の女性医学に携わる人にとってはごく普通だった」。奴隷を実験に使う、麻酔なしに手術するといったことは当たり前のように行われていた。白人男性医師の間では、黒人女性が痛みを感じないか、感じても極めて少ないと広く信じられていたという。
 この偏見はまだ残っている。バージニア大が白人の医学生や研修医に尋ねた16年発表の調査では、半数が黒人は痛みに強い、皮膚が厚い、などと信じていた。
 出産で亡くなる女性は黒人が突出して多い。米疾病対策センターによると、白人が10万人に13・0人に対し、黒人では42・8人と3倍以上だ。偏見による不十分な治療が原因との指摘もある。
(略) 



いま私が追っかけているNHKで放送中の「フランケンシュタインの誘惑」の題材みたいな話です。いくつか思うところがあるので挙げてみます。


ネイチャー誌が言いたいのは、過去の科学者の実験が現代人の目からみて(もしかしたら当時の人の目からみても)おぞましいものであったとしても、その成果を否定すべきではない、ということではないかと思います。

たしかに、シムズの実験が非人道的だから、「シムズの姿勢」をやめましょう、というのは間違っています。

しかし、像の撤去そのものは「歴史を覆い隠す」ことにはなりません。その像をみて不愉快な気分になる人が大勢いるなら公共の場に置くべきではないでしょう。

像の撤去に横やりを入れるネイチャー誌の論理はよくわかりません。


黒人は痛みに強いと思いますか、という質問を白人の医学生や研修医に尋ねて、その結果から黒人が十分な治療を受けていないと推測していますが、その推測には無理があります。

訊くべき相手は、勉強中の医学生や研修医ではありません。免許を取得して独り立ちした医師を対象に調査すべきです。

勉強中の人間が知識不足だとしても、医療の水準が不十分であるとは推測できません。


黒人も白人も痛みへの強さは同じ、というのが現在の通説のようですが、よく考えると、どういう根拠があるのでしょう。

例えば、こんな実験はどうでしょうか。複数の黒人・白人をランダムに選び、同じ力で打撃を与えます。徐々に打撃力を増していって、どの段階で降参するかを申告させます。この結果が人種による差がなければ、痛みへの強さは同じと判定できますし、差があれば人種によって苦痛への耐性が違うといえます。

しかし、我慢強い人は少々の苦痛では弱音を吐かないし、根性がなければすぐ降参する、というのは想像できます。我慢しているのと、苦痛に鈍感なのとは違います。違いますが、他人からは区別できません。

都市伝説みたいなものに、女性の方が苦痛に強い、というのがありますが、それと同じで、否定する証拠もなければ肯定する証拠もないのではないように思います。

ただしこれは思考の遊戯であって、人種による苦痛の耐性は同じと想定して医療行為をするというのが、現実的には正しいと思います。

【アニメ】真夜中のオカルト公務員

原作は未読です。

異界のもの(アナザー)が現実に存在し、地方自治体がそれを監視しているという世界観です。ホラーの要素を持っていますが、現実に存在していることが確定しているので、存在そのものが怖いという設定ではありません。ただアナザーは人間の常識が通じないので、交渉すること自体が危険という認識されています。

主人公は安倍晴明の子孫(生まれ変わり?)で、アナザーの言葉が理解できます。そのため、他の公務員よりアナザーに親和的で、それがトラブルの元となったり、問題解決の助けになったりとします。

狙いは分かるのですが、世界設定に不満があります。

公務員が異界のものを管理しているなら、一般人もその事実を知っているはずですが、どうもそういう様子がありません。一部の人にしか知らせていないとすれば、その理由を設定する必要があります。国家的機密だとしたら地方自治体に管理をまかせるのも変ですし。

それとアナザーが実在するなら国家機関なり大企業なりがアナザーを利用(悪用も善用も)しようとするのが自然です。その中でアナザーの言葉が理解できるというのは極めて貴重な能力になるはずです。しかし、作中では、ちょっと珍しい能力といった位置づけです。

これでは公務員が異界のものを管理するという設定を生かしていません。

もう少しなんとかならなかったのかな、と思います。

【テレビ】フランケンシュタインの誘惑E+  第十四話「モンスター・スタディー」

Eテレにて放送。

第十四話の主人公はウェンデル・ジョンソン(1906~1965)。吃音が後天的要素で起きるという説を唱えた米国の言語心理学者です。近年「モンスター・スタディー」と呼ばれるおぞましい実験に携わっていることが暴露されました。

1906年:カンザス州の農家の次男として生まれる。
小学生の時吃音であることを教師に指摘される
1926年:アイオワ大学の英語学科に入学。吃音の原因を脳の障害と考えていた言語心理学者のアシスタント(実態は実験台)になる。この経験から自分で吃音の原因を突き止めたいと考えだす。
1934年:吃音の子供の家庭を調査すると、子供がつっかえて喋るたびに親が厳しく叱責しているという共通点を見つける。
1938年:喋ることにネガティブな評価をされることで吃音になっていくという説=診断起因説を唱える。この説は当時の学界では省みられなかった。
1939年:自説を確かめるための実験を開始。舞台はアイオワ州ダベンポートの孤児院。まず24人の孤児院を四つのグループに分けた。
1A-もともと吃音があるが、吃音状態になっても”気にするな”とポジティブに接する。
1B-もともと吃音があり、吃音状態になったら都度指摘する。
2A-もともと吃音はないが、喋るのにつっかえたら、”吃音だ”とネガティブに接する。
2B-もともと吃音でないが、喋るのにつっかえても”気にするな”とポジティブに接する。

1Aのグループの吃音が改善されたら、吃音治療に道が開ける。2Aのグループが吃音になったら、吃音は後天的に作られるという説(診断起因説)が証明される。1Bと2Bは比較のためのグループ、という具合である。

ジョンソンは孤児院にも実験の目的を知らせず、教師や寮母に対して2Aグループの子供に都度吃音を指摘するように仕向けた。これにより実験の係がいない時でも2Aグループの孤児はネガティブな指摘を受け続けることになった。

やがて2Aグループの子供たちには異常な行動が出始めた。言葉が出なくなると指を鳴らす、目をパチパチさせる、壁に頭を打ち付ける、といった具合である。現在ではそれらはフラストレーションによるものだと考えられている。

数カ月の後、子供たちの吃音の進行度の計測が行われた。2Aグループの6人のうち、二人は言葉の滑らかさが悪くなったが、二人は変わらず、残りの二人は改善した。また吃音か否かをチェックしたところ6人全員が吃音でないと判定された。ジョンソンの実験は失敗したのである。

ジョンソンはこの実験結果を無視。実験の論文は大学の本棚に放置され、その後も診断起因説にこだわり続けた。

そして、孤児院にも孤児たちにも実験のことは何も知らせなかった。吃音だ、との指摘が嘘であることも知らせなかった。

1940年:「葛藤する人々」を出版、ベストセラーになる。こののち20~30年間、診断起因説がはばをきかせるようになる。
1941年:孤児院から2Aグループの子供の一人が全く口を効かなくなったと手紙を受け取る。ジョンソンは、子供への吃音の指摘を止めるように言ったが、以前として実験のことは知らせなかった。
1942年:ナチスがユダヤ人に毒ガス実験をしていると報じられる。ジョンソンは実験を秘密にすることを決意する。実験は、事実を知る一部の学者から「モンスター・スタディー」と呼ばれる。
1946年:言語病理学界の最高名誉アソシエーション賞を受賞
1950年:アメリカ言語聴覚協会会長に就任
1965年:心臓発作で死去
2001年:地方紙がモンスタースタディーの告発記事を掲載。当時2Aグループにいた孤児はこの時事実を知る。この実験のせいで人生を台無しにされたことに愕然とする。
2003年:被害者はアイオワ州と大学を提訴
2007年:日本円にして1億円ほどで和解が成立

■感想
この番組では、数々の問題のある科学者を取り上げてきました。核兵器を作ったりかナパーム弾を開発したりと疑問のある研究者はいましたが、愛国的な動機があったりしますので、全否定は難しい感じもします。

しかし、今回のウェンデル・ジョンソンは全力で罵倒したくなります。

百歩譲って当時孤児を使った実験が許されていたとしても、子供たちに実験のために吃音だと嘘を吐いたと告げなかったのは容認できません。

唖然とするほどの悪人です。罵るための適切な言葉さえ見つけられません。

【アニメ】どろろ

リメイクです。

1969年の「どろろ/どろろと百鬼丸」は観ています。感想はここです。旧作にいくつかの疑問を提示していました。

1)百鬼丸が体の部位を失っていても取り戻しても日常生活でも戦闘でも違いがないように見える
2)死体や死体になりかけはいくらでもいるのに、魔物たちが百鬼丸の体を欲した理由がわからない
3)仮に何かの理由で百鬼丸の体を欲したにせよ、強大な魔物たちが父親の承諾を必要とするのは変
4)百鬼丸の体と引き換えに天下取りを約束したはずなのに、魔物たちが協力している風に見えないし、父親も不平をもらしていない
5)どろろが女の子であることを最終回で明かしたが、意味付けがわからない。

リメイクなので、前作の瑕疵(?)をどれだけ乗り越えられるかに注目して視聴しました。

1)は明らかに改善しています。体を取り戻すことで日常生活でも戦闘でも変化が見られます。今作の見どころになりました。
2)ははっきりはしませんでしたが、最終回で、百鬼丸の体そのものに魔物たちが惹かれる理由があったのではないか、と語られています
3)は今作でも不可解なままです。
4)は、天下取りではなく、領内の安定が約束したという設定にしました。百鬼丸が体を取り戻すことで魔物が約束を徐々に反故にしていくという設定に生かしています。もっとも父親(醍醐景光)からすれば、魔物たちと百鬼丸の争いには関知できないので(勝手に負けた魔物が悪いので)、領内安定の約束を反故にするのは魔物たちの契約違反なのでしょうが・・・
5)女の子だったというのは中盤で明かしているので、旧作にあった唐突感はなくなりました。

十分に成功したリメイクだったと思います。

【朝日新聞】言葉を定義しないでは議論になりません

7月2日朝日新聞朝刊。「採決強行 与党の常道に」を引用します。

 参院選で改選されるのは2013年に当選した議員たちだ。その歩みは再登板した安倍晋三首相の政権6年半とほぼ重なる。13年参院選では自民党が大勝し衆参ねじれが解消、国会は政権の意向がそのまま反映される「一強国会」へ歩み始めた。与野党の圧倒的な議席差のもと、国会は何を得て、何を失ったのか。
 (略)
 憲法は国会を「国権の最高機関」「国の唯一の立法機関」と定める。最後は多数決になるため、選挙で勝った多数派が主導権を握るが、議論によって法律の必要性や問題点を明らかにし、必要なら法案を修正したり、撤回させたりするのが国会の大切な機能だ。
 少数政党の主張が尊重される理由はそこにある。国民の支持があれば、法案に反対するための審議の引き延ばしなど「議事妨害」はある程度容認されてきた。
(略)
 国会の強引な運営は07年参院選で自民が大敗した後の「衆参ねじれ」からあった。参院の主導権を握った民主党は数の力を存分に使った。当時代表だった小沢一郎氏(現・国民民主党)は「政権奪取とは権力闘争だ」と語るが、参院自民関係者は「なりふり構わぬ民主の国会戦術が今の強引な国会運営の源流」と指摘する
(略)
10年参院選で民主が敗れ再び「ねじれ」になると、今度は自民が意趣返しをする番だった。
(略)
安倍政権はすでに6年半。強引な国会運営は続く。自民ベテラン議員は与党にいながらこう嘆く。「国民に考える情報や時間を与えない、国会での審議の場も作らない。安倍政権は自民党内の民主主義も国会の民主主義も壊した」


民主主義ですから少数意見の尊重は重要です。多数をとったからといって何でも好きにしていいわけではありません。しかし一方で原則はあくまで多数決であり少数決ではありません。ある程度の議論が済んだら多数決をとる(=与党が勝つ)というのは当然のことです。

記事は、安倍政権が少数意見を尊重していない(=民主主義を壊している)。その源流は小沢一郎氏にある、というものです。

しかし、この記事には説得力がありません。”強引な国会運営”とは何か、という定義がないからです。

人によっては、”民主党のやっていたのは当然で安倍政権だけが悪い”という意見もあれば、”安倍政権がやっているのは普通で民主党はひどかった”という見方もできるでしょう。ひとえに言葉の定義がないからです。

”この記事においては強引な国会運営というのはこれこれのことを言う。その定義に照らして源流は民主党であり、安倍政権も受け継いでいる”というように定義が示してはじめて議論が展開できるのです。

そもそも「採決強行」という言葉が変です。「強硬策」「強硬突破」「強硬派」「強硬姿勢」「強硬措置」「強硬論」という言葉があるように、「強硬」は頭につけて「強行採決」が自然な日本語です。

思うに紙面で「強行採決」と書くと、”どういう意味だ!?”という反応があるのを恐れて、変な造語をしたのではないでしょうか?

【アニメ】この音とまれ!

原作は未読です。

題材は琴。

それにしても日本って国は題材に困りませんね。まさか琴までアニメになるとは驚いてしまいます。

ストーリーは、よくあるような「目指せ!高校日本一!」という感じで、仲間ができて葛藤があってライバルが出てきて挫折があって奮起して頑張るというスポーツ漫画の伝統的フォーマットに乗っています。

せっかくキャラクターに家元の娘も出ているのですから、名家に生まれた苦労を中心に描いた方が邦楽の世界というよく知られていないものが掘り下げられると思うのですが、どうしたものか普通のスポ根でした。仲間に怪我を隠して出場するとか、ちょっとベタすぎました。

OP曲、ED曲は悪くないと思いますが、琴を使った音楽にした方がより良いと思ったのですが、そういうのは難しいのでしょうか?

悪口ばかり書いたようですが、印象はそんなに悪くありません。二クールくらいは観たかったと思います。二期があったら観ます。
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えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

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