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【時事問題】大臣の相次ぐ辞任

朝日新聞の記事より引用します。

河井克行法相(56)は31日、7月の参院選で初当選した妻の案里氏(46)の陣営が公職選挙法で定められた上限を超える報酬を運動員に支払った疑惑をめぐり、安倍晋三首相に辞表を提出した。安倍内閣では25日に菅原一秀衆院議員が経済産業相を辞任したばかり。相次ぐ閣僚の辞任は安倍政権への打撃になるとともに、首相の任命責任が問われる。
 週刊文春(電子版)は30日、広島選挙区から立候補した案里氏の陣営が、選挙カーから名前などを連呼する運動員13人に対し、公職選挙法で定められた日当の上限額1万5千円を超える3万円を報酬として支払ったなどと報じた。
 河井氏は31日、首相に辞表を提出した後、官邸で記者団に対し、週刊文春の報道について「私も妻も全くあずかり知らない」と述べた。その上で、「調査を行う間、法務行政への信頼は停止してしまう」とし、辞任を決断したと説明した。
(略)



昨今、政治家の不祥事が続いていますが、こうしたスクープをものにするのはいつも週刊文春です。

これはいったいどうしたことでしょう。新聞やテレビといった大手のマスコミはこの手の話題を避けているというわけではないはずです。後追いで記事を載っけているところからみて、政治家の不祥事が問題だという認識はあるようです。

では、調査能力が劣るのでしょうか。しかし、言っては悪いですがしょせんは週刊誌です。大手新聞ほどの人員を抱えているとも思えません。

なぜ、文春だけがスクープを連発するのかすごく不思議です。


大臣になってから不祥事が発覚していますが、別に大臣でなくても政治家が選挙民に物を配っていいはずがありません。大臣になるときに「身体検査」をするそうですが、議員全員に「身体検査」をした方がよいのではないでしょうか?


ウグイス嬢に規定以上の報酬を支払ってはいけないことをしらなかったようでは、選挙参謀が無能すぎます。政党は選挙スタッフに、そのぐらいの基本知識は絶えずレクチャーしていくべきではないかと思います。

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【テレビ】令和元年版 怪談牡丹燈籠

BSプレミアムにて放送

牡丹燈籠の話は、小泉八雲でなじんでいましたし、これは長編の一部だということも承知していました。しかし、具体的にどういうものかは「牡丹燈籠」の部分しか知りませんでした。BSプレミアムで初代三遊亭圓朝の怪談牡丹燈籠を令和元年版としてテレビドラマ化しました。

元を知らないので、原作とどういう相違があるのかはわかりませんが、分かった範囲で言うと、小泉八雲版では幽霊に取り付かれた萩原新三郎はひたすらおびえて立て篭もっていましたが、このドラマでは自分でもお札をはがして招き入れていました(恋愛至上主義か!)。また萩原新三郎の友人の医師は、小泉版では小心な男でしたが、このドラマでは癖のある悪党でした。

全体を通してみると、お露の怪談と悪女お国の話がばらばらに並立しているように思います。お国はお露が化けて出たことを最後まで知りませんし、お露もお国の破滅に直接貢献しているわけではありません。原作がどうなっているのか気になるところです。

昨今の時代劇というのは現代人の手によるものですが、これは江戸・明治期に生きた落語家の手によるものなのでおそらく現実の江戸時代の社会に近いのだと思います。そのひとつのあらわれとして、現在の時代劇にある、善良な庶民とか、本当に偉い人は正義を重んじている、といったお約束とは無縁でした。

なかなかの秀作だと思います。

【時事問題】閣僚の失言

閣僚による「失言」が相次いでいます。

ひとつは河野防衛大臣のパーティーでの発言「私はよく地元で雨男と言われた。私が防衛相になってから既に台風は三つ」というのが不謹慎だ、というものです。もうひとつは萩生田文科大臣がテレビ番組で、大学入学共通テストの英語に民間試験を導入したことで経済困窮家庭が不利になるとの指摘に対して「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」との発言です。

この件に関する私見です。

まず河野大臣の発言に問題があったとは思えません。第一に「雨男」云々はあきらかなギャグで、本当に雨を呼ぶ「雨男」が存在して台風を呼んだのではないことは明らかです。第二に、パーティーでの軽口であり、まじめに論議するようなことではありません。第三に被災者が怒っているなら分かりますが、被災者でもない人間が「不謹慎」だと鬼の首をとったように騒ぐのは子供じみています。片言節句をつかまえて「不謹慎」だと大騒ぎする最近の風潮はどうかしていると思います。

それに対して羽生田大臣の発言は大問題です。テレビで発言したのですから内輪向けのジョークではありません。台風を呼んだのは防衛大臣ではありませんが、民間試験を大学入試に使おうとしたのは文科大臣です。導入を決めた所轄の大臣の発言としては不適切きわまりません。そして入試制度は、国民全員がかかわることなので、誰にでも怒る権利はあります。

第三者が「身の丈にあわせて頑張ってもらえれば」と言ったなら理解できますが・・・

【本】奇跡の六番勝負 サラリーマンがプロ棋士になった日

著:吉田靖

将棋の奨励会で三段に上りながら年齢制限の壁に阻まれ退会した瀬川晶司さんは、その後アマとして活躍を続けていました。その戦績はすばらしく何人ものプロ棋士を破り、さらにA級棋士(一番ランクの高い棋士)までも打ち負かしました。周囲の協力を得て瀬川さんは、異例のプロ編入を願いでます。その顛末を描いたドキュメントです。

プロ棋士になれたかどうかは副題でネタばれしているので明らかですが、一連の経緯は手に汗握るものです。

将棋会にうとい一般人からすると、プロ棋士に何度も勝っている人がプロ入りを望むなら認めるのが自然です。しかし、将棋会には独特の考えがあります。強い人間が自然とプロになる、というのではなく、年齢制限のある一定の試練を乗り越えたものがプロ棋士という称号を手に入れる、という考えのようです。そのため、一度その試練に失敗してしまった瀬川さんが、その後いくら強くなっても実績を残してもプロ棋士にするというのは掟に反する、という意見が根強くありました。

これは必ずしも自分たちの既得権益を守りたいということではなく、他の夢破れて去っていった元奨励会員との公平性を守りたいという思いでもあります。

それと一般人に理解しづからったのは、プロ棋士とプロ棋士寸前の奨励会員三段の実力差は紙一重というか逆転していてもおかしくはないというのが、将棋会の常識のようです。したがって瀬川さんがプロ棋士にいくら勝っても別に衝撃ではないという見方があったようです。

将棋がわからなくても興味深く読むことができました。


未見ですが、瀬川さんのプロ編入試験を題材にした映画も作られていました。機会があればそれも観てみたいです。

【映画】空の青さを知る人よ

「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ」の長井龍雪監督の最新作。今回も秩父を舞台にしたちょっと不思議な出来事とその周りの人達ドラマです。

どういうわけかあまり宣伝をしていなかったのですが、結構面白かったです。メインのキャラクターを3人(数え方によっては4人)に絞ったことで、二時間枠でも散漫にならずきちんとまとまっていました。もうすこしきちんと宣伝してあげてほしかったです。

感想を細かく言うとネタバレになるので書けませんが、劇場で観て後悔するような作品ではありません。

エンドロールのところで、その後日談が見られますので、最後まで席を立たないでみてください。

あと、入場ノベリティとして、過去三作のヒロインが描かれたクリアファイルをもらいました。まとめて推していこうということでしょうか?

ところで、脚本はいつもの岡田磨里さんなのですが、どういうわけか前面に出して宣伝していません。どういうことなのでしょう?

【展覧会】リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展


於:Bunkamura


リヒテンシュタイン建国300年を記念して、リヒテンシュタイン侯爵家のお宝の展示です。

貴族の趣味らしく、現代美術はありません。宗教画や歴史・神話画、それに肖像画が主です。絵以外には、中国や日本のものを含めた焼き物が多く出ていました。

「リヒテンシュタイン候フランツ1世、8歳の肖像」に目を奪われました。美少女だといっても信じられるくらいの容姿です。現代の王族だったらアイドルみたいにちやほやされることでしょう。


12月23日までです。

【朝日新聞】男女平等一位の国からの提言

10月25日朝日新聞朝刊オピニオン欄。アイスランド女性権利協会事務局長のブリュンヒルデ・ヘイダル・オグ・オゥマルスドッティル氏へのインタビュー記事が載りました。アイスランドは世界経済フォーラムの男女格差ランキングで10年連続1位になっています。一方、日本は昨年は110位でした。アイスランドの現状と日本への提言が語られています。

気になった部分を引用してみます。

-政治の場に女性が増え、何が変わったのでしょうか
「女性が政治の対話に参加することによって、男性に有利に働いてきた法律や制度が、全ての人がメリットを受けられるように見直されました。たとえば従業員50人以上の企業の役員は、男女とも40%以上とすることが義務づけられました。また従業員25人以上の企業には、男女で同じ賃金体系を設けることが義務化されました。そのほかジェンダーに配慮した政府予算の義務化や、同性婚の合法化、ストリップ・クラブの禁止など次々に新しい法律が生まれ、法的には完全なるジェンダー平等が保障されています」



企業の役員が一方の性に偏るのは喜ばしくないことだと思います。しかし法律で「40%以上」と制約をかけるのは、自由である企業への干渉です。これではアイスランドに法人を作って進出しようという外国企業は少ないのではないかと思います。

それより問題なのは「ストリップ・クラブの禁止」です。一部の女性たちにとっては、ストリップ・クラブに出入りする男は不潔で、そこで働く女は馬鹿か犠牲者のどちらかなのでしょうが、猥雑なものを必要とするのは人の性です。道徳的に美しくないものを強権で禁止した事例としては、ルネッサンス期イタリアのサボナローラや、前漢を簒奪した王莽、カンボジアのポルポトなどが思い出されます。彼らの「改革」は全て失敗しました。そもそもそんなことは人間には無理だからだと思います。

「(略)また教科書を含め、歴史本の多くは男性に焦点が当てられ、社会の発展に貢献してきた多くの女性たちの存在が記されていません。バイキング時代の歴史の本を読んだ子どもあっちは、『この時代には男性しかいなかったんだ』と思うでしょう。歴史本の書き直しが必要です。


NHKの大河ドラマだったら、ときどき女性を主人公にして史実を捻じ曲げたり創作して活躍させています。しかし歴史本や教科書で似たようなことを提案するというのは無茶苦茶です。どの時代にも女性はいたのですから、なんらなの「活躍」があったことは否定しません。しかし歴史の本に記すほどの活躍だったかどうかは歴史家が判断することです。社会運動家が自分の運動のために口を挟むべきことではありません。

【朝日新聞】不登校の原因は?

10月24日朝日新聞社説「増える不登校 まず教室を風通し良く」より

私は不登校になったことはありませんが、なんとなく学校に行きたくない、という気持ちはわかります。ただ、私の「わかる」と現実に不登校をしている人達の思いが同じなのかどうかは不明です。そして今不登校の子供たちがすべて同じところに不満を抱えているかというのも疑わしいです。

さて、この社説では「無理に登校する必要はない」という前提に立ちながらも、できるだけ登校しやすい環境にすべきという提案です。

(略)
学級、学年をこえた活動や交流行事を増やす。その学年を担当するすべての教員が、全ての生徒に目配りする「全員担任制」を試みる。そんな試みを重ねて、風通しのいい学校をつくることが求められる。
(略)


できるだけ登校しやすい環境をつくるべき、という点では賛成です。しかし学校にさらに濃密な人間関係を構築するというのは、私の個人的経験では、賛成できません。

もちろん中には希薄な人間関係がいやで先生や友人たちともっと触れ合いたいという子供もいるでしょう。しかしその一方で、人生のすべてになってしまう学校生活に適応できないて不登校という形で反乱している子供も少なからずいると思われます。万人に効く特効薬はないのかもしれません。

勝手な決め付けはやめて、不登校の理由を虚心に探る必要があると思います。

【時事問題】暴走するネット言論

朝日新聞の記事から二つ引用します。

 韓国で「ユニクロ」を展開するFRLコリアは21日、人気商品フリースの25周年をアピールするCMを全面中止した。高齢の女性が「(10代だった)昔のことは覚えていないわ」と語る場面について、SNSを中心に「慰安婦問題へのからかいだ」との批判が拡散していた。
(略)


 米宝飾品大手のティファニーが7日に公式ツイッター上に指輪の広告を載せたところ、中国人から「香港デモへの支持を想起させる」「中国への挑戦だ」などと批判が相次ぎ、広告を削除する事態になった。同社は「なんの政治的意図もなかったが、そう受け止められたのは残念だ」としている。
(略)


どちらも民間企業ですので、儲けを度外視して「からかい」などするわけがありません。客観的に見て、韓国人や中国人からの批判は妄想のたぐいです。


普通ならば、こうした妄想は個人の中だけで完結したり、せいぜい同好の士の中で共有される程度です。しかしネットの発達がこうした妄想が広く一般化してしまいました。それでも普通ならば、健全な反対意見が申し立てられ淘汰されていくはずです。しかし、中国や韓国のこの場合は”わが国をからかっているはずがない”などと反論すると世間の批判を受けるからかもしれませんが、そういう声は大きくなりません。


それどころか、広告の停止という目に見える「成果」があがるので、おさまる気配はありません。ユニクロやティファニーの騒ぎが収まっても、いずれ次の獲物を見つけてつるし上げは再開するでしょう。

こういう傾向はもしかしたら他の国でも(日本でも)起こりえるのかもしれません。気をつけたいものです。

【世論調査】朝日新聞10月22日発表

10月22日朝日新聞朝刊に世論調査の結果が発表されました。

(数字は%。小数点以下は四捨五入。◆は全員への質問。◇は枝分かれ質問で該当する回答者の中での比率。〈〉内の数字は全体に対する比率。丸カッコ内の数字は、9月14、15日の調査結果)

◆今の政治などについてうかがいます。あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
 支持する 45(48)
 支持しない 32(31)
 その他・答えない 23(21)

◇(「支持する」と答えた人に)それはどうしてですか。(選択肢から一つ選ぶ=択一)
 首相が安倍さん 9〈4〉
 自民党中心の内閣 15〈7〉
 政策の面 17〈8〉
 他よりよさそう 56〈25〉
 その他・答えない 2〈1〉

◇(「支持しない」と答えた人に)それはどうしてですか。(択一)
 首相が安倍さん 15〈5〉
 自民党中心の内閣 25〈8〉
 政策の面 46〈15〉
 他のほうがよさそう 9〈3〉
 その他・答えない 6〈1〉

◆あなたは今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
 自民党 35(37)
 立憲民主党 6(7)
 国民民主党 1(1)
 公明党 5(3)
 共産党 2(3)
 日本維新の会 2(3)
 社民党 0(1)
 希望の党 0(0)
 NHKから国民を守る党 1(0)
 れいわ新選組 1(1)
 その他の政党 1(1)
 支持する政党はない 39(35)
 答えない・分からない 7(8)

◆安倍政権は、10月から消費税率を10%に引き上げました。あなたは、今回の消費税率の引き上げに、納得していますか。納得していませんか。
 納得している 54
 納得していない 40
 その他・答えない 6

◆10月から消費税が10%に上がって、お宅の家計への負担はどの程度重くなっていますか。(択一)
 かなり重くなっている 8
 ある程度重くなっている 37
 あまり重くなっていない 44
 全く重くなっていない 8
 その他・答えない 3

◆あなたは、消費税を引き上げたことで、景気に悪い影響が出る不安をどの程度感じますか。(択一)
 大いに感じる 15
 ある程度感じる 46
 あまり感じない 33
 全く感じない 4
 その他・答えない 2

◆あなたは、食料品などの税率を8%に据え置いた今回の軽減税率を、評価しますか。評価しませんか。
 評価する 58
 評価しない 33
 その他・答えない 9

◆あなたは、これから先、消費税の税率は、どうするのがよいと思いますか。(択一)
 10%のまま 47
 10%より上げる 12
 8%に下げる 14
 5%に下げる 11
 消費税を廃止する 11
 その他・答えない 5

◆あなたは、環境大臣に就任した小泉進次郎さんのイメージは、よくなりましたか。悪くなりましたか。それとも、変わりませんか。
 よくなった 11
 悪くなった 16
 変わらない 67
 その他・答えない 6

◆この秋は、台風災害が相次ぎました。あなたは、大きな被害をもたらした一連の台風災害への安倍政権の対応を、評価しますか。評価しませんか。
 評価する 37
 評価しない 39
 その他・答えない 24

◆あなたは、今の皇室に親しみを持っていますか。持っていませんか。
 親しみを持っている 62
 持っていない 27
 その他・答えない 11

◆政府は、天皇の即位にあわせて恩赦を行い、裁判で有罪になった人の一部を対象に、失った権利を回復させます。あなたは、恩赦を行うことに、賛成ですか。反対ですか。
 賛成 25
 反対 54
 その他・答えない 21

◆政府は、台風19号の被害を受けて、22日に予定していた天皇の即位にともなう祝賀パレードを来月に延期します。あなたは、このことを評価しますか。評価しませんか。
 評価する 83
 評価しない 10
 その他・答えない 7

◆関西電力の幹部らが、原発のある自治体の元幹部から多額の金品を受け取っていました。あなたは、この問題について、関西電力の幹部らを国会に呼んで説明を求める必要があると思いますか。その必要はないと思いますか。
 国会に呼んで説明を求める必要がある 76
 その必要はない 16
 その他・答えない 8

◆国際オリンピック委員会は、来年夏の東京オリンピックの暑さ対策として、マラソンと競歩の会場を、東京から札幌に移す計画を発表しました。あなたは、この計画に賛成ですか。反対ですか。
 賛成 47
 反対 36
 その他・答えない 17
   ◇
 調査方法 コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、19、20の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した1924世帯から974人(回答率51%)、携帯は有権者につながった2321件のうち1055人(同45%)、計2029人の有効回答を得た。


この世論調査が私のところに来たと想定して回答してみます。

>◆今の政治などについてうかがいます。あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
支持します。

>◇(「支持する」と答えた人に)それはどうしてですか。(選択肢から一つ選ぶ=択一)
首相が安倍さんだからです。

>◆あなたは今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
支持政党はありません。
社民党は、N国やれいわ新選組にも負けちゃってますね。このままだとじり貧もいいとこです。N国のネット活用や、れいわ新選組の市民との対話といったところを手本にして立て直さないといけないと思います。いまの社民党にはまったく存在感を感じません。

>◆安倍政権は、10月から消費税率を10%に引き上げました。あなたは、今回の消費税率の引き上げに、納得していますか。納得していませんか。
仕方ないと思っています。

>◆10月から消費税が10%に上がって、お宅の家計への負担はどの程度重くなっていますか。(択一)
変わったように感じていません。

>◆あなたは、消費税を引き上げたことで、景気に悪い影響が出る不安をどの程度感じますか。(択一)
ある程度は感じます。

>◆あなたは、食料品などの税率を8%に据え置いた今回の軽減税率を、評価しますか。評価しませんか。
評価します。食料品が10%だったとしたら、税金が上がったと実感したことでしょう。

>◆あなたは、これから先、消費税の税率は、どうするのがよいと思いますか。(択一)
税金なんてない方がいいのですが、そうもいかないでしょう。とりあえずは10%でいいのではないかと思います。

>◆あなたは、環境大臣に就任した小泉進次郎さんのイメージは、よくなりましたか。悪くなりましたか。それとも、変わりませんか。
前から好きでも嫌いでもありませんでしたが、特に変化はありません。

>◆この秋は、台風災害が相次ぎました。あなたは、大きな被害をもたらした一連の台風災害への安倍政権の対応を、評価しますか。評価しませんか。
特に問題は感じていません。

>◆あなたは、今の皇室に親しみを持っていますか。持っていませんか。
現時点で、親しみを持っているのが60%を超えているというのは結構高いと思います。代替わりしたばかりなので、これから上がっていくのかと思います。

>◆政府は、天皇の即位にあわせて恩赦を行い、裁判で有罪になった人の一部を対象に、失った権利を回復させます。あなたは、恩赦を行うことに、賛成ですか。反対ですか。
反対です。天皇の即位にあわせたことに反対しているのではなく、恩赦という制度そのものに反対しています。

>◆政府は、台風19号の被害を受けて、22日に予定していた天皇の即位にともなう祝賀パレードを来月に延期します。あなたは、このことを評価しますか。評価しませんか。
結構なことだと思います。

>◆関西電力の幹部らが、原発のある自治体の元幹部から多額の金品を受け取っていました。あなたは、この問題について、関西電力の幹部らを国会に呼んで説明を求める必要があると思いますか。その必要はないと思いますか。
関西電力の件は大問題だと思いますが、あくまで民間の問題です。国会に呼びつけるというのは違和感があります。追及するとしたら株主総会が適切な場だと思います。

>◆国際オリンピック委員会は、来年夏の東京オリンピックの暑さ対策として、マラソンと競歩の会場を、東京から札幌に移す計画を発表しました。あなたは、この計画に賛成ですか。反対ですか。
はじめから札幌で計画していたなら賛成ですが、今回は誰とも分からぬ人士が密室で決めて命令しているという気配があります。この不透明さがあるので賛成できかねます。

【朝日新聞】英のEU離脱

10月21日朝日新聞社説「英のEU離脱 性急な決着は避けよ」を引用します。

 英国はまたも、決められなかった。欧州連合(EU)からの離脱を定めた協定案について、英議会は採決を見送った。
(略)
2016年の国民投票から続く英国の独りよがりのために、欧州が抱える財政改革や移民対策などの課題に全力を注げない事態が続いている。
 だとしてもEUには3度目の離脱延期を認めてもらいたい。
(略)
 今回の採決先送りが決まったとき、英議事堂の外では、再度の国民投票を求める何万人もの国民が集まっていた。仮に協定案が議会で可決された場合も、「確認のための国民投票」をしてほしいとの声もある。
 前回の国民投票から3年。当時は知り得なかったさまざまな現実がわかり、個々の人びとの考えに変化が生まれたのは否めない。ジョンソン政権は、総選挙のみならず、再度の国民投票も考慮すべきではないか。


英国の議会は学級崩壊みたいです。日本が小選挙区制を導入する際に手本としたのが英国だったというのは、今では笑い話に聞こえます。

私の意見では、「学級崩壊」の責任は、国民投票の結果を認めない勢力にあります。

国会議員は、任期中のあらゆる出来事を事前に予測して政策を発表できないので、国民から全権を負託されたとみなすことはできません。したがって議会の多数勢力であっても常に少数意見に配慮することが求められます。

しかし国民投票をした場合は別です。明確に意志が示されたのですから、たとえ僅差であっても多数を得たものが主権者の意志です。敗れた方が粛々とそれを受け入れるべきです。

今日の英国の問題は、負けた側(EU残留派)が潔くないことにあります。仮に「再度の国民投票」を実施して残留派が勝ったら、今度は離脱派がごねはじめて、「再々度の国民投票」を求めることになるでしょう。これでは、いつまでたっても決まりません。

英国は、EU離脱そのものより、この一連の出来事で大きく国の品格を傷つけたように思います。

【時事問題】東京オリンピックのマラソン・競歩

東京オリンピックのマラソンと競歩を札幌で行うという案が浮上しています。それに対して小池都知事が不快感を示しました。朝日新聞の記事より引用します。

 東京都の小池百合子知事は17日午前、都内であった連合東京の定期大会のあいさつで「東京は一番最後に知らされたんじゃないか。まさに青天のへきれきだ」と語った。「涼しいところでというのなら、『北方領土でやったらどうか』くらいなことを連合から声を上げていただいたらと思う」とも発言した。小池氏は17日夕、取材に対し「突然の札幌、北の方だからということだったので、一案として申し上げた」と述べた。


オリンピックを行う組織として実に稚拙です。IOCの責任なのか、日本の組織委員会の責任なのか、具体的には分かりませんが、素人の集まりのようです。

東京都に知らせないで外堀を埋めるようなやり方をして、うまいことやってやったと思っているのかもしれませんが、組織人としてはまるで駄目です。

また、東京都知事も北方領土がどうのこうの言い出すのは政治家としてのセンスを疑います。

こんなことでは東京オリンピックの成功はおぼつきません。

個人的な好悪は乗り越えて協力すべきです。

【展覧会】コートールド美術館展 魅惑の印象派

於:東京都美術館

実業家サミュエル・コートールドが収集した作品を中心としたコートールド美術館(ロンドン)のコレクションです。

個人が収集した作品群なので、一定の傾向がうかがわれます。色鮮やかだけど落ち着いた雰囲気のものが主体です。例えば、セザンヌの絵はよくわからないものがあるのですが、ここのコレクションのは普通に理解できるものばかりです。

目玉は、マネの「フォリー=ベルジェールのバー」です。中学生か高校生の時に画集でこの絵をはじめてみたのですが、その時は背景が鏡だとは気が付かなかったので、なんで物議をかもしたのかさえ分かりませんでした。鏡とすれば確かに変な絵です。実物の絵を子細に見ても鏡には見えませんでした。マネはなんでこんな絵にしちゃったのでしょうか?

ルノワールの「桟敷席」に癒されました。

12月15日までです。

【朝日新聞】遅れてきた田中角栄

10月17日朝日新聞朝刊オピニオン欄の「耕論」のコーナー。題は「新幹線が運ぶもの」で、その中から衆議院議員石破茂氏の「人口減る地方こそ整備を」を引用します。

夏の参院選では、地元の鳥取県だけでなく、合区で一つの選挙区になった島根県にも応援に行きました。
 両県はともに東西に長く、鳥取県の東端にある鳥取市から島根県の西端にある益田市まで特急でも4時間近くかかります。
 他方、同じ中国地方でも広島ならば、4時間あれば東京に着きます。「これはなんだ。ひどいじゃないの」と実感しました。
(略)
私が「山陽新幹線を実現する国会議員の会」の会長なのも「我田引鉄」ではなく、日本国の危機管理上必要だと考えるからです。
(略)
日本海側にも新幹線を通し、もしもの時は肩代わりできるようにし、国の持続可能性を高めなければなりません。
(略)
新幹線の建設費を減らす工夫も一層求められるでしょう。たとえば、山陰や四国の新幹線の走る間隔は30分に一本でいい。そうすれば、大半は単線にできます。
(略)
少子化・高齢化が進む中で、トラックやバスの運転手不足はより深刻になり、車を運転できないような高齢者も増えるでしょう。大量輸送ができる新幹線はそんな人口減少時代に必須のインフラと位置付けるべきです。


日本の危機管理のため、という理由はもっともですが、そのためには地方にまんべんなく新幹線を通すのではなく、特定の地域を選んで第二首都として開発すべきです。

そして、第二首都なら単線で30分に一本しか走れないようでは首都として機能しません。

また、車を運転できない高齢者のためには新幹線は代替できません。道路の整備と自動運転の方が常識的なアイデアです。

もっともらしい理屈をつけてなんとしても新幹線をもってきたいという下心しか見えません。

次の首相と一部で期待されている政治家なのに、こんな遅れてきた田中角栄のようなことを言っているようでは話になりません。

【アニメ】2019秋調査(2019/7-9月期、終了アニメ、48+7作品) 第54回

アニメ調査室(仮)さんで行っているアンケートに投稿しました。
評価基準は
S : とても良い(第3回より追加)
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可(わかる範囲で良いです)

詳細なレビューはリンク先をご覧ください。

01,MIX,x
02,ギヴン,x
03,フリージ,x
04,鬼滅の刃,x
05,愛玩怪獣,x
06,手品先輩,x
07,闇芝居 七期,x
08,グランベルム,F
09,コップクラフト,x
10,まちカドまぞく,x

11,スタミュ 第3期,x
12,彼方のアストラ,B
13,ソウナンですか?,B
14,魔王様、リトライ!,x
15,フルーツバスケット,x
16,ダンベル何キロ持てる?,A
17,キャロル&チューズデイ,x
18,かつて神だった獣たちへ,C
19,ナカノヒトゲノム【実況中】,D
20,おしりたんてい 第3シリーズ,x

21,トロールズ:シング・ダンス・ハグ!,x
22,われしょ! 我ら! 小動物愛護委員会,x
23,キラキラハッピー ひらけ! ここたま,x
24,テレビ野郎ナナーナ わくわく洞窟ランド,x
25,機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星,x
26,ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII,x
27,ロード・エルメロイII世の事件簿 魔眼蒐集列車 Grace note,C
28,うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。,x
29,通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?,F
30,可愛ければ変態でも好きになってくれますか?,x

31,カードファイト!!ヴァンガード 続・高校生編,x
32,アイカツフレンズ! かがやきのジュエル,x
33,この世の果てで恋を唄う少女YU-NO,x
34,イナズマイレブン オリオンの刻印,x
35,FAIRY TAIL ファイナルシリーズ,x
36,Re:ステージ! ドリームデイズ♪,x
37,博多明太! ぴりからこちゃん,x
38,ありふれた職業で世界最強,C
39,荒ぶる季節の乙女どもよ。,x
40,からかい上手の高木さん2,A

41,戦姫絶唱シンフォギアXV,x
42,女子高生の無駄づかい,x
43,とある科学の一方通行,x
44,異世界チート魔術師,x
45,遊戯王ヴレインズ,x
46,胡蝶綺 若き信長,x
47,(全22話) 凹凸世界,x
48,(全39話) ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風,A
49,(1期) ムヒョとロージーの魔法律相談事務所,F
50,(特番 8話) 指先から本気の熱情 幼なじみは消防士,x

51,(特番 4話) グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION,x
52,(ネット配信) ファイトリーグ ギア・ガジェット・ジェネレーターズ,x
53,(ネット配信) みるタイツ,x
54,(7月終了) わしも (7期),x
55,パウ・パトロール,x


グランベルム:面白くなりそうもなかったので切りました
彼方のアストラ:きれいに完結した良作
ソウナンですか?:テンポが良かったです。
ダンベル何キロ持てる?:筋トレというネタだけですが飽きさせませんでした
かつて神だった獣たちへ:尻切れトンボで終わってしまいました。
ナカノヒトゲノム【実況中】:デスゲーム系なのでしょうが、良く分からない作品でした。
ロード・エルメロイII世の事件簿 魔眼蒐集列車 Grace note:推理劇としては中途半端でした。
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?:さすがにこれにはついていけません
ありふれた職業で世界最強:前半最高。後半はありきたり。
からかい上手の高木さん2:恋愛ものですが男でも楽しめます
(全39話) ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風:原作のよさを見事に映像化してくれました
(1期) ムヒョとロージーの魔法律相談事務所:キッズ向きみたいなので切りました

【時事問題】二階氏の「まずまず」発言

13日の自民党緊急役員会での二階幹事長の発言を引用します

 予測されて色々言われておったことから比べると、まずまずで収まったという感じですけども。それでも相当な被害が広範に及んでいるわけでありますから、こうしたことに対する対策を早急に打っていかなくてはならないと思います。停電、断水、交通機関の運休など生活に怒濤の影響が続いておりますが、一刻も早い回復をめざして、お互いに頑張ろうではありませんか。


この発言、「まずまず」とは何事か、と野党の追及を受けて、ついに撤回に追い込まれました。

二階氏を応援しているわけではありませんが、もとの発言を読むとそれほどひどいことを言っているようには思えません。今回の台風19号は、史上最大だの、カテゴリー6だのと言われていたのですからえ、思ったより被害が小さかったというのは率直な感想だと思います。

それに「まずまず」で収まったからどうでもいいや、と言ったわけでもありません。復旧に頑張ろうと言っています。

素晴らしい発言だとは言いませんが、鬼の首を取ったように騒ぐような失言だとも思えません。

【朝日新聞】また、どこにでも性差別を発見する人たち

10月13日朝日新聞朝刊オピニオン欄の『「イクメン」どう思う?』は男性の子育ての特集です。諸外国にくらべて日本の男が子育てに参加する割合が低く、その傾向は昔から変わっていないことを示すグラフが示されています。いわゆる”日本の男女格差は大きい”ということを訴えたい記事だと思います。

グラフを見ると、「6歳未満のこどもを持つ親の1日の家事・育児時間」(総務省社会生活基本調査)では、1996年では男性は50分くらいで女性は450分くらい。2016年になっても、男性の80分に対して女性は450分くらいです。日本の男は女性の五分の一ほども家事をしていないというデータです。

国際比較をした「親の育児時間(1日)の国際比較」(総務省社会基本調査)では、
米国の男は180分、女は320分
英国の男は170分、女は350分
仏の男は160分、女は340分
独の男は180分、女は380分
スウェーデンの男は200分、女は320分
ノルウェーの男は190分、女は320分
と読み取れます。

このグラフを見ると、日本の男は突出して家事・育児をしていませんし、女は比較的多くの時間を家事・育児に費やしています。

しかし、ちょっと待っていただきたい。

まず、国際比較で、男女の家事・育児を合算した数値がこれほど違うのはどういうわけでしょう。

例えば夫婦二人の家庭ではなく、三代同居だったらお婆さん・お爺さんが家事に参加しているのかもしれません。お手伝いさんや子守りを雇っていたら、夫婦の家事・育児時間は少なくなります。こうした文化的な違いを考慮に入れる必要があります。

また、”あなたは家事・育児に何分費やしていますか?”という質問だったとすると、つまり何を家事・育児なのかを定義せずに自己判断させていると、国民性によっては好き勝手に家事・育児時間に含めてしまいます。

さらに、共稼ぎ夫婦の場合は、食事はデリバリーで掃除もたまにという家庭もあるでしょう。つまり共稼ぎの多い国と専業主婦の多い国を数字だけ比較するのはナンセンスです。

仮に夫婦子供だけの世帯に限り、外での働き方のパターンも同一のサンプルを選び、何を家事・育児にするかを定義して調査したとします。その場合、なぜ日本の女性が他国に比べて家事・育児に時間を費やしているのかが気になります。日本の女性は、手抜くことを嫌う文化的傾向があるのかもしれません。

このように考えると、日本の男が妻に協力しないといった見解は、結論を急ぎ過ぎているように思います。

【アニメ】彼方のアストラ

原作は未読です。

はじめの印象は、キッズ向きのひと昔まえの少年向き冒険SFという感じでした。なぜそう感じたかというと、舞台を宇宙にする意味がないからです。ないというより不自然です。

未知の惑星の動植物を食用にしたり、宇宙船が食料を(9人の乗員で)20日分しか貯蔵できないという設定があることです。この宇宙船の正規の乗員数は不明ですが、同型機では5人乗っていたらしいことがわかっています。また、コックピットの座席がちょうど9つだったことから10人以下の乗員を想定しているはずです。そうなると未知の惑星探査用であったこの機体の食料貯蔵は20~40日程度であり、片道10~20日程度の航行しかできません。これでは惑星探査は無理です。

したがって、舞台を地球の海で遭難した少年少女の話にした方がしっくりきます。これなら、無人島の動植物を食べてもおかしくないですし、いかだに載せられる食料には限りがあるという設定をしてもわかります。

しかし、後半になって舞台を未来にした意味が分かってきます。これはいい意味で裏切られました。(上記の二点への疑問が消えたわけではありませんが・・・)

残念だったのは、クローンの話だけなら締りがあったのですが、歴史改竄の話も盛り込んだのでちょっととっちらかった感じはあります。

それでもキャラクターはきちんと描けていますし、なによりきちんと完結したのは好印象です。なにげないセリフのやり取りが伏線になっているのにも感心しました。

好感のもてる作品でした。

【朝日新聞】大浦信行氏へのインタビュー

10月12日朝日新聞朝刊オピニオン欄。昭和天皇の肖像を焼く映像作品で物議をかもした美術家・映画監督の大浦信行氏へのインタビュー記事です。

-「表現の不自由展・その後」は中止・再開という異例の展開を見せています。今回、一番驚いていることは何ですか。
「令和と呼ばれるこの時代になっても日本の人々の中に天皇タブーというものがこんなに根強く残っていたのか、ということです」
-そこで言う天皇タブーといはどのようなものでしょう。
「芸術、表現の中で天皇を扱うこと自体が認められていない。そんな風潮です。どのような動機からであれ、どのような形であれです」
-表現の具体的な中身に問題があるから、ではないですか。
「そうとは限りません。昭和天皇が存命だった時期には、劇映画で昭和天皇を正面から演じること自体がほぼ不可能でした」
(略)
-今回大浦さんの映像は、昭和天皇の肖像写真を焼き、灰を靴で踏みにじったものだという批判を受けていますね。実際、天皇の肖像を焼いたのですか。
「いえ、燃えているのは僕の作品です。80年代の作品「遠近を抱えて」のうち4枚を燃やしました。天皇が入った版画です」
(略)
「天皇の肖像が燃えたという部分だけを切り取って批判されることを残念に感じています。批判している人々のうち映像(約20分)全体を見た人は、まだ少数にとどまっているはずです」
-SNSでは、誰かが映像の一部分を切り出した短い動画が見られます。私も最初にそれを見たときは、「大浦さんが天皇の肖像写真を焼き、その灰を踏みにじった作品であり、天皇批判を表現している」との印象を持ちました
「誤解です。残念です」
-ただ、焼かれたのが作品だったとしても、その中に肖像が含まれていたのは事実ですね。人の肖像が焼かれる光景をそもそも、見る者の心を痛ませるものでは?
「そういう側面もあるとは思います。ただ理解してもらえるかどうかは分かりませんが、僕にとては燃やすことは、傷つけることではなく昇華させることでした」
-正直よくわかりません。
「祈りだと言い直せば伝わるでしょうか。燃やすという行為には、神社でみこしを燃やすような宗教的な側面もあるはずです。僕は今回の映像で、30年前から向き合ってきた「内なる天皇」をついに昇華できたと感じました。抹殺とは正反対の行為です。そもそも、もし天皇を批判するために燃やしたのだとしたら、そんな作品は幼稚すぎて表現とは呼べません」
(略)
-「不自由展・その後」の再開をどう見ていますか。
「再開は歓迎しています。ただ、一度中止になったことや文化庁が補助をやめると宣言している問題は消えません。萎縮と自主規制がさらに進んでしまうでしょう。日本を「天皇の表現がない社会」にする決定打になってしまうかもしれません。表現者が勇気を持って、表現を封印しない道を探し続けることが必要だと思います」



昭和の時代に劇で天皇を真正面から取り上げてこなかったということですが、正確には取り上げてこなかったのは昭和天皇です。過去の天皇は大河ドラマに普通に登場していたように思います。

「天皇タブー」というより「昭和天皇タブー」があった(今もある)と考えるのが自然なのかもしれません。


大浦氏の「昇華」がどうのこうのというのは、朝日の記者ではありませんが私にも「正直よく分かりません」。自分の作品を焼いただけで天皇の肖像を焼いたのではない、という理屈は普通に考えて通用しないでしょう。

気になったのは、大浦氏が作品の意図を誤解されていると釈明していることです。

論述文であれば、全体を読んで正しく解釈をしろ、と迫ることはできます。誤読があれば読者の責任ですし、誤解を招いても仕方のない表現があれば著作者の責任です。したがって、批判するなら全部読め、と言うことができます。しかし芸術作品で同じことがいえるとは思えません。

私が思うに芸術作品である以上、どう受け取るかは観るものに委ねられているべきで、作者が指図をすることではないと思います。


文化庁が補助をやめると言っていることを表現の自由への威嚇と受け取っていることはかなり疑問です。

文化庁のやり方には問題があったにせよ、税金をもらえないから作品を発表できない、という理屈はありません。

小説家だって漫画家だって国から金をもらってやっているわけではありません。なぜ自分たちだけは税金をもらえるのが当然と思っているのか不思議です。

【雑記】台風19号

台風19号はあと数時間で上陸します。私は東京の世田谷区に住んでいますので、戦々恐々としています。ラジオ用の電池を買い込み、飲料水を空いたペットボトルに貯め、生活用水用に風呂おけに水を張りました。

ただし、これまでのところ思ったほど大したことにはなっていません。雨は朝から結構降っていますが、よくある大雨程度です。風は存外ありません。先日の台風の方がひどかったくらいです。あと数時間でどうなるかは分かりませんが、いまのところは平穏です。

古い時代(終戦直後)の「サザエさん」を読むと、台風接近前に窓に板を打ち付けて準備する光景がよく出てきます。今回の台風では似たようなことをしなければならなくなってしまいました。昔の建物はやわだったので仕方ないのかもしれませんが、今の頑丈な建物でも必要になったのはやはり地球の天候が少しずつ変わってきて強力な台風が出てきたからなのでしょうか。

【朝日新聞】大物の保守政治家?

10月10日朝日新聞朝刊。ノンフィクション作家・保阪正康氏へのインタビュー記事。「抵抗国会か翼賛国会か、岐路 立法府の姿勢、保阪正康さんに聞く」より

 臨時国会では、立法府つまり国会が行政府から本当に独立しているのか、三権分立が機能しているのか、が問われる。試金石となりうるのは、日韓問題だ。
 日本政府は1965年の日韓基本条約・請求権協定に基づき、元徴用工の補償問題は「完全かつ最終的に解決済み」との立場を取ってきた。韓国政府も同じ立場だったが、昨年10月の韓国大法院(最高裁)が覆した。これだけをみれば、安倍政権が言う「韓国は約束を守らない」というのも、その通りだと思う。
 しかし、65年当時、韓国は軍事体制下にあり、東西冷戦のさなかだったため、条約や協定があいまいさを残していたことは否めない。ここに目をつむったまま、日本政府が「私たちが正しい」と主張しているだけでは、韓国政府と平行線のままだ。
 安倍政権がそれでいいと言うなら、日韓問題を政治的プロパガンダに使っていると受け止められる。敵を作って世論を勇み立たせる形で、支持率アップや政権浮揚に利用していると。
(略) 
 かつて自民党内にいた大物の保守政治家は、基本条約・請求権協定の約束は約束として、日本が韓国を植民地化した歴史を踏まえて、「韓国の言い分も分かるね」と政治的な落としどころを探した。
(略)


韓国がひっくり返したのは軍事体制下の「約束」だけではありません。民主化した後も”徴用工問題は解決済み”という態度で一貫してきました。文政権は、軍事政権だけでなく、過去の政権すべてをひっくり返しています。保阪氏は事実関係をつまみ食いしています。

「かつて自民党内にいた大物の保守政治家」が「政治的な落としどころを探した」というのは、一般庶民からすれば胡散臭い話です。

本当に植民地化した歴史を踏まえて韓国に融和的だったのなら北朝鮮にも融和的であったはずです。

大物政治家が韓国の言い分を聞いていたのは、怪しい人士のつながりがあって、キックバックとかをしてもらっていたからではないかと思います。

そういうつながりがなくなったために、日本は韓国を普通の外国として扱うようになったのに対して、韓国は相変わらず日本に普通に接することができない。これが昨今の摩擦の原因だと考えます。

【朝日新聞】愛媛県警の誤認逮捕

10月9日朝日新聞社説「愛媛誤認逮捕 責任を問わないのか」より

 当然行うべき捜査を怠り、無実の人を逮捕した。自白を強要するような取り調べもあった。謝罪では済まされない。尊厳を傷つけ、人権を侵害した責任を明らかにするべきだ。
 タクシーを降りた際に運転手のバッグを盗んだとして愛媛県警松山東署が7月、松山市内の20代の女性を逮捕したが、女性は不起訴となり、県警も誤認逮捕を認めた。県警が今月、その捜査の検証結果を公表した。
 ずさんさにあぜんとする。
 報告によると、車内のドライブレコーダーに助手席の女がバッグを持ち去る様子が映っており、付近の防犯カメラの映像から女のアパートを特定。このアパートに住む20代の女性を犯人だと思い込んだ。
 ドラレコには音声も残され、同乗者が助手席の女を愛称で呼んでいたが正確に聞き取らず、同乗者に確認をしなかった。
 映像には女の財布や携帯電話も映っていた。20代の女性のものとは異なったが、その食い違いを詰めなかった。
 県警はさらに、20代女性を任意で事情聴取した際に撮った顔画像と、ドラレコの画像を識別システムにかけ、「矛盾はない」との鑑定結果を「同一人物」と過大評価した。
 失態を次々と重ねただけではない。旧態依然とした取り調べの様子も浮き彫りになった。
 女性は逮捕前の任意の取り調べ段階から一貫して容疑を否認し、釈放後に手記を通じてその様子を明らかにした。「犯人なら目の前にいるけど」「タクシーに乗った記憶ないの? 二重人格?」「就職も決まってるなら大事(おおごと)にしたくないよね?」「君が認めたら終わる話」。警察はこんな言動を重ねた。
 県警は指摘をおおむね認め、「不適切だった」とした。しかし、「違法とは認められない」として誰も処分しない方針だ。
 驚きを禁じ得ない。容疑者と決めつける密室での取り調べが冤罪を生む構図は、繰り返し指摘されてきたはずだ。女性が「自白の強要をされたという認識に変わりはない」と訴えていることを深刻に受け止めねばならない。
 検証は愛媛県警が自ら実施した。適正かつ徹底的に行われたのか。甘い認識と対応を見るにつけ、そんな疑問すら湧く。
 県警が自らをただせないのなら、警察庁が対応するべきだ。捜査で映像の重要性が増すなか、罪のない人が逮捕される事例はほかにも見られる。今回の捜査の問題点と教訓を警察全体で共有する必要がある。
 愛媛県議会の役割も大きい。県警の検証をチェックし、責任を問う。県民代表としての責務を果たすべきだ。


社説を読む限り愛媛県警には問題があります。起訴しなかった検察の判断は妥当です。これでは裁判をしても無罪判決が目に見えています。

しかし、それとは別に違和感がないでもありません。

再三にわたり、朝日新聞を含めたマスコミは諸外国に比べて日本の裁判の有罪率が高いことに懸念を表明してきました。つまり、諸外国では有罪にできると確信のもてない者もどんどん逮捕して起訴してきています。少なくとも日本との対比ではそうなります。

犯人なのかどうかよく吟味検討したうえで逮捕・起訴をしていくとなると有罪率は高くなりますし、有罪率を低くしたいならいまよりもゆるゆるの基準で逮捕・起訴をすべし、となります。

結局マスコミはその場その場で文句を言っているようにしか思えません。

なお、愛媛の事件では、この女性が犯人でないという根拠は山のようにあったのにそれを無視したことが問題点です。仮に、犯人と思われる根拠が十分にあるのであれば、取調室での尋問はそれほど不適切とは思えません。

愛媛県警が責められるべきなのは、捜査方法が不適切だからではなく、無能だからです。

【アニメ】ありふれた職業で世界最強

原作は未読です。

流行りの異世界転生ものですが、序盤は非常にダークな雰囲気で進みます。原作でどうなっているのかわかりませんが、アニメでは転生したり使命を与えられたりというダルいシーンはすっ飛ばしてテンポよく進みます。

冴えない主人公が、仲間の裏切りで、ダンジョンの奈落に突き落とされてしまいサバイバルをしていくうちに最強に近い力を手に入れて・・・となかなか面白い出だしでした。

残念ながら、ダンジョンを抜け出してからは、ハーレム展開があったりと普通の異世界転生になってしまいました。裏切者をみつけて復讐するのかと思えば、特にそういう展開にもなりません。

ネットの評価では、私とは逆にダンジョンを抜けてからが面白い、ということでした。世間の評価とは違うみたいで釈然としません。

二期の発表がありました。とりあえず付き合うつもりではいます。

【朝日新聞】どこにでも性差別を発見する人たち

10月8日朝日新聞朝刊の記事「(Dear Girls)理系院生の女子率、OECD最下位 修士23%、博士21%」より

 経済協力開発機構(OECD)は、各国の教育に関するデータをまとめた2019年版「図表でみる教育」の結果を発表した。大学の理系の修士、博士課程卒業者で女子の占める割合は、日本はそれぞれ23%、21%で43カ国中最下位だった。
 OECDが15~16歳に実施している「生徒の学習到達度調査」(PISA)では、日本は男女ともに科学と数学分野で上位を保ってきたが、大学院レベルでは女性が少ない現実が明らかになった。
 調べたのは自然科学、数学、統計学専攻の修士課程、博士課程卒業者のうちの女性の割合。最も高かったのは、修士がポーランドで74%、博士がラトビアで68%。OECD平均は修士54%、博士46%だった。日本の次に割合が低かったのは、修士がルクセンブルクで41%、博士が韓国で36%だった。日本はそれぞれの国の約6割しかない。
(略)


 なんでもかんでも国別ランキングをつくって日本が下位だとマスコミは大喜びして報道していますが、”理系院生の女子の割合”の比較はナンセンスの極みです。

国別で、院生の人口比をランキングにするなら意味はあります。どれだけの人が高度な教育を受けているのかの指標になるからです。しかし、その比較をしないで、性別の割合を論じても意味がありません。

院生の中で女性の比率が高くても、人口に対しては院に行く女性の割合は低いことはあり得ます。逆に、院生の中で女性の比率が低くでも、人口に対して院に行く女性の割合は結構ある場合も考えられます。

他国とのランキングは関係なく、日本で女性がなぜ理系の院に進まないのかを考えるのは結構ですが、なにを見ても性差別を「発見」してしまうというのはなにやら不健全だと思います。

【朝日新聞】それは疑似科学では?

10月6日朝日新聞朝刊「シンギュラリティーにっぽん」の第2部「見えないルーラー」の五回目「異性との相性、決め手はDNA?」より

 結婚を夢見る女性たちに呼びかけるには、似つかわしくない言葉だった。
 「唾液をとって、ポストに入れてください」
 9月初めの日曜日、横浜港に停泊した豪華客船ダイヤモンド・プリンセスで、婚活クルーズの下見会があった。結婚相談所「ノッツェ.」を展開する結婚情報センター(東京)が主催し、韓国や長崎を10月末から船で回る。
 この日の下見会は女性が対象で、8人が参加した。ラウンジに集まった女性たちに配られたのは、小さなポリ袋に入った遺伝子検査キット。「DNAの数値をコンピューターで分析して相性が合う男性を紹介します」と田山純子法人事業部長が説明した。
 「婚活は初めて」という30代前半の女性会社員は「生物として相性が合う人がどんな人なのか知りたい」と参加を決めた。
 今年1月から同社が始めたDNAの相性でお見合いするコースには、数百人の男女が参加している。
 相性を判断する根拠にしているのが、免疫をつかさどる「HLA」遺伝子のタイプ。医道メディカル社長の陰山康成氏によると、約1万6千通りあり、タイプが「似ている」異性ほど相性が悪く、「似ていないほど」相性がよい。「自分とかけ離れたタイプの男性が2晩着用したTシャツの匂いを、女性が好ましいと感じた結果をまとめたスイスの論文があります」
 埼玉県深谷市に住む自営業の女性(32)は、DNAコースに参加して半年になる。7人の男性と会い、2人の男性とデートしたが、「運命の人」とはまだ出会えていない。「実際に会うと、いろいろな人がいる。DNAは一つのきっかけです」
(略)


今日のテーマは究極の個人情報といわれるDNAを分析できるようになったことで社会がどう変化するのかを考えています。引用していない部分では、自分のルーツ探しのために登録したDNAデータを捜査機関が利用していて開発者が困惑しているということが報告されていました。犯人そのひとの登録は必要なく例えばいとこが登録していたら、犯人はその人の親類であると判明する、という仕組みです。自分が登録していなくても、親類の誰かが登録してしまえば追跡されてしまうという理屈です。

解決しなかった事件が解決するという意味では喜ばしいことですが、反面警察国家みたいで気味の悪さも覚えます。

しかし、引用したDNAの相性診断はちょっと違います。これは疑似科学としてとらえるべきでしょう。

DNAによって相性がわかるという理論は、「スイスの論文」があると事業主が言っているだけで、その実験というのも、女性が匂いを好ましく感じた、というだけです。

「相性」というのは匂いだけではありませんし、男性の方がその女性の匂いをどう感じたのかもはっきりしていません。一方的に匂いを好んだだけという可能性もあります。

だいたい、ある女性はDNAで「相性」がいいはずの7人と出会い、2人とデートしてもぴったりくる相手に出会っていません。これはDNAによる相性診断が科学的根拠を持たないからではないでしょうか?

科学の発展にどう向き合っていくべきかを考えるのは大切なことですが、疑似科学にまともに向き合うのは時間の無駄だと思います。

【映画】見えない目撃者

主演:吉岡里帆

犯罪スリラーです。事故で視力を失ったもと婦人警官が、誘拐らしきものを「目撃」します。警察は取り合ってくれないので、自ら被害者を救いに立ち上がります。

よくあるTVの二時間ドラマみたいなものかと思ってみましたが、さすがに劇場で見せるだけあってきちんとしたものでした。

ただ、いくつもの違和感はありました。

まず、主人公が活躍しすぎです。当初、警察が信用してくれなかったので頑張るのはいいのですが、中盤では警察も重大事件と認識しています。なのに、いくら元警官とはいっても、一般人で盲目の女性がからみ過ぎです。犯人のいるらしい屋敷に行くのに、警察官が一人で盲目の女性と男子高校生をつれていくというのも変すぎます。

殺人鬼ががいるとわかっている屋敷で、一人で誘拐された人がいないかと「誰かいませんか~」と声をあげて探すのも変です。応援を呼んだのだから待っているのが普通です。

他にもいくつもの変なところがあるのですが、一番変だったのは次の二つです。

かつて類似した事件(6人が猟奇的に殺される)があったのが報道規制されていて、警察官ですら知らなかったということです。そんなことはあり得ません。

それと、横浜の地下鉄の駅で、主人公は犯人に追われるのですが、ほぼ無人です。高校生が遊んでいるような時間ですから、19時くらいでしょうか。その時間ならどの駅も混雑とまではいきませんが、人が大勢行き来しているはずです。

家に帰って調べて分かったのですが、この映画は韓国映画のリメイクでした。韓国は昔は軍事政権だったので、猟奇事件の報道を規制するというのがありうるのかもしれません。また、韓国の地方だと人の行きかわない駅というのもあるのかもしれません。

舞台を日本に置き換えるときの無理がたたったの可能性があります。

それにしてもチラシを隅々まで読んでも韓国映画のリメイクであるとは一言もありません。時勢が時勢だからかもしれませんが、韓国映画のリメイクだからといって客が忌避するとは思えません。関係者にはもう少し堂々として欲しいと思います。

欠点は多々ありますが、盲目の人が現場を思い返すシーンは秀逸ですし、トラウマを克服するためだと思いますが主人公が頑張るのも動機としては納得がいきます。

まずまずの出来だと思います。

【アニメ】ダンベル何キロ持てる?

女子高生が筋トレに励むというギャグアニメです。筋らしい筋はまったくありませんが、1クール飽きさせずに見せてくれました。

筋トレという内容自体はさほど興味はないので、紹介された筋トレ方法が正しいのかどうか判断できませんが、ネットの声を拾うと真っ当な理論が示されているそうです。

ギャグの切れ味もよく毎回笑わせてくれました。

秀作です。

【朝日新聞】それは「情」ではない

10月2日朝日新聞夕刊。国際報道部・鈴木拓也氏の『(取材考記)韓国・文大統領、強める日本批判 「法」と「情」、尊重する解決策は』より

 「Trilateral(トリラテラル)+X(エックス)」。8月下旬、北京であった日中韓3カ国の外相会談後、こんなタイトルの合意文書が発表された。3カ国(トリラテラル)の協力を、経済や環境などの幅広い分野で他の国(X)にも広げることを掲げたものだ。
 無味乾燥なタイトルが決まるまでには、実はちょっとしたもんちゃくがあった。その前日、各国政府の関係者間で行われた事前折衝で、韓国側がタイトル案に反対し深夜まで話し合いが続いたのだ。
 議長国の中国が用意していたタイトルの原案は「CJK+X」だった。各国の英語の頭文字C(中国)、J(日本)、K(韓国)をアルファベット順に並べたものだ。中国側に他意はなかったようだが、日本政府関係者によると、韓国がこれに「日本より後に表記されるのは困る」と異議を唱えたという。結局、日本と中国は困惑しながらもその主張を受け入れ、「CJK」は「3カ国」に書き換えられた。
 「日本に二度と負けない」。韓国の文在寅大統領がこう口にしたのは8月上旬。日本が輸出優遇国のリストから韓国の除外を決めた直後、文氏が日本を痛烈に批判した時のことだ。そんな決意表明が早速、外交の舞台裏で実践されたということか。その翌日、文政権は日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた。
 韓国は東京電力福島第一原発から出る汚染水処理やスポーツ会場への旭日旗の持ち込みを巡っても、日本批判の姿勢を強めている。「しばらく放っておくしかない」。日本政府内にはそんな諦めムードが広がっているという。
 関係悪化の発端は、日本企業に元徴用工らへの賠償を命じた昨秋の韓国大法院(最高裁)判決だった。日韓請求権協定で韓国政府も「解決済み」としてきた問題のちゃぶ台返しだ。だが、安倍政権が事実上の報復措置として決めた輸出規制もまた劇薬だった。
 対応が後手に回った文氏の責任は重いが、「ボールは韓国側にある」(安倍晋三首相)と突き放す対応には冷たさを感じる。「法」と「情」の双方を尊重する解決策はないものだろうか。


日本は「法」を重視し韓国は「情」を重視するのが日韓対立の底流にある、という見立てです。つまり、両方に言い分と責任があるという両者痛み分けの理屈です。

私はこの見立てには異議があります。

日本の主張は、”約束を守る”という人類文明で普遍的な価値の主張です。単なる「法」の重視ではありません。

また韓国の言うとおり「情」を重視するなら、韓国側から出る解決策は、いかにして元徴用工(実際は募集に応じただけで徴用工ではありませんが、ここでは措きます)を慰謝するか、というものであるはずです。日本企業が支払わないようですし、日本政府も妥協する気配がないのですから、とりあえずは韓国政府がなにがしかの補償をし、後は韓国政府が日本企業や日本政府と交渉する、というようになったはずです。高齢の元徴用工に本当に「情」をかけるならそうすべきです。

しかし韓国がやっているのは、ひたすら日本に頭を下げさせたい、という暗い欲求のみです。これは「情」ではありません。

「CJK+X」の並び順が気に入らないというのも「情」ではなく、子供のわがままのようなものです。

【アニメ】ナカノヒトゲノム【実況中】

原作は未読です。

惰性で最後まで観ましたが、なんだかピンときませんでした。

数名の人間がどこかに連れ去られて得体のしれないゲーム(場合によっては命がけのゲーム)をやらされる、というよくある設定です。

完結しなかったせいか、なんの目的で企画されたのかは不明のままです。それはいいとしても、個々のゲームにも、解決する方法にも魅力がありません。なんとなく勢いで乗り切っているだけです。

キャラデザインが、特に男性キャラのデザインは、ほとんど区別がつきません。バンダナとかお面とかのアイテムで区別できるだけです。

最後まで観たらなにか魅力があるのかと思ってましたが、なにも見つけられませんでした。

【朝日新聞】野党第一党にもとめること

10月1日朝日新聞朝刊の記事『立憲、支持者との距離課題 枝野氏「連携を強化」 党大会』より

 立憲民主党の党大会が30日開かれ、枝野幸男代表は「次の衆院選での政権交代を実現すべく、活動を進める」と決意を語った。臨時国会では野党統一会派による国会論戦で安倍政権に対峙する考え。ただ立憲の支持率は下落傾向。「あなたが主役」という理念への共感を広げようと支持者らとの連携強化も打ち出した。
(略)
 旧希望の党から「排除」された枝野氏らが市民の声に押される形で結党した立憲。「草の根からの民主主義」の理念が支持を広げ、直後の衆院選で野党第1党になった。
 ただ、その後の市民との連携は必ずしもうまくいかなかった。結党当時17%あった政党支持率は現在7%。参院選では衆院選に比べ、比例票を約300万票減らした。
 立憲は次期衆院選に向け「立憲パートナーズ」と呼ばれる党支援者との連携強化を打ち出している。「パートナーズ」とは、年500円の登録料で政策作りや活動に参加できる人たちだ。議員との壁を壊し、有権者に気軽に政治参画してもらおうと2018年に制度を導入。ただ、活動状況は地域でばらつきがあり、「活動に参加したくても党がその場を作ってくれない」といった不満がメンバーから寄せられていた。
 枝野氏が27日に、立憲の県連がない3県のうちの一つである石川県を訪れた際も、メンバーから「(党との)コミュニケーションをもっと活発にしたい」などの声や、県連立ち上げを強く要望する意見があがった。
 一方、立憲の「市民参加型」のお株を奪ったのが「れいわ新選組」だ。街頭演説で弱者や貧困層などの苦しみを代弁し、有権者と対話を重ねるスタイルが共感を集め、参院選では結党3カ月余で2議席を獲得。同党への寄付金は7月時点で4億円を超えた。
 枝野氏は党大会で「意欲あるパートナーズの声や力をさらに十分に受け止められるよう改善策を取りまとめて実行する」と強調。支持者らとの連携強化を通じて、「ボトムアップ型の政治」を実現させ、支持拡大を図りたい考えだ。(井上昇)


別に立憲民主党を応援しているわけではありませんが、日本の民主主義のために野党第一党が頑張ってもらいたいと思っています。

さて、民主党の最後の方の支持率は5%とか6%くらいですから、分裂してできた立憲民主党は現在の支持率でも健闘しているといえなくもありません。結党時のご祝儀含みの支持率を本来の実力と勘違いするべきではありません。

そのためには、朝日新聞が勧める「市民参加型」は避けた方がよいと思います。

第一に、支持率1%のれいわ新選組を手本にするのは政権を目指す政党のするべきことではありません。

第二の理由、これが一番重要なのですが、現在のコアとなる支持層(7%)の声に引っ張られ過ぎると、中間層の取り込みに失敗します。いくら熱狂的な支持者でも選挙では一票しか持っていません。政権を狙うには少なくとも30%くらいの支持率は必要でしょう。7%のコア層の声に耳を傾けすぎて、そうした層に受ける話ばかりしていたら中間層は支持してくれません。

野党第一党には、ごく普通の国民の声を代弁できる政党になってもらいたいと思います。
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