【時事問題】わいせつ教員の免許再交付
子どもにわいせつ行為をして懲戒処分となった教員に、教員免許を再交付しないで――。小中高校生の保護者らでつくる「全国学校ハラスメント被害者連絡会」(東京都千代田区)などは28日、そう求める約5万4千人分の署名を文部科学省に提出した。
同会は、教員によるわいせつ被害を訴える裁判を起こしている保護者ら22人が中心になって活動している。教員がわいせつ行為などで教育委員会から処分を受けるなどして教員免許が失効しても、3年たてば再交付される仕組みを問題視。「性犯罪は再犯率が高く、更生するための医療機関なども十分にない」と訴えた。
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文科省によると、2018年度に公立小中高校などで懲戒免職された教員は231人。そのうち、わいせつ行為などが理由だったのは約7割の163人で、いずれも過去最多だった。同省は今月15日、わいせつ行為などで懲戒免職され教員免許を失った教員について、処分歴などの閲覧期間を現行の過去3年から40年に延ばすと発表している。免許を再取得した教員が処分歴を隠したまま採用されないようにし、同種の被害を防ぐ狙いだ。
これは被害者連絡会の主張が正しいと考えます。
生徒にわいせつ行為をした人間が3年で戻ってくるなんて普通の感覚では耐えられません。自分の子供を知らない大人と一対一で会わせる親はいないと思いますが、相手が教師なら信用するでしょう。最初の一回は仕方ないとしても(本当はそれも困るのですが)、その後は一切学校現場から遠ざけるべきです。
文科省案の閲覧期間を長くするというのは駄目です。チェックミスというのはいくらでもあり得ます。変なコネを持っていてもぐりこむことが可能かもしれません。
生徒にわいせつ行為をした教員は、一生教員免除を剥奪すべきです。