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【朝日新聞】基準作りはあくまで立法

1月17日朝日新聞朝刊オピニオン欄。『「違憲」と言えぬ最高裁』と題して、一票の格差訴訟への裁判所の対応について三者の意見が載っていました。その中から、元防衛相の久間章生による「基準作りはあくまで立法」を取り上げます。

 先日、かつて最高裁の判事だった友人と国会の定数是正訴訟の話をした。「投票価値の平等を厳しく求め、1人別枠方式はおかしいとした判決は理屈が通らない」と言ったら、「他の基準が示されていないなか一票の格差を問われれば、平等にしなければならないと、判事は言わざるを得ない」と言う。
 なるほど。国会議員も投票価値を巡る司法の判断を非難するだけじゃいかん。一人一票だけが選挙の原理ではなく、別の基準もあることを示さなければダメだ。そう思ったわけです。
 すっかり悪者にされ、法律から条文が削除された1人別枠方式だが、本来、ちゃんとした理由があった。1990年代初め、衆議院に小選挙区を導入した時、私ら若手の議員と自民党執行部でさんざん議論し、この方式を決めたのを思い出すよ。
 基本は、地方自治がある以上、人口がいかに少なくても地域を代表する最低限の政治家が必要だということだ。「国会議員は全国の代表」という指摘もあるが、ならば全国区だけにすればいいんで、選挙区がある以上、地域代表の要素は必要だ。
(略)
(聞き手・吉田貴文)


久間氏は、1人別枠方式には『本来、ちゃんとした理由があった』と言っています。その理由らしきものは『地方自治がある以上、人口がいかに少なくても地域を代表する最低限の政治家が必要だということだ』というものです。

人口が少ない地域の住民にも選挙権はありますので、代表する最低限の政治家が必要だ、というのは理解できます。しかし、それは1人別枠方式を是とする理由にはなりません。1人別枠方式をしなくても、ある地域から選出される政治家はゼロにはなりません。

1人別枠方式が、無理に地方選出議員を増やそう(維持しよう)としたのはあきらかです。理屈にもならないことを言っているようにしか思えません。
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