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【朝日新聞】記者有論:台風の名前 防災の視点で活用を

1月24日朝日新聞朝刊のオピニオン欄。前田史郎編集委員の記者有論「台風の名前 防災の視点で活用」です。

 「ハイエン」と聞いて何だと思うだろう。
 昨年11月、フィリピンを襲い、レイテ島などで甚大な被害をもたらした台風30号の名前だ。中国語で海燕を意味する。アジアの多くの国では、この名前で通っている。
 実はすべての台風にはアジア共通の名前がある。
 (略)
 日本では、その年の発生順に「○○号」と呼ばれるが、大災害が起きた場合、番号より名前の方が記憶に残りやすい。名前の活用は、避難の呼びかけなど過去の被害を思い出してもらううえで、インパクトがあり、防災上の利点も大きいと考えられる。
 台風委員会は、被害が大きな台風の名前は被害国の申請を受け、リストからリタイアさせて「永久欠番」にする。
 来月、タイで台風委員会がある。30号に「ヨランダ」という独自名をつけているフィリピンは「ハイエン」をリタイア申請する予定だ。中国も昨年秋、数百万人に及ぶ被災者を出した「フィートウ」(花の名・23号)のリタイアを申請する。一方、日本は04年に100人近い死者・行方不明者を出した23号「トカゲ」で申請をしなかった。
 気象庁は「日本人にとってなじみのある名前ばかりではないし、番号だけで十分に伝わっている」と言う。
 以前は日本でも、大災害を起こした台風を伊勢湾、室戸など地域名をつけて事後に命名したこともあった。しかし、特定の地域に代表させるのは難しいとして、1977年の沖永良部台風を最後に名前は付けられていない。
 占領下の50年、死者約400人を出した台風は28号ではなくジェーン台風として人々の記憶にとどまっている。
 わかりやすく正確な情報伝達は気象庁にとって積年の課題だ。名前を番号と併用することは、シンプルで安上がりな改善策の一つではないか。


昨年11月の台風30号には『ハイエン』という名前がつけられ『アジアの多くの国では、この名前で通っている』そうですが、肝心のフィリピンでは、『30号に「ヨランダ」という独自名をつけている』とのことです。にも関わらず、フィリピンが『「ハイエン」をリタイア申請する予定だ』というのはよくわかりません。何か裏があるんじゃないかと邪推したくなります。

それは置くとしても、前田氏が台風を名前で呼ぶことすすめる理由がわかりかねます。気象庁の『日本人にとってなじみのある名前ばかりではないし、番号だけで十分に伝わっている』というのは実に正当な理由です。

百歩譲って、『名前を番号と併用』が防災に役立つと信じているなら、気象庁に要請するのではなく、朝日新聞が台風の記事で使えばいいだけです。『日本など14カ国・地域が加盟する台風委員会』が決めているのですから使ってもおかしくはありません。気象庁というお上に使用をお願いする必要はありません。

邪推ですが、朝日新聞だけがアジア共通名を使って、他のマスコミが追随しなかったら恥ずかしい、と思っているのではないですか? マスコミ版・護送船団方式ですか?
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