FC2ブログ

【朝日新聞】社説余滴:ギャラクシーはどこの携帯?

3月13日朝日新聞朝刊オピニオン欄・社説余説のコーナー。国際社説担当・箱田哲也氏の「ギャラクシーはどこの携帯?」より

 最近、書店に行くと、きまって頭の中に悲しいメロディーが流れてくる。
 「カスマプゲ(胸が痛い)」。むかし日本でも流行した韓国歌謡だ。
 自分が長く韓国生活をおくったからか。ずらりと並ぶ、いわゆる嫌韓本を見ると、悲哀を絞り出すような歌のさびの部分が大きく響く。
 何冊か手にしてみた。確かにうなずける部分もあるが、何もかも「韓国は反日」の一言で片付けすぎるのもなあ。価値観が多様化した韓国は、そんなにわかりやすい国か。
 もし仮に「反日度数」なるものが測れたなら、韓国の一般市民レベルの数値は、全体的には下落傾向にあるだろう。日本の企業人も外交官も、韓国で暮らす上で嫌な思いをした人はまずいない。
 一方で、特に過去の問題ではなかなかわかり合えない。ありのままの隣国の姿を知るのは本当に難しい。
 それでも、勢いあまって一部メディアやネット上で、韓国経済の落ち込みや破綻を期待するような声があるのには首をかしげる。
(略)
 政府同士がどんなにいがみあおうが、企業は効率や性能を優先し、支え合ってきた。だが、ささくれだったこの現状を見るに、この先は大丈夫なのかと不安になる。
 そういえば書店で私の頭をかすめるカスマプゲは、海を隔てて離別する2人の悲しみを歌う。せっかく携えた日韓の手と手を、政治が引き離すことはありませんように、と願うばかりだ。


> 何冊か手にしてみた。確かにうなずける部分もあるが、何もかも「韓国は反日」の一言で片付けすぎるのもなあ。価値観が多様化した韓国は、そんなにわかりやすい国か。

箱田氏が手に取った本がなんであるかは明示されていませんが、私もその手の本は何冊か目を通しています。どれも、決して『何もかも「韓国は反日」の一言で片付け』ているわけではありません。韓国が反日である部分を取り上げているのであって、韓国に反日以外の要素がないなどという主張はしていません。「嫌韓本」の一言で片付けているのは箱田氏の方です。

もし仮に「反日度数」なるものが測れたなら、韓国の一般市民レベルの数値は、全体的には下落傾向にあるだろう。

測ろうとするなら、世論調査をすれば測れます。問題なのは質問項目を何にするかです。「日本に見習うべきところはあると思いますか」とか「独島への日本の領有権の主張をどう思いますか?」とか「日本は慰安婦に謝罪すべきだと思いますか?」とか、いくらでも質問項目は考えられます。箱田氏が、韓国の一般市民レベルの「反日度数」が下落傾向だと主張するなら、どういう世論が下落したかを述べるべきです。

私の予測では、日本の政治には反発しても、文化や技術には反感を持っていないと見ています。そのため韓国人の意識としては、パク大統領の告げ口外交は日本の政治に対する反発であって、日本そのものへの攻撃ではない、と思っているのではないでしょうか。

日本の企業人も外交官も、韓国で暮らす上で嫌な思いをした人はまずいない。

いくらその国に反感を持っても直接態度にあらわすというのはまれでしょう。危害を加えられなかったから、あるいは罵声を浴びせかけられなかったからという理由で、韓国は反日ではないと考えるのはすこし単純です。

政府同士がどんなにいがみあおうが、企業は効率や性能を優先し、支え合ってきた。だが、ささくれだったこの現状を見るに、この先は大丈夫なのかと不安になる。

客観的にみて、韓国政府が一方的に日本政府を攻撃しています。逆はありません。また、箱田氏が紹介した嫌韓本は日本政府の手によるものではありません。

つまり、政府同士が互いにいがみ合っているというのは事実ではありませんし、日韓の民間のすべてが仲良くしているというのも事実ではありません。

韓国は民主主義国家なので、韓国政府は韓国の有権者によって選ばれています。韓国政府が有権者の意思に反して反日政策を行っているというのは考えられません。この点で中国とは事情が違います。

箱田氏の主張はどれも間違っていると思います。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle