FC2ブログ

【朝日新聞】社説:強制送還 死への経過、再検証を

3月21日朝日新聞の社説。

 日本で20年以上暮らし、日本人の女性と家庭を築いていた。
 だが入管は、在留期限が切れたとの理由で拘束し、猿ぐつわをして国外に出そうとした。
 その途中、このガーナ人男性は死亡した。4年前に成田空港で起きた事件をめぐり、東京地裁は入管の責任を認めた。
 入管職員による過剰な制圧が男性を窒息死させたと断じた。硬直した入管行政を考え直す契機とすべきだ。
 この強制送還の手続きで、いったい何が起きたのか。だれが責任を負うのか。法務省は再検証をしなくてはならない。
(略)
 国外退去を命じられる人の中には、在留期限を過ぎてはいるが、犯罪に手を染めることもなく、仕事や家族などを通じて日本の社会にしっかり根をはった人が少なくない。日本で教育を受けた子をもつ人もいる。
 様々な事情を抱える人びとを一律に犯罪者を見る目で扱うことは避けるべきではないか。
 退去の対象となっても、法相が特別に在留を認める制度はある。法務省は06年から、考慮される事情を示したガイドラインを公開しているが、認められるかどうかは当局の裁量にまかされている。
 事件後、法務省は本人の同意がない送還を控えていたが、その後再開した。以前は民間機で一人ずつだったが、現在では、ほかの一般客への影響を考慮して、チャーター機で一斉送還している。
 一人ひとりの事情を勘案するよりも、一つの便で多人数を送還する効率が優先されがちだ。在留を求め裁判を準備しているさなかに対象になったケースもあるという。
 どの国籍の人が、世界のどの地にいても、人間としての権利をもつのは同じはずだ。多様な理由で日本に生活の基盤をもつ人びとを、できる限り受け入れ、共生する寛容な社会でありたい。


入管に言い分はあるのでしょうが、裁判所の認定通りだとすると、不必要な肉体的圧迫により人が死んだことになります。関係者は重く受け止めるべきです。

そのことはさておき、この社説は、ガーナ人男性の事件と、不法滞在者の送還をごっちゃにしています。

不法滞在者が、他の犯罪に手を染めていなかったとしても、許可なく日本に居住しているのは事実です。日本に生活の基盤を築いた人を送還するのは可哀想だというのは心情としてはわからないでもありません。しかし、生活の基盤を築いたというのは、言い換えれば長いこと不法滞在をし続けたともいえます。社説子の言い分に従えば、長期間司直の手から逃れたことに褒美を与えることになってしまいます。

この社説はガーナ人男性の裁判を利用して悪乗りしているように見えます。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle