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【アエラ】自民党タカ派危険な本音

一昨日に続いて、同じくアエラの’14.3.14号から。「自民党タカ派 危険な本音」と題した自民党議員へのアンケートです。編集部の記事です。

安倍首相の安保政策や政治姿勢を、仲間である自民党の国会議員は、どうみているのか。本誌は全407人(衆院293人、参院114人)に緊急アンケートを実施した。


アンケートの内容は

1)集団的自衛権行使について、今年中に閣議決定による憲法解釈の変更でこれを認めることに賛成ですか、反対ですか
2)現行の自衛隊の武器使用基準を緩和することに賛成ですか、反対ですか
3)憲法96条を改正し、国会の衆参過半数の賛成で憲法改正を発議できるようにすることに、賛成ですか、反対ですか
4)質問1)の理由 (自由回答)
5)安倍晋三首相が昨年末に靖国神社を参拝したことについて、米国が「失望」を表明しましたが、これについてどう考えますか(自由回答)


5)だけが、他の質問と毛色が違います。悪意に解釈すれば、“安倍首相のせいで日米関係がおかしくなった。あなたたちはどう考えているのか”といった含みがあるのかもしれません。

それはともかく回答率が問題です。

ただ、回答者は44人(衆院33人、参院11人)で、回答率は1割にとどまった。


これをどう解釈するかですが、

政治評論家の浅川博忠氏は、この調査結果をこう分析する。「大半が回答せずに沈黙したのは、自民党1強のうえ、安倍首相が圧倒的に強い情勢を反映してのこと。個々の議員と話すと、集団的自衛権行使や憲法改正に消極的な自民党議員は、全体の半分くらいという印象です。


アンケートの回答は、ほぼ安倍首相に同調する意見が占めているので、反安倍派が回答を渋ったというのはあるかもしれません。しかし、それだけでは説明はつきません。

「集団的自衛権行使や憲法改正に消極的な自民党議員が全体の半分くらい」であるなら、残りの半分は、意見を表明しても安倍首相ににらまれない積極派のはずです。にもかかわらず回答率は1割です。

ありていに言えば、議員たちは、アエラという雑誌に回答する意義を感じなかったのではないでしょうか。アエラは自らを省みる必要があります。

また、回答率が1割にすぎないので、自民党全体の傾向をあらわすことはできないと考えるのが自然です。しかしアエラは気にせず、今の自民党を語ります。

結果をみると、首相への同調ぶりが際立ち、かつてのような、右から左まで多様な意見を党内に抱える度量を持った自民党の面影は消えうせている。


同じ政党なのですから、国の安全保障といった基本的な問題について一致するのは正しいことです。あらたに噴出した問題や、瑣末な問題について異論があるのは自然なことですが、政党の根幹に関わることでは結束すべきです。そうでないと有権者が判断できません。党内意見を集約できずに派閥抗争を繰り返していたかつての自民党を、「度量」という言葉で正当化するのは不健全だと思います。

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