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【朝日新聞】アフリカの女性は強くなったけど

5月18日朝日新聞朝刊。政治部次長・秋山訓子氏の「アフリカの女性は強くなったけど」です。

 国際協力機構(JICA)の相川次郎さん(45)は、10年以上の経験のあるアフリカ支援の専門家だ。
 彼がタンザニアとケニアで取り組んだ農家の所得向上プロジェクトでは、ジェンダーの視点に着目したことも成果に結びついた。女性の生活向上支援、と言い換えてもいいだろう。
 1990年代から、アフリカで農業支援に携わる人たちは、女性に力をつけたほうがいいと指摘していた。田植えも、肥料やりも女性が中心に行う。でも、JICAの研修に参加するのは男性ばかりだったからだ。
 そこで相川さんは、タンザニアで2001年から06年、ケニアで06年から09年まで行ったプロジェクトで実践した。まず、研修の参加者を男女半々とした。男性と女性の役割を点検し、技術や家計の管理、市場調査を教えた……と書くと簡単なようだが、いざ実行するのは大変だった。
 「ジェンダーって何?」「技術を教えてくれればいいだけなのに」と不平を言い、妻を参加させると自分のメンツがつぶれるとごねる男性もいるので、村の長老に話を通す。研修では種まきや草取り、収穫など農作業を書き出し、男女どちらが担っているかチェック。一日の活動の時間割りも書いてもらった。
 すると。午前中は男女一緒に農作業をするのだが、お昼を過ぎると男性は友人との集まりに出かけている。カフェなどで政治談議に花を咲かせるのだという。女性は引き続き農作業をし、作業の7割を女性が担っていた。それから薪を取りに行き、市場に出かけ、料理をし……。息つく暇もない。夕食を男性がとっている間は、子どもの世話だ。
 これって、どこかの国で聞いたことのある話かも。共働きだけど子育てや家事はもっぱら妻。夫は飲み会、とか。
 話をアフリカに戻す。研修を始めて間もないころは、男性を責めているように受け取られた。研修の雰囲気が悪くなって失敗したこともあったが、試行錯誤を繰り返した。徐々に男性は女性がいかに働いていたかに気づき、協力しあうように。女性も教わったさまざまな技術を自分のものにして、自信をつけた。
 その結果、収量が増え、ケニアで研修した地域では収入が2倍に。今年からケニアの他の地域で研修を始めた。相川さんは「きめ細かく辛抱強く支援して、少しずつ変わっていった」という。
(略)


農業技術の支援に行ってジェンダーフリーの思想を広めようというのは大きなお世話のような気もしますが、午前中しか働いていないアフリカの男性にも困ったものです。

それはともかく、「JICAの研修に参加するのは男性ばかり」というのと女性ばかりが働いているというのが結びつきません。なんで働かない男が研修に出てくるのでしょうか。普通に考えれば男性がやる気をだしているよう見えます。

また、ジェンダーフリーの布教の結果、収入が2倍になったという説も分かりません。農業技術支援の成果、つまり完全にテクニカルな理由で収入が上がった分もあるはずです。

秋山氏が男女格差に大きな関心があるのは構いませんが、記事に"思い"が入りすぎて、すごく理解しづらいくなっています。
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