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【朝日新聞】思想の地層:改憲問題 国民の期待、読み誤るな

5月20日朝日新聞夕刊の文化欄、「思想の地層」のコーナー。慶応大学教授・小熊英二氏の「国民の期待、読み誤るな」で、国民が自民党に期待しているのは経済の問題であり、憲法問題にかまけていると、「自民党の、そして日本の未来は危うい」と断じています。

ここでは、小熊氏の自民党が勝利した理由の分析について取り上げます。

(略)
 この後の総選挙で、自民党は大勝した。だが自民党の党員数は、1991年のピーク時には547万人だったが、昨年末の速報値では78万人とされる減り方だ。業界団体や町内会、商店会といった支持基盤が衰えたからだ。総選挙の小選挙区得票数も、05年の3252万が09年に2730万、12年に2564万と減少傾向である。
 それでも自民党が勝てたのは、改憲案が周知されたからではない。勝てた理由は主に三つある。第一に他党が弱く、かつ分裂していたこと。第二に投票率が低く、少ない得票でも相対多数で当選できたこと。第三に公明党の協力で、各選挙区で票が上積みされていたことである。上記の三要件のどれか、例えば公明党の協力が欠ければ、次回選挙で落選する議員は少なくないだろう。
(略) 


小熊氏のあげた第一の理由は同意できます。自民党が強かったというより野党の民主党が弱かったというのは正しいと思います。

第二の理由は理解できません。投票率が低くて少ない得票で当選できるのは自民党候補に限りません。組織票の強い政党は高投票率で不利といわれていますが、郵政解散時の例をみても自民党は必ずしも高投票率で苦戦する政党ではありません。

第三の理由は私には判じかねます。私は、選挙のたびに会社の先輩(最寄り駅が同じ)に公明党への投票を頼まれます。しかし、一度も自民党候補への投票を頼まれたことはありません。公明党and創価学会は公明党候補のいない選挙区で自民党を応援する方針なのでしょうが、末端まで完全に行き渡っていないように見受けられます。公明党の協力票が実際にどれほどあるのかはなはだ疑問です。

自民党や安倍内閣への支持が積極的なものではなく、消極的な支持であるとの見解には同意します。次の衆院選挙で政権交代が起きても決して不思議ではないと思います。


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