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【本】おうむの復讐

おうむの復讐 (1958年) (世界推理小説全集〈第73巻〉)おうむの復讐 (1958年) (世界推理小説全集〈第73巻〉)
(1958)
アン・オースチン

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推理小説ですので、ネタばれはしません。

アメリカの女流作家らしいですが、詳細は不明です。発表年はaga-searchさんのサイトによれば1930年らしいです。

3つの殺人事件がおきますが、一つは過去の事件を発掘したものですので、2つの殺人事件といっていいでしょう。語られる二つの殺人は下宿屋を舞台におきます。見取り図が載っているのでいかにも推理小説的な雰囲気です。この時期の推理小説は、長編でも殺人は一つという地味なものが多いのですが、1928年の「グリーン家殺人事件」(S.S.ヴァン・ダイン)では、一つの屋敷内で次々に殺人が起きるという派手さで異彩を放ちました。この後、長編推理小説は複数殺人が徐々に一般的になっていきます。この小説は、大量殺人推理小説の初期のものと言えます。

登場人物は、金持ちでなく、一般人です。特に奇矯な性格の持ち主も出てきません。これは「グリーン家殺人事件」などの本格推理小説とは異なります。平凡人の「グリーン家」といったところでしょうか。

無名作家による無名の作品なので軽く見ていましたが、案外ちゃんとしたものでした。

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