FC2ブログ

【本】カジノ解禁が日本を亡ぼす


カジノ解禁が日本を亡ぼす(祥伝社新書255)カジノ解禁が日本を亡ぼす(祥伝社新書255)
(2011/11/01)
若宮 健

商品詳細を見る

著:若宮健

この著者の本は、「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」を読んでいます。感想はここです。

本書の主旨は書名からも明確です。カジノに反対しています。反対の理由は、ギャンブル依存症患者が増加することです。また日本は競馬・競輪をはじめパチンコのためにすでにギャンブル大国となっているとの指摘もあります。税収を上げたいからカジノ解禁をするなら、パチンコに課税すべしというのが著者の意見です。

「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」に散見された論理性のなさが本書にもあらわれています。

カジノの弊害を取材するために、韓国・マカオに訪れています。特に、韓国の自国民向けのカジノ(江原ランド)には熱心にレポートをしています。これだけ読むとカジノ反対というのは分かりますが、カジノは世界中にあります。他の国のカジノでも自国民にギャンブル依存者が増えているかどうか言及はありません。現に、ラスベガス在住の日本人の報告などを見れば、それなりに楽しんでいる様子がうかがわれます。つまりカジノそのものに問題があるのではなく、運用システムの違いかなにかのせいで善男善女を破滅させたり、ひとときの娯楽提供になったりするのでは、と想像できます。

カジノは亡国への道という本書の論理は飛躍を感じます。

また、著者はギャンブルの規模を示すのに売上を使っています。マカオが1兆9000億円、ラスベガスが4600億円、日本のパチンコ業界が19兆3800億円、という具合です。

もちろんギャンブルも産業ですから売上で規模を語るのは間違いとはいえません。しかし、ギャンブルでは客は儲けたお金を再度つぎ込みむという特性があります。庶民が額に汗して稼いだ虎の子をどれだけ巻き上げたか、という論点で語るのであれば売上は正しい指標ではありません。利益に注目すべきだと思います。

なお、私はカジノについての賛否はまだ決めかねています。解禁されても自発的に遊びにいくことはないと思いますが、誘われたら話のタネにいくかもしれないという程度です。


スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle