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【朝日新聞】米2州のエボラ対策が波紋 隔離の看護師「囚人のよう」

10月26日朝日新聞の記事より。
現時点では撤回したそうですが、米国の二つの州がエボラ患者に接触した人を三週間隔離する政策を発表しました。

(略)
シエラレオネでエボラ患者の治療にあたっていた看護師は、24日にニュージャージー州のニューアーク国際空港に到着。検疫の事務所に通され、非接触型の体温計で体温を測ったところ、36・7度だったという。
 その後、約4時間にわたってほとんど状況も説明されず、菓子と水しか与えられなかった。再び同じような体温計で検査をされたが、今度は怒って顔も紅潮していたためか、38・3度を記録。口内型の体温計で測れば熱はないと主張したが、係官は「熱がある」と記録したという。
 さらに3時間も放置されてから、パトカーに先導されて病院に連れて行かれた。「何か悪いことをしたのだろうか。1カ月間、子どもが死ぬのを見てきた。世界の多くが傍観して、何もしていない時に助けようとしたのに」とその時の思いをつづった。病院で検査したところ、熱もなく、ウイルス検査も陰性だった。
 看護師は手記で、「同じように米国に戻る同僚も、犯罪者や囚人のように扱われるのだろうか」と疑問を投げかけている。MSFも声明で、公衆衛生を守ることの大切さを認めながら、「医療従事者の人権も保護されなければならない」と主張。両州の基準では帰国した医療従事者は21日間の隔離を義務づけられるが、ニューヨーク・タイムズは隔離がこれだけ長いと、ボランティアする医師らが減る可能性を指摘する。
(略)


感染の疑いがあるからといって説明抜きで4時間待たせたり3時間放置したりするのは賛成できません。また犯罪者であるかのごとき扱いにも疑問があります。

しかしながら、この看護婦にも違和感があります。まさか自分が感染源になって母国で患者が出ることを望んでいるわけではないでしょう。行政に協力しようという気配が、少なくともこの記事からは、感じられません。

違和感の正体は、看護婦の「1カ月間、子どもが死ぬのを見てきた。世界の多くが傍観して、何もしていない時に助けようとしたのに」という発言にあります。

英雄として讃えられるべき自分に対し、しかも傍観していた連中が、不自由を課すのが許せない、という発想です。

客観的に言えば、現地で患者の治療にあたった看護婦は立派な人間だと思います。しかし、自分からそれを態度に出されるといささか鼻白みます。
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