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【朝日新聞】2014衆院選 世界はこう見る:世宗研究所・陳昌洙氏

11月30日朝日新聞朝刊の国際欄。「2014衆院選 世界はこう見る」のコーナーで、韓国の世宗研究所日本研究センター長・陳昌洙氏のインタビューです。

前半はアベノミクスの韓国の影響やら集団的自衛権や憲法改正についての今後の見通しなどです。後半は日韓首脳会談についての考察です。引用します。

(略)
 ――慰安婦問題への対応は?
 「韓国側はこの問題で日本政府が法的な責任を認めることを求めているが、日本は1965年の日韓請求権協定で解決済みで、それはできないという立場だ。隔たりは大きいが、安倍首相は少なくとも、総裁選まではこの問題で妥協や歩み寄りはしないと思う。今の日本の世論は慰安婦問題だけでなく、韓国全体に対して厳しい。その中で、自分の信念とも違う方向に動くことは政治的な利益にならないと考えるだろう」
 ――日韓首脳会談も難しいのでしょうか?
 「慰安婦問題に進展がない限り、首脳会談は難しいという韓国政府の立場は変わっていない。安倍政権の長期化が見えてくる中で、韓日関係を改善することが安倍首相にとって政治的な得点になる時期はいつなのか、というのが韓国側の関心事だ」
 「集団的自衛権の法整備にメドがつき、総裁選で再選されて外交を戦略的に見直す余裕ができれば、韓国に対する姿勢を変える可能性はあると思う」
 (ソウル=貝瀬秋彦、東岡徹)


安倍首相が(日本が)慰安婦問題で韓国に妥協的にならないであろうと述べています。安倍首相の政治的立場が強くなるタイミング(集団的自衛権の法整備と総裁選での再選)で、韓国への態度が軟化することを期待している模様です。

現在日本が慰安婦問題で妥協しないという推測は正しいと思いますし、日本の世論が韓国に厳しくなっていることを正しく認識しています。

しかし、後半の推測には首をひねります。集団的自衛権の決着や総裁選の再選が決まっても、日本には韓国に妥協的になる理由は見当たりません。アメリカからの圧力という要素はありますが、オバマ政権を尊重する同盟国はあまり多くはないのが現状です。なにより、その時期になれば朴大統領の任期が残りわずかになっていて、朴政権とことさら仲良くする動機がなくなります。

朴政権にしても、アメリカの圧力以外の理由で日本と首脳会談をする理由はないのかもしれません。首脳会談をしたからといってただちに経済が好転するというものではないでしょうし。

安倍首相と朴大統領の首脳会談は最後まで実現しないだろう、というのが私の予測です。

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