【時事問題】若者のデモ

8月24日朝日新聞朝刊に「若者発デモ、悩んで学んで」という記事が載りました。

 上智大1年のXXXXさん(19)は23日、東京・青山で行われた学生団体「SEALDs(シールズ)」のデモの最前列で横断幕を手に声をあげていた。お気に入りの青いワンピース姿。SNSに載せるデモの写真をスマホで何度も撮った。「沿道の人も興味を持ってくれていた。いい雰囲気だった」
 6月下旬の誕生日、「何か特別なことを」と思い立ち、1人でデモにでかけた。高校時代から続けるモデルの仕事と勉強で忙しい毎日だったが、大学の授業で「集団的自衛権の行使容認はカトリックの教えに反する」と聞き、法案が気になり始めていた。
 国会前で配られた「9条壊すな」のプラカードを持って「自撮り」した写真をツイッターに載せると、リツイートの数に驚いた。
 参加を重ねるうちに、周囲から「モデル活動のイメージダウンになる」と止められ、迷ったこともあった。だが、今は「考え方も含めて憧れられるモデルを目指せばいい」と覚悟を決めている。
 岩手大3年のYYYYさん(21)は、深夜バスで約7時間かけて上京し、この日のデモに参加した。
 法案には反対だが、政治を語る機会がない。そんな中でSEALDsを知り、「若者が声を上げてもいいんだ」と衝撃を受けた。
 衆院特別委で法案の採決が強行された7月15日、初めて国会前に。「安倍を倒せ」というコールには「ちょっと過激だな」と違和感もあった。「分かりやすい表現に流されて大事なものが見えなくなるのは嫌だ」。法案反対は変わらないが、冷静な視点も忘れたくないと思っている。
 東京都渋谷区の女子短大生(20)はこの夏、悩み続けた。7月、初めてデモに参加したとSNSに投稿すると、知らない人から「バカか」「洗脳されてる」と罵声が飛んだ。もっと怖かったのは、いつも「いいね!」をくれる友達の沈黙。2度目に踏み出せなくなった。
 衆院通過時の熱気をテレビで見ながら、「どうせ通るなら意味がない」という冷めた自分と、涼しい部屋でゴロゴロしているのを恥じる自分が交錯した。8月に入り、再び、恐る恐る足を運ぶようになった。
 この日は列の後方で参加。初めて来たという女子大生(20)とLINEのIDを交換した。新しい友達に勇気をもらい、デモの写真をまた投稿してみようと決めた。「批判されてもいい。届く相手がいるかもしれないから」
 この日のデモは、東京都内の大学に通う学生らを中心につくる「SEALDs」の呼びかけに応じ、全国の大学生や高校生、ママ世代などが一斉に行動を起こした。SEALDsによると、北海道から沖縄まで、小さな町も含め64カ所で抗議行動が行われた。
 京都市中心部では、関西圏の学生らでつくる「SEALDs KANSAI」が主催。約1800人(主催者発表)が参加した。福岡・天神では母親らでつくる「ママの会@福岡」など3団体がデモをした。(伊木緑、後藤遼太、市川美亜子)


注)一般人の本名は引用時に伏せ字にしました。

前提として私は安保法制には賛成しています。しかし、その意見とは別にして、若者が自分の意見をもってデモなりなんなりの政治的主張をすることには、むしろ微笑ましいと感じています。

意見自体は年齢とともに変わっていくかもしれませんが、その当時信じたことを表現したということは、決して恥ずべきことではありません。

ただ、一つ覚えていてもらいたいのは、国会前のシュプレヒコールに感じた違和感です。運動に没入するのではなく、自分の思考・感覚をずっと保持していって欲しいと思います。それをしないと、運動体に絡めとられてしまい、自分の意見と組織の意見の区別がつかない人間になってしまいます。
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