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【朝日新聞】(考論 長谷部×杉田)安保法成立、民主主義の行方は

9月27日朝日新聞朝刊。杉田敦法政大教授と長谷部恭男早稲田大教授の対論です。今回は、安保法制成立を受けてのものです。

いい事も言っていると思うので全否定はしません。しかし、納得できない部分があるので、引用します。

(略)
 長谷部 そして予想以上に、日本には立憲主義者がいた。抗議デモに参加した人たちだけでなく、法制は必要だという人たちにも、憲法の重要性や、権力を縛る立憲主義の意義についての認識が広まった。安倍政権の「教育効果」は大きかったと言えます。
 杉田 非立憲主義者は、政策的に必要だと政治が判断すれば、法や慣例を破っても構わないとする。それも一つの立場だが、「あなたは非立憲主義だ」と自覚を促す必要があります。「右/左」「保守/革新」というものさしでははかれなかった関係が、「立憲/非立憲」ですっきり整理される。日本政治の見通しがずいぶん良くなります。
(略)


政治姿勢を表明するのに、「右/左」とか「保守/革新」というのが、必ずしもきれいな区分けではない、というのは分かります。しかし、「立憲/非立憲」というやつで、「すっきり整理される」ことはあり得ないと思います。

なぜなら、「右/左」にはどちらにも否定的な意味合いが同程度に含まれています。「保守/革新」には、どちらかが正しいといった意味は含まれていません。それゆえに「右/左」も「保守/革新」も、公平な単語です。

しかし、「立憲/非立憲」では、「立憲」の方が正しいという意味合いを誰もが感じます。ゆえに「非立憲」を自称する人はいないでしょうし、他称されたら反論するでしょう。

一昔前の、「改革派/守旧派」みたいなものです。「非立憲」は罵倒語にはなっても、日本政治の見通しをよくする単語にはなりえないでしょう。
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