【時事問題】「大量虐殺の聖人」

10月1日朝日新聞朝刊の国際面で、このたび聖人に列せられた18世紀の神父の像や墓が荒らされたことを伝えています。

 訪米したローマ・カトリック教会のフランシスコ法王による列聖式で「聖人」に列せられたばかりのフニペロ・セラ神父の像や墓が荒らされた。18世紀にカリフォルニアで布教した神父は、先住民に残酷な仕打ちをしたとの批判が先住民系団体などから寄せられ、列聖には異論もあった。
 聖人は、カトリックで最高の崇敬対象。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、事件は26日夜から27日朝にかけて、サンフランシスコの南約200キロのカーメル伝道所であった。セラ神父の像が倒されてペンキがかけられたほか、同じ墓地の墓石が倒されたり、ペンキを塗られたりした。「大量虐殺の聖人」と英語で落書きもあった。欧州系入植者の墓石のみが狙われ、先住民系の墓は被害がないため、警察はヘイトクライム(憎悪犯罪)として捜査している。
 スペイン人宣教師のセラ神父は、北米西部でカトリックを布教した。先住民を野蛮人とみなし、従わない者をむちで打つなど残虐行為をしたとの批判がある。
 これに対し、フランシスコ法王は23日、ワシントンでの列聖式で、セラ神父が誤解されているとし、「不当な扱いや虐待から、先住民の共同体の尊厳を守った」などと語った。(ロサンゼルス=平山亜理)


セラ神父なるものの行いは知りませんが、墓を荒らすとか像を倒すといった行為は美しいとは思いません。

犯人は列聖に反対だったのでしょうが、列聖されようがされまいが、セラ神父のやった(とされる)ことは変わりありません。本心から怒っているなら、もっと前から像を蹴倒していいはずです。

心の底から怒っているのではなく、頭で考えた怒りのような気がします。

それはともかく、セラ神父は誤解されているというのであれば、ローマ教会はもっと丁寧な説明をすべきです。

“残虐行為には関与していなかった”、というならまだしも、“虐待から先住民を守った”、というのは真反対です。こんなに評価が違うというのは、極めていぶかしく思います。
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