【朝日新聞】朴大統領、慰安婦問題「年内妥結を」 書面インタビュー

10月30日朝日新聞朝刊に、朝日と毎日が共同で行った韓国大統領への書面インタビューが載っています。

なぜ、朝日と毎日なのかは分かりません。この二誌が他の新聞といっしょにやることを嫌ったのかもしれません。あるいは韓国側がこの二誌だけ特別扱いしたのかもしれません。

また、書面でのインタビューというのも珍しいように思います。朴大統領は、その場で当意即妙の回答ができないと考えたのかもしれません。いずれにせよ、この回答は朴大統領個人のものというより韓国政府が入念に考えたすえのものとみなすべきです。

 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は29日、朝日新聞と毎日新聞の共同書面インタビューに回答し、日韓の間で懸案となっている旧日本軍の慰安婦問題を「今年中に」決着させるよう強く訴えた。日本側に対し、11月2日にソウルで行う日韓首脳会談で解決策を示すよう求めた。
 朴大統領がこうした形で日本メディアの取材に応じるのは、2013年2月の就任以来初めて。安倍晋三首相との初の二国間首脳会談を前に、慰安婦問題の停滞に不満を表明した。ただ、韓国側から具体的な提案はせず、解決策を日本に委ねる姿勢で、どういう対応なら柔軟な姿勢を示すかなども触れなかった。
 朴氏は、「誤った歴史認識」が日韓関係を停滞させたと指摘し、今回の首脳会談を「両国が正しい歴史認識を基礎に、過去の歴史を克服し、新たな未来に向けて出発する転換点にすべきだ」と訴えた。
 朴氏が重視してきた慰安婦問題について「今年中にこの問題が妥結することを心から望む」と強調。「日本政府が、被害者が受け入れ、我が国民が納得できる解決策をできるだけ早く示すことが重要だ」と述べた。首脳会談で「この機会に日本政府がそれに見合った癒やしと解決策を示すことを望む」と述べた。
 日本政府は、慰安婦問題を後から蒸し返されない形で終止符を打ちたいと希望している。この点について、朴氏は「過去によってこれ以上、お互いを傷つけ、論争が生じないことを心から望む」と述べた。
(略)
 韓国の朴槿恵大統領は今回の書面インタビューで、慰安婦問題を解決するための韓国側の案を示さなかった。歴史認識問題を日韓関係のなかでどう位置づけるのか、明確な戦略も語らなかった。
 慰安婦問題で韓国側は、問題を起こした側の日本が具体的な解決策を示すべきだとの姿勢を一貫してとってきた。朴氏もこの方針を原則としており、解決に向けた具体案を示せない一因になっている。
 ある日本政府関係者は「両国の間で、何を譲って何を得るのかという提案は聞いたことがない」と語る。
 この関係者によれば、安倍政権は「今回譲っても、また問題を蒸し返されるのではないか」と疑心暗鬼になっている。ユネスコ(国連教育科学文化機関)世界文化遺産への「明治日本の産業革命遺産」の登録を巡る対立も、韓国へのさらなる不信感につながっている。
(略)
(ソウル=牧野愛博)


あいかわらずですが、朴大統領は、日本に何を求めているのかを具体的に示しません。ここまでくると、政略で黙っているのではなく、韓国世論をまとめることができないからだとしか思えません。仮に、朴大統領が具体的要求を出して、日本が全面的に呑んだとします。その後、納得しない韓国世論が自身への攻撃に変わることを恐れているのでしょう。

したがって、“後から蒸し返さないよね?”との質問に対して、「過去によってこれ以上、お互いを傷つけ、論争が生じないことを心から望む」と、まるで他人事。当事者意識皆無です。

高い確率で、2日の首脳会談に成果無しに終わることでしょう。
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