【朝日新聞】ポピュリズムの欧州

11月10日朝日新聞朝刊。「ポピュリズムの欧州」という企画が始まりました。今日は、ギリシアのチプラス首相が取り上げられています。

ポピュリズムとは何かという定義が示されていました。引用します。

 ポピュリズム(populism)とは一般的に、「エリート」と対立する集団として「大衆」を位置づけ、大衆の権利こそが尊重されるべきだとする政治思想をいう。ラテン語のポプルス(populus)=「民」が語源で、日本語では大衆主義、人民主義と訳されることもある。
 このような考えを掲げる政治家は、ポピュリストと呼ばれる。既存の政治システムへの不信感を原動力としており、保守(右派)、革新(左派)いずれの政治潮流にも存在するとされる。
 ポピュリズムはしばしば、「大衆迎合」「大衆扇動」といった意味でも使われる。だが、有権者の関心に応じて主張を変えたり、大衆の危機感をあおったりする政治手法は、ポピュリストとみなされない政治家も用いるものだ。
 欧州などで台頭しているポピュリズムの最大の特徴は、「大衆」を善良な集団とし、腐敗した悪いエリートから受ける不利益に立ち向かう集団として強調する点だ。複数の集団による、互いに絡み合う利害の調整は「汚い」と排除する。
 また、「大衆」を一枚岩ととらえるため、その中の少数派の意見は尊重されなくなる傾向が強い。


なんだかよく分からない定義です。自由選挙をしていれば政治家は程度の違いはあっても大衆に支持される必要があります。

特に、なにかに挑戦する政治家はどうしてもポピュリズム的傾向からは逃れられません。自分の支持基盤を「善良の集団」とし、倒すべきものを「悪」と認定するのも、自然です。

日本で言えば、小泉元総理も、民主党も、石原新太郎元東京都知事も、橋下大阪市長も、政敵からはポピュリスト呼ばわりされていました。公明党も日本共産党も、言われていないかもしれませんが、ポピュリストの定義に当てはまってしまいます。つまり、たいてい政治家・政治集団はポピュリストといえます。

さて、この特集では、反EUや反移民を訴える政治家がポピュリストとして取り上げられるようです。なんでこれらの政策がポピュリズムで、親EUや移民歓迎がポピュリズムでないのかという疑問はありますが、現在の欧州の政治状況のレポートとしては興味深く、楽しみな企画ではあります。
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