【時事問題】FBへのフランス国旗に賛否

フェイスブックのプロフィール写真にフランス国旗を重ねることへの賛否を問う論争が起きています。

朝日新聞の記事『(ニュースQ3)哀悼か仏政府支持か? FBのトリコロールに賛否』から引用します。

 FBの最高経営責任者マーク・ザッカーバーグ氏はテロ発生から約4時間後の14日朝、自身の写真に青、白、赤の仏国旗を重ねると、131万件の「いいね!」がついた。「パリ市民の安全と平和を願う写真を設定しよう」とのメッセージが現れ、世界に広まった。
 東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会も15日昼、FBの招致エンブレムを三色に染め、「いいね!」が3万件を超えた。著名人ではレディー・ガガさんや、「X JAPAN」のYOSHIKIさんらが同調した。
 「三色」が広まる一方で、ネット上では「レバノンでもテロが起きたのに、なぜフランス国旗だけなのか」「空爆や誤爆で亡くなる中東の人々をなぜ同様に悼まないのか」など批判が相次いだ。
 ブロガーのふじいりょうさん(39)も、同じような疑問を感じた。国旗を重ねることは、米国やロシアとともにシリアを空爆する仏政府を支持することの表明にならないか――。15日昼にヤフーニュースに「トリコロールにする前に考えたいこと」との記事を投稿すると、FBでの共有が10万件を超えた。
(略)
 国立情報学研究所の小林哲郎准教授(社会心理学)は「集会に行くなどの行動と比べ、ネットの普及でクリックするだけで政治に参加した気分になれるようになった。政治的なインパクトを持つ可能性は低いのでは」と指摘。ただ、「テロもイラクやシリアよりパリで起きた方が報道量が多くなり、人々の共感が先進国に向けられやすいことは知っておくべきだ」と話す。
 (佐藤恵子、歌野清一郎)


両者の言い分にそれぞれ納得してしまいます。テロの犠牲者を悼むのは尊い行いです。一方、パリのテロに騒いで、中東でのテロや内戦に無関心が薄いのは釈然としません。

自国と他国の事件であったら、自国に多くの関心が向くのは自然なことです。しかし、他国(フランス)と他国(中東諸国)に差があるのは確かに変です。

訪問した経験の有無や文化的な影響の大小など理由は考えられますが、その背景に、我々はフランスの方が中東諸国より「近い」と、感じていることがあるのではないでしょうか。

今回のテロリストを擁護するつもりは全くありません。しかし、先進国の市民のこのような意識が、テロを生み出す背景の一つになっているのかもしれません。
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