【朝日新聞】社説:「子の問題行動 画一指導の危うさ」

11月24日朝日新聞社説、「子の問題行動 画一指導の危うさ」より

(略)「学校安心ルール」という指導法を、来年度から大阪市教委が導入する。問題行動を5段階に分け、レベルごとに対応を定める。
(略)
 対象は市立の全小中学校424校で、徹底させるため、市教委は学校がルール通りに動かなければ市教委に通報するよう保護者へ呼びかけるという。
 問題行動の背景は子によって違う。学校の事情もそれぞれだ。「ルールだから」とマニュアル的に対応するのは無理があると言わざるを得ない。
 「ぶれない指導で安心、安全な学習環境を確保する」のが市教委のねらいだ。だが、そもそも問題行動にどう対処するかは学校自身が決めることだ。
 市教委は「学校の裁量もある程度認める」と説明する。ならばなぜ、保護者に監視させるような仕組みまで作るのか。
 罰則規定をしゃくし定規に当てはめるようでは、子どもとの対話も失われかねない。
(略)
 ルールを守らせるのに手がかりが欲しい。そんな声もあろう。だが、統一的な基準を作るにしても、あくまで教員間の指導の目安にとどめるべきではないか。困難であっても、子どもに直接向き合う先生がその子に合った対応を考える。それが教育だからだ。
 市教委は来年度の1学期から試行し、2学期から本格実施するという。現場の教員からは疑問の声や、撤回を求める動きもある。強く再考を求めたい。


私には、指導に基準(ルール)があるのが悪いとは思えません。むしろ、何の基準もなく、教師の裁量に任せる方が問題です。

私が経験した範囲内で言いますが、教員の中には、腹を立てて児童生徒に罰を与えている者がいました。叱っているのではなく、腹を立てているのです。

教師の指導に逸脱がないように枠をはめるのは賛成です。違反があったら保護者から直接通報させるのもよいことです。子供を“人質”にとられている学校には言いにくいことでも市教委には言えます。

社説の前提には、“教師性善説”とでも呼ぶべきものがあるようです。なぜ、そんなに教員を全面的に信頼できるのか不思議でなりません。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle