【雑記】分かりにくい病院の注意書き

親族の年寄りが検査で病院に行くことになりました。事前に注意書きが渡されていました。日時とか何階の受け付けに来い、とかの他に、次のような部分がありました。

・朝食を抜いてきてください
・食事制限はありません
・- - -


という具合に二三行の指示がありまして、「食事制限はありません」の頭に○印がつけられています。

つまり、食事は普通に食べてから病院にいけばいいということです。

さて、朝になってくだんの老人は、この指示書を見返して、朝食を抜くのだと思い込んでいました。「朝食を抜いてきてください」という文章に目が行ってしまったのです。丸印がなければその指示は無視してよい、という暗黙の了解が通じていません。

耄碌しているといえばそれまでですが、老人にも出す注意書きとしては不適切でした。

病院としてはあり得る指示を全部書いた紙を印刷しておいて、該当するところに丸印をつければ、全患者に使いまわせるから便利、と考えたのでしょう。判断力の衰えた年寄りは不親切でした。

こうした「不適切」さは程度の違いはあれ、世の中に多くあるようです。

私は、家電の取扱説明書でも同じようなものを見たことがあります。タイプAとタイプBの商品の取扱説明書が同じというものです。ページの中で、両タイプに共通する部分、タイプAだけの説明部分、タイプBだけの部分、と分かれています。メーカーは取扱説明書が一冊で二つの商品に対応できるので省コスト、と考えているのでしょうが、消費者には迷惑です。いちいち、自分の商品に関係しているかいないかを判断しなければなりません。

分かりやすい指示書の大事なポイントは、読者に無関係なことは書いてはいけない、ということだと痛感しました。

病院の指示書の場合は、せめて無関係な記述は取り消し線を引く、できれば印字しない、といった配慮をすべきです。家電のマニュアルでいえば、それぞれタイプ別の取り扱い説明書を配布すべきです。

これは、システムエンジニアとしての日々の仕事にも重要な教訓だと思いました。
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