【朝日新聞】聖地巡礼 アニメと地域「共鳴」が鍵

12月19日朝日新聞朝刊のオピニオン欄。「記者有論」のコーナー。増田愛子記者の『聖地巡礼 アニメと地域「共鳴」が鍵』より

 アニメの舞台となった地をファンが訪れる「聖地巡礼」。「けいおん!」の滋賀県豊郷(とよさと)町ではモデルの旧小学校校舎を巡るツアーが催され、「ガールズ&パンツァー」の茨城県大洗町では商店街がファンでにぎわう。ここ10年で次々と生まれた聖地は、経済効果にも注目が集まる。
 契機は2007年のテレビアニメ「らき☆すた」。ファンに気づいた埼玉県鷲宮(わしみや)町(現・久喜市)が製作側と連絡を取り、グッズ販売やイベントを企画。モデルとなった神社の初詣参拝者は放送翌年に2倍超に増え社会現象になった。以降、企画段階から「聖地化」を意識し、製作側と地域が協力する例は少なくない。
 しかし、「キャラクターグッズを出せばファンは来る」といった安直な発想ではファンに見透かされ、失敗する。聖地が成立するポイントはどこにあるのか。成功例を取材すると幾つかの共通点に気づく。
(略)


記事は、「聖地巡礼」を好意的に取り上げていますので、アニメファンの一人としては歓迎すべきなのかもしれませんが、違和感がないではありません。

記者は、成功した「らき☆すた」「けいおん!」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「花咲くいろは」の共通点を見つけようとしていますが、成功例だけでなく失敗例も分析して、どこに違いがないかを探すべきです。記者にそのつもりはないでしょうが、成功した話ばかりを語るのは詐欺師の手口に似ています。

“アニメで町おこし”というアイデアに飛びついた人たちが、無残に失敗する心配をしてしまいました。

そもそも、「聖地巡礼」でうまくいくのは、その作品自体の成功が一番大きな要因だと思います。人気作にはファンも多く、「聖地巡礼」をしてくれる可能性のある人も多い、という理屈です。作品の人気は、地元の努力とは無関係です。

それなら、人気の出る作品とタイアップすればいいではないかと言えば、それはその通りなのですが、あらかじめヒットするかしないかは、誰にも分からないというのが実情です。

「聖地巡礼」での町おこしを否定するわけではありませんが、あたったら儲けもの、くらいに考えておくのが無難だと思います。
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