【朝日新聞】投書欄「どう思いますか」:“医学部に入りはしたけれど…”

2月3日朝日新聞朝刊の投書欄。毎週掲載の、一つの投書に対する反響の投書を載せる「どう思いますか」のコーナー。今週は、宮城県の大学生の男性(19)の投書が元です。

 ■医学部に入りはしたけれど…
 大学生 宮城県 (19)
 自分の将来が見えない。私は今春、医学部に入学した。それなりの志をもって医学部受験を決めたが、想定とは程遠い環境に、人生の選択をミスしたのではないかと不安である。
 1年生は専門科目が少なく一般教養科目がほとんどだが、一般教養の方が圧倒的に興味深く、楽しい。また、他学部の学生の方が馬が合う。なぜか医学部の学生とは波長が合わない。自分は医師に向いていないのでは? だが、医学部生は医師になる以外に選択肢がないようにも感じる。
 人生の選択をする段階では、その判断が正しいのか分からない。自分の選択が正しかったと思えるように生きたいが、今の状況では可能性が低いと感じている。大学で様々な学問を学ぶ前に、自分の将来を見据えることは難しい。
 (2015年12月18日付掲載の投稿)


悩んでいるのは分かりますが、極めて個人的な問題です。新聞に投書欄に送るより、人生相談のコーナーに投げるような内容です。

それでもあえて言えば、医学部の学生としっくりこない、という理由で、医者に向いていない、と考えるのは早計です。19歳という若い年齢でのつきあいの範囲は限定的です。たまたま自分の周りの医学部の学生と馬が合わない、というだけで医師全体と合わないと決め付けるのべきではありません。

反響のうち、愛知県の精神科医(69)の意見を紹介します。

求められている医師像そのままの学生さんなので、どうしても後押ししたいと投稿しました。「一般教養が楽しい」というのは医師に必要なことです。患者さんは多くが一般の方ですから。
(略)


もうひとつ、長崎県の内科医(75)の意見

(略)
 医師は悩める患者さんを相手にする職業です。専門科目の知識だけでは良い医療はできません。心理学、倫理学、哲学など一般教養も大切で、全人的な教育の必要性が叫ばれているのです。
(略)


もしかしたら精神科医なら、患者との対話のために一般教養を身につけておく、つまり人間的な魅力を高めておく必要があるのかもしれません。

しかし、外科医とか内科医とか、我々が普通に考える医者の場合、ある限度を下回る非常識では困りますが、それよりも専門知識がしっかりしていることが望まれます。教養はあるけれど、最新の医学知識は知らないなどという医者に、私は診てもらいたくはありません。
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