【朝日新聞】(社説余滴)日本の30年後は明るい?

2月5日朝日新聞朝刊オピニオン欄。教育社説担当・氏岡真弓氏の社説余滴のコーナー。「日本の30年後は明るい?」より

 日本の教師はどう変わっていくのだろうと考えさせられる調査だ。
 常葉大学大学院の紅林伸幸教授らのグループが2013~14年、小中学校教員の社会意識や教育観を調べ、約1500人から回答を得た。
 グループが注目したのが「日本の30年後は明るいか」との質問への答えである。
 「とても」「まあそう思う」と答えた教師が計22%。その楽観派を残り78%の「あまり」「まったく思わない」と回答した懐疑派と比べた。
 すると、楽観派は懐疑派より「リーダーシップ」「愛国心」を育てることに力を入れていた。「最優先の政治課題は経済発展である」「社会に競争原理は必要である」とも考えている。現政権の政策と二重写しになる結果だ。
 「日本は平等な社会」と考える割合も懐疑派より多い。貧困や格差が問題になって久しいのだが。
 「教育課程が適切に教えられていることを教育委員会が管理・指導することは必要である」とも思っている。教委に言われる前に自ら判断しようとは考えないようだ。
 こうした楽観派はベテランより若手に多いこともわかった。今の学校は団塊の世代が退職し新人が増えている。楽観派はさらに拡大しそうだ。
 なぜか。
 「教師が現場に山積する課題をこなすのに精いっぱいで自ら考えなくなっているためでは」と紅林教授は見る。
 「社会の問題を見つめないから、政権の大きな設計図も無批判に受け入れ、幸せな未来を夢見ることができるのではないか」というのだ。
(略)


グループの調査結果をネットで探しましたが見つけられませんでした。よって氏岡氏が書いたものを前提に話をすすめます。

悪意と偏見に満ちた分析だと思います。

私からすれば、日本の30年後は明るくない、と考えている教師は「リーダーシップ」も「愛国心」も否定して何を教えようとしているのか、と思います。

氏岡氏のいう「悲観派」は、学校や教育を自分が変える、という気持ちもなく、かつ教育委員会の管理・指導も拒否しています。つまり、やる気はないけど監督されるのも嫌だ、という人たちです。

「楽観派」もちょっとうっとうしいですが、「悲観派」の教師には習いたくはありません。

紅林教授の、忙しい教員は政府のいうことを無批判に信じる傾向にある、という分析も眉唾です。教員に限らず一般市民は政府の言うことはマスコミを通じて知ります。忙しくて批判的にならないというのが真実であれば、マスコミの主張に同調するはずです。新聞の社説やキャスターのコメントを素通りして政府のいうことを信じる、というのは苦しい理屈です。

虚心にアンケートをして分析したのではなく、はじめから予断をもって調査したように感じます。
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