【朝日新聞】北朝鮮の「ミサイル」問題

2月8日朝日新聞朝刊。北朝鮮の「ミサイル」発射をうけて、日米韓の3人の識者に「北朝鮮といかに向き合うか」を問うています。

その中から、元日朝国交正常化交渉政府代表・美根慶樹氏の意見をみてみます。氏は2007年から09年に日朝国交正常化交渉の政府代表を務めています。

(略)
北朝鮮の行動の根本にある問題にメスを入れる必要がある。具体的には1953年以来、休戦状態にある朝鮮戦争の終結について米国に北朝鮮との交渉を促すことだ。
 その際、はっきりさせておくべきことは、核兵器を維持したまま、その地位を認めることはあり得ないということだ。核を放棄すれば、北朝鮮という国を認めるかどうかの答えを出すという論理で迫る。もしうそをついていることが分かれば、途中で交渉を破棄すればいい。今のように、核をゴミ箱に入れないと話し合いに応じないという門前払いはすべきではない。
(略)
 北朝鮮問題は「けしからん」「国連決議違反だ」と非難するだけで国際社会の賛同を得られるところがあるが、それだけでしかない。私たちは度重なる核実験やミサイル発射に同じ対応を繰り返すだけで済ませてこなかったか。事実を直視し、これまでの対処方法をふり返ることが必要だ。


なお、同じ日の3面の記事で

2012年2月末には北朝鮮が核実験とミサイル発射を凍結する見返りに、米国が食料支援をすることで合意したが、北朝鮮が4月に「人工衛星」名目の弾道ミサイルを発射して合意が破棄されるなど、苦い経験がある


と指摘があります。これが北朝鮮のいままでの振る舞いのパターンです。

核を手放す前に交渉を始めれば、交渉の途中で食料支援だの、燃料支援だのをねだってくるに決まっています。そして最後まで核もミサイルも手放さないでしょう。

日朝交渉の経験者がなぜこのような、ぬるいことを言うのか不可解でなりません。
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