【朝日新聞】投書欄「どう思いますか」:“指定廃棄物は福島県内で管理を”

2月3日朝日新聞朝刊の投書欄。毎週掲載の、一つの投書に対する反響の投書を載せる「どう思いますか」のコーナー。今週は、栃木県の無職の男性(72)の投書が元です。

 ■指定廃棄物は福島県内で管理を
 無職 (栃木県 72)
 東京電力福島第一原発事故で出た放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分を福島県が受け入れました。これに対して「福島に押しつけるな」という声があります。原発事故の被災地であり、東電の供給エリアでないことが、主な理由のようです。
 私は、福島県の一日も早い復興を願っています。しかし、原発を受け入れて交付金を受けている以上、県と立地自治体が最終処分を受け入れるのは当然ではないかと思います。また、関東に住んでいる人たちは電気を買っているのであり、無料で供給されているわけではありません。
 周辺自治体の同意を得ず、県と立地自治体のみの同意で九州電力川内原発が再稼働し、他の原発も続こうとしています。そんな中で事故の処理を立地県以外に押しつけることには納得がいきません。
 福島県内には、汚染された土地ができてしまいました。放射能汚染を広げない観点からも、指定廃棄物も含めて、そこで管理するのが妥当ではないでしょうか。
 (1月19日付掲載の投稿〈要旨〉)


言いにくいことをよくぞ言った、という感じです。

関東に住んでいる人たちは電気を買っているのであり、無料で供給されているわけではありません」というのは、その通りです。福島の原発で作った電気を利用していたからといって、関東の住人に責任を負わせるのは筋が違います。言ってみれば、タクシーが人身事故を起こしたときに乗客にも責任があると言っているようなものです。

しかしながら、交付金を受け取ったということを理由に放射性廃棄物の受入れ義務があるというのは賛成できません。交付金を出す条件に、原発事故があったら放射性廃棄物を受け入れてもらいます、となっていたのなら別です。おそらくそんな約束はなかったのでしょう。今になって困っているというのが実情です。

どう処理するのがいいのか、私自身も明確な意見は持っていませんが、地方vs都会という図式で考えるのは避けるべきです。それは不毛な対立を招くだけです。

一般からの意見で元投書に賛意を示したのは一件。残り二件は反対しています。もう一件は賛否を示していません。

脳研究者の池谷裕二・東大教授が識者として述べていますが、同じく賛否を示していません。
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