【時事問題】非行歴を高校推薦の判断材料にすることは?

このblogで、中学1年の万引きを理由に中学3年生の高校推薦を取りやめるのは行き過ぎであると批判しました。3月17日の朝日新聞で、このほかの中学での対応がどうなっているのかが記事になっています。

 広島県府中町立中学3年の男子生徒が自殺した問題で、この生徒は万引きの非行歴を理由に、私立高校への推薦を得られなかった。結果的に「冤罪」だったが、非行歴は入試の推薦基準に用いられるべきなのか。対応は学校ごとに異なっている。

 「教師の指導に従い、問題行動や触法行為がないこと」。生徒が通っていた中学では、私立高校への推薦を認める条件として、一定以上の成績を収めること、3年時に不登校でないことに加え、「問題行動や触法行為がないこと」との基準を定めていた。
 校長によると、基準は遅くとも2008年度にはあった。推薦入学後に卒業生が問題行動を起こした例があり、「学校として胸を張って推薦できる生徒を推薦すべきだ」などの理由で基準を設けたという。
 一方、同じ府中町の別の中学では、推薦基準に「学習に意欲的」「指導に従って生活できる」などの項目はあるが、「触法行為」はない。校長は「法に触れる行為をすれば考慮はするが、あくまで総合的な判断」と話す。
 高校への推薦の可否は、中学校内で検討し、校長が決める方法が一般的だ。
 「非行が続いていたら別だが、一度きりの万引きで推薦しないということはあり得ない」。千葉県のある公立中学校長はこう語る。非行歴を理由に、一律に推薦対象から外すような基準は設けていない。生徒の推薦を検討する場合は校長が本人と面談して判断するという。「生徒が反省し、更生が確認できれば推薦もあり得る」
 3年前に退職した福岡県内の元公立中学校長の男性は、中1の時に喫煙や窃盗を繰り返した生徒を地元の進学校に推薦した経験がある。教員の生徒指導で生活態度が落ち着き、成績も伸びたからだ。「一度のつまずきで全てを判断するような姿勢は、教育と言えないのではないか」
 一方、名古屋市立中学のある校長は「非行歴を判断材料にするのは当然」と考える。中2の保護者会では、触法行為が進学の妨げになる可能性があると伝えている。「それ以降も非行が繰り返された場合、自覚がないとみなされても仕方がない」
 愛知県のある中学校でも「3年時に触法行為があった生徒は推薦しない」と決めている。ただ、その後の指導で生活態度に改善がみられた場合、推薦することもあるという。


日本にはたくさんの中学があるのに記事で取り上げられたのは、今回の問題となった中学を含めて、6例のみです。

今回問題の中学:中学1年のものも含めて非行があれば推薦しない
府中町の別の中学:触法行為は基準にないが考慮する
千葉の中学:生徒が反省し更生が確認できれば推薦もあり得る(更正しなければ非推薦らしい)
福岡県の中学:中一の時に問題行動があっても、推薦した実績がある
名古屋市立中学:非行歴は判断材料にする(更正すれば問題にしないらしい)
愛知の中学:中三で非行があれば推薦しない(更正すれば推薦することはある)

今回の中学以外は、それぞれ違うようにも見えますが基本は同じです。中一での一回の万引きで、死刑宣告のように推薦を取りやめることはしていません。

一度のつまずきで全てを判断するような姿勢は、教育と言えない」というのは多数意見のようで安心しました。

なお、中学3年になっても非行が続いていて改善しないのであれば推薦しないのは当然だと考えます。そもそも本人も学校の推薦なんか必要だと思っていないのでしょう。
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