【放送大学】世界の中の日本:第4回

高橋和夫先生による、放送大学の講義「世界の中の日本」の視聴メモ。

第4回は「オスロ合意」です。

イスラエルとPLOの和平合意(オスロ合意)の仲介をしたノルウェーの現実に迫ります。

一般に、ノルウェーは中立だったから仲介できたと考えられているが、事実は違う。ノルウェーは親イスラエルだったし、PLOもそのことは承知していた。

ノルウェーが親イスラエルなのは、WW2でのユダヤ人迫害に負い目があったことや、熱心なキリスト教徒であるノルウェー人が聖書の舞台であるイスラエルの土地に親近感を持っていたこと、さらにノルウェーの社会主義政党がイスラエルを理想国家とみた、ことなどが理由である。

PLOを後押ししていたのは、ソ連・イラク・湾岸石油産出国だった。冷戦終結でソ連は国際協調路線に転換。クェートに侵攻したイラクをPLOが支持したことで、湾岸石油国との関係が悪化。イラク自体も国際社会の圧力で弱体化した。これによりPLOは孤立した。そのため、イスラエルとの妥協が必要になった。

イスラエルはPLOに有利な条件を迫った。その際、ノルウェーにオブラートの役割を期待した。

現状をみてわかるように、結局は、オスロ合意は和平には結びつかなかった。

■感想
なんとなく、ノルウェーが八面六臂の活躍で和平にこぎつけたように思っていましたが、詳細を知ると、そういう綺麗事ではない、というのが分かりました。
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