【テレビ】クローズアップ現代+:「緊急報告 米史上最悪の銃乱射事件」

6月14日のNHKの「クローズアップ現代+」は米フロリダで起きた銃乱射事件を取り上げました。

スタジオには慶応大学の中山俊宏教授と放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が招かれていました。

・事件は12日のAM2時に、アフガニスタンからの移民二世が同性愛者の集まるナイトクラブで銃を乱射。事件に300人ほどが巻き込まれ、100人の死傷者が出た。犯人は緊急電話に「ISの指導者に忠誠を誓っている」と話す。人質をとって立てこもっていたが警察との銃撃戦で死亡した。被害者の多くはヒスパニック系。女性もいる。
・犯人は、同性愛者が路上でキスをしていることに怒っていたとの証言がある。
・政治テロの関係と、同性愛者嫌悪のヘイトクライムの関係の両面が疑われている。
・犯人は、事件に使われた銃を合法的に手に入れている。
・銃規制について。この事件をうけて、民主党候補のヒラリー・クリントン氏は、銃規制の強化を訴えた。一方、共和党候補のトランプ氏は、銃規制をすると犯罪者だけが銃を持つようになると銃規制に反対した
・アメリカでは2000年以降、銃の乱射事件が増えている。
・米国内の銃の数は、3億5千万丁。年々増えてきていて、オバマ政権時代に、銃の数が人口を上回った。
・移民政策について。トランプ氏は、 “殺人者が生まれたのは容疑者の家族を移民として受け入れたためだ”と発言し移民排斥を改めて訴えた。クリントン氏は、“我々は彼らを排除したり孤立させたりしてはならないのです”と寛容であることを訴えた。

中山氏の話:事件でアメリカ社会がひとつになって問題解決にあたってもいいはずなのに、むしろ分断されているように見える。
スペクター氏の話:事件のあったフロリダは大統領選でいつも接戦になるので、この事件の影響が気になる。

■感想
ISから直接の指示を受けての犯行、というわけではないようです。日々の鬱憤(その中にはイスラム教徒への迫害もあったのでしょうが、同性愛者への嫌悪もあったらしいです)が爆発し、殺傷力の高い武器を手に入れられたという状況が100人もの死傷者に結びついています。

犯人は二世ですので、移民(あるいは難民)の中にテロリストが混じっていたというのとは違います。その意味でトランプ氏の発言は、この事件の反省としては的を外しています。

銃規制をすると犯罪者だけが銃を手にするという点はよく聞く理屈ですが、米国で考えている銃規制は、“刀狩”のようなものではなく、銃を手にするハードルを高くして危険性のある人間が手に入れにくくしようというものです。後ろ暗いところのない市民が反対する理由がよくわかりません。

クリントン氏の“彼らを排斥するな”という意見には賛成しますが、どんなに社会が寛容になっても、不満をため込む人間は必ずいます。彼らを孤立させないことだけではなく、銃を規制しないかぎり、似たような事件は繰り返されると思います。(日本人だって、おかしな人間はいますが、せいぜい包丁を振り回す程度です。突撃銃みたいなものをホイホイ入手できるようになったら、日本でも乱射事件はおきると思います)
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