【朝日新聞】辺野古しかないのか

7月22日朝日新聞朝刊のオピニオン欄。「耕論」のコーナー。テーマは「辺野古しかないのか」です。元防衛大臣の森本敏氏の「即応維持の道、他にない」を引用します。

 米国の海兵隊は武力紛争から自然災害まで、緊急事態に迅速に対処する初動対応部隊です。沖縄に駐留する海兵隊の役割で最も重要なのは、広大なアジア太平洋地域の緊急事態に即座に対応する「陸上兵力」として、抑止機能を果たすことです。
(略)
 では「沖縄」にいないと抑止力は無くなるのか。答えはノーです。九州南西部辺りに基地があれば、少し不便な部分はあるものの、地域全体の抑止力は問題ないでしょう。
 ただし即応態勢が維持できるという条件つきです。即応態勢とは、あらゆる種類の訓練ができ、必要な後方支援を受けられ、部隊輸送に必要なオスプレイの飛行場があるという三つの機能が比較的近くで満たされること。09年に大阪の橋下徹知事が、普天間の代替地に関西空港を挙げました。しかし、部隊は沖縄にいて飛行場が関空では即応態勢があるとはいえません。
 特に、オスプレイの飛行場と地上部隊の距離は近いほどいい。地上部隊は沖縄中部の基地にいます。それを離すのは隣のアパートに自分が履くゲタを置くようなものです。
 海兵隊員が乗る揚陸艦の基地が沖縄から数百キロ離れた佐世保にあるのは即応態勢として十分か?ですか。現代の軍事環境で海兵隊を投入しなければならない事態は一瞬に起こるのではなく、事前に情報を集めて分かる。佐世保から揚陸艦を出し沖縄近海で乗せる十分な時間があります。
(略)


よく分かりません。

敵の心臓部を制圧するのが海兵隊の任務であるなら、それは日本の防衛と直接関係ありません。米国の世界戦略です。もちろん米国の世界戦略と日本の国益は同じ方向を向いているのだ、という理屈は分かりますので、そのことは深く問わないことにします。

しかし、海兵隊が必要な「事態は一瞬に起こるのではなく、事前に情報を集めて分かる」のだから揚陸艦のある佐世保と沖縄が離れていても問題がない、と言いながら、オスプレイにすぐ乗らなければならないというのはどういうことでしょう。

なぜ普天間の代替地が沖縄かその周辺に限られるのか、この説明では納得できません。

余談ですが、去年か一昨年、通産省の正面付近でこの人とすれ違ったことがあります一人で歩いていました。元大臣だからといってSPが付いたりすることもなく、車で送迎されることもなく、たった一人で悠然と歩いている姿はちょっと驚きました。
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