【放送大学】世界の中の日本:第13回

高橋和夫先生による、放送大学の講義「世界の中の日本」の視聴メモ。

第13回は「郷に入れば四に従う/日本のイスラム教徒」です。

イスラム教徒と日本の関係の背後にはロシアがある。日露戦争に日本が勝ったことで、イスラム教徒は日本に関心をもった。そしてロシア革命の際に、イスラム教徒が日本にやってきた。

日本では、戦前はイスラム研究がさかんだった。その中でイスラム社会と連帯を訴えた大川周明がいる。戦争が終わったことを機に、イスラム研究は胡散した。

1980年代のバブル景気時に、大量のイスラム教徒が日本にやってきた。バブルがはじけた後、多くは帰ったが残った人たちもいる。

現在、10万人ほどの外国人イスラム教徒が日本に居る。日本人のイスラム教徒は1万人ほど。計11万人のイスラム教徒が日本に居る。

大塚にある大塚モスクに話を聞きに行った。近所の日本人社会とは仲良くやっている。祭りなどにも参加している。他の宗教を尊重するのはイスラムの教えなので当然です。

また、日本のNPOと協力してホームレスへの炊き出しをしているグループある。

日本のイスラム教徒の話。
・ハラール食品(イスラム的に許された食品)の店も増えたし、
・学校給食でも、豚肉を出さないなど協力してくれる学校もある
・スカーフをかぶっていても問題視されない
など、比較的暮らしやすい

イスラム教徒用墓地の取材
・土葬の習慣を守るために墓地が必要だった。
・地元の仏教寺院の協力で墓地が確保できた。

「郷に入れば郷に従え」という言葉にあるように、地元に溶け込んでいる。しかしイスラム教徒として譲れないところ(酒を飲まない、豚肉を食べない)などは譲れない。多くは従うが、全部従うわけではない。「郷(五)に入れば、四に従う」である。

■感想
「四に従う」というシャレは面白いかどうかはさておき、地域社会との関わりということなので、気になるところです。

イスラム教徒が自分で用意する食卓に酒や豚肉をださないというのなら、全くの自由です。日本に居るからといって日本人と同じ食生活をする必要はまったくありません。

しかし、学校給食に豚肉を出すな、というのはどうでしょう。かなり微妙です。

刑務所で出すな、と言い出したらどうでしょう。いいかげんにしろ、といいたくなります。

この回で登場したイスラム教徒はみな常識ある大人のようで、彼らが地域社会といざこざを起こすとは思えません。しかし、現に欧州ではイスラム教徒のコミュニティーがいさかいを起こしています。

欧州にいるイスラム教徒と日本のイスラム教徒の種類が違うとは思えません。社会に占める人数比が違うだけではないでしょうか。日本でもイスラム教徒がどんどん増えていけば、欧州と同じようになるかもしれません。

こういうことを書くと差別と受け取られかねませんが、それでも深刻に憂慮せざるをえません。
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