【テレビ】クローズアップ現代+:「“死ね!バカ!”これが指導?~広がるブラック部活」

8月1日、NHKの「クローズアップ現代+」は中高での行き過ぎた部活動の特集です。

・近頃は部活動での体罰は減ったが、暴言や長時間の拘束など、“部活ハラスメント”が陰湿化している。
・ある公立中学の野球部で、保護者が部活の様子を動画で撮影した。それによると、ボールをとり損ねた罰で長時間の土下座をさせたり、長時間の走りこみをさせたりしている。不登校になる生徒もいる
・拘束時間が長いのも特徴。文科省は週2日の休養日を設けるように指導しているが、実際は逆に拘束時間が増えている。神奈川県教育委員会の調査では、1998年に、週一回以下の休養日は58.4%、週二回以上は41.6%だった。2007年には週一回以下が71.6%、週二日以上は28.4%。2013年には週一回以下が77.6%、週二日以上が22.4%、となっている。

ゲストの元プロ陸上選手の為末大氏と名古屋大学大学院准教授の内田良氏に話を聞きます。

為末:ブラック部活は、社会の縮図である。つまり、上に従う風潮、成長には苦しみが伴うという認識、努力とは量であるとの考え、など社会が許容している考えが中高の部活に現れている。社会から、そうした風潮が薄れているのだが、部活は追いついていない。
内田:コーチが暴言を吐く理由は技術的指導ができないことと、根性論の連鎖が原因。
為末:自分は週5日のトレーニングで2日休みのペースだった。オリンピックに出るレベルになっても変わらない。しかも一日3時間以上の練習は効果が無かった。
内田:教師も自分の評価がかかっているので、つい頑張ってしまう。

なぜ、辞められないのか?
・生徒同士のつながりがあるため、部活を辞めると居場所がなくなる。
・SNSなどでつながっているので、部活を辞めると“脱落者”という烙印がついてまわる。SNSのつながりは、広く速いため、高校に進学しても、“脱落者”のイメージが消えない。
・部活をやっていると大学への推薦がもらえる(辞めたらもらえない)、と保護者が思っている。

内田:絆が束縛になってしまっている。
為末:一色に染めたがる同調圧力がある。

どうすればいいのか?
内田:休みをきちんととる。大会を減らしてヒートアップしないようにする、などの対策が必要
為末:地域に学校を開き、外部から顧問を招くことも有効
内田:外部からコーチを招いた場合、暴言や暴力がないように気をつける必要がある。

■感想
こうした“告発報道”の常ですが、特異な例を一般化して報じているのでは、という疑いもなくはありません。神奈川県教育委員会の調査で、週1日以下の休みのパーセンテージが出ていますが、部活単位でそのパーセントになるのか、生徒一人ひとりを単位としているのか分かりません。また、すべての生徒が部活に所属しているわけでもないと思います。公立の中学(義務教育)と、高校も別に論じるべきです。

“ブラック部活”の温床に、漫画やアニメの影響は大です。青少年犯罪の影響で漫画やアニメを取り上げられるのは鼻白みますが、ブラック部活の特徴である、根性や、長時間拘束、無茶な練習、勝利至上主義は、スポ恨漫画(アニメ)が美化している世界そのものです。なぜ、こんなあからさまな事実を誰も指摘しないのか不思議です。
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