【朝日新聞】「新聞読む人 投票率高め」なの?

8月31日朝日新聞朝刊の社会面。「新聞読む人 投票率高め」という記事がありました。

新聞19紙が実施した共同調査で回答した新聞購読者のうち、今年7月の参院選で投票した人は86.1%だったことがわかった。実際の選挙区投票率は54.7%(総務省発表)と比べて30ポイント高かった。
調査は、朝日、産経、日本経済、毎日、読売、(略)の10誌の購読者に対して選挙直後にインターネットで実施。計6060人が回答した。


“新聞を読んでいる人は意識が高いから投票にも積極的に行くんだヨ。みんな、新聞を購読しようネ”という匂いがプンプンする記事です。毎日新聞と産経新聞のサイトも見てみましたが、どこも同じようなことしか書いていません。新聞各社利害が一致したようです。

この記事には、見落としている(あるいは無視している)ことがあります。

それは、世論調査で、“投票したか?”と問うと、必ず実際の投票率より高く回答されるということです。ありていに言えば、投票していないのに投票したと嘘をついています。どうも投票していない、というのが恥ずかしいという意識になるようです。

この調査の駄目なのは、新聞購読者の投票率が高かったからといって無邪気に喜んでいるところです。しかも、新聞購読者に対してだけ調査しています。

有権者を無作為に選んで、
ⅰ)新聞を購読していますか?
ⅱ)投票しましたか?
と訊くべきでした。

こうすれば、全体で投票率とのズレがどのくらいかが分かり、無邪気に30ポイント高い、などと喜んでいられないはずです。

ところで、新聞を購読していない人というのは全体の何パーセントなのでしょうか? そっちの方が気になります。
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