【朝日新聞】投書欄「どう思いますか」:“自転車にも運転免許の導入を”

10月5日朝日新聞朝刊の投書欄。毎週掲載の、投書に対する反響の投書を載せる「どう思いますか」のコーナー。今週は、“自転車にも運転免許の導入を”について。

神奈川県のタクシー運転手の男性(74)から、マナーの悪い自転車運転者が多いので、自転車も免許制にして取り締るべし、という意見です。

一般からの意見はそれぞれ出ていますが、特別に面白いものではありません。識者代表として、エッセイストの伊藤礼氏(83)の意見がすこぶる面白いので紹介します。ただし、自転車文化についての知見が面白いというわけではありません。別のところに面白さがあります。

古希を前に自転車に目覚め、長距離用と近場用に乗り分けています。サイクリングの本も書きました。
自転車のマナーが問題になっているのは、他人への想像力が働かない人が増えているからではないでしょうか。
値段が安くなったことも影響していると思います。父の作家・伊藤整は戦時中、中古自転車が70円と日記に記している。銀行員や教員の初任給にも匹敵する額。今もそんなに高級品なら、運転も丁寧になるかもしれませんね。
(略)


自転車の値段が高いと運転が丁寧になるのかどうかは分かりません。昔の自転車乗りのマナーが良かったのかどうかも知りません。が、それは措きます。

過去の自転車の値段がいくらであったかは、個人の日記の記載ではなく、客観的資料で提示するのが普通です。

仮に日記のデータを使うにせよ、「作家・伊藤整の日記によれば」と書けば済むことであり、わざわざ「父の作家・伊藤整」とする必然性はありません。

ありていに言って、自分の父親が伊藤整であることを言いたかったのでしょう。

有名人を父親に持つ気持ちというのは分かりませんが、83歳にもなって父親を乗り越えられないというのは、あまり格好のいいものではありません。
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