【本】「ドイツ帝国」が世界を破滅させる

著:エマニュエル・トッド

フランスの歴史人口学者エマニュエリ・トッドのインタビューをまとめたものです。副題に「日本人への警告」とありますが、これは嘘です。文芸春秋社が勝手につけたもので、もともと日本人相手に書いた(語った)ものではありません。

それゆえ、話題は欧州に集中しています。米国についてはある程度語っていますが、日本への言及はきわめてわずかです。

そのためか、「客観的」な世界情勢の分析とみなされ、日本で売れたのだと思います。

しかし、私にはもの足りませんでした。

たびたびインタビュアーに「あなたはドイツが嫌いなんですか?」と訊かれ、そのたびに否定していますが、やはりドイツが嫌いなようにしか見えません。

たびたび、“ドイツはこう”で、“ロシアはこう”と断定していますが、根拠らしきものは、歴史的事例からその国の振る舞いを決め付けているだけに見えます。

図表や統計数字が多いわりには、客観性に乏しく、論理よりも情緒に偏っているように感じました。

また、翻訳が悪いのか、この人の喋りの癖なのか、決して読みやすいものではありません。

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えいび

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