【朝日新聞】民進党代表・蓮舫氏へのインタビュー

12月10日朝日新聞夕刊「ぶっちゃけ聞いてみた」のコーナー。今回は、民進党代表・蓮舫氏へのインタビューです。

(略) 
 テレビのキャスター時代は、女性は番組の添え物という空気で、実際「笑ってろ」と言われたこともある。それを安藤優子さんや小池百合子さんが打ち破った。政界に入ると、時代が逆戻りしていました。
 40代の女性というだけで、党首としての場でも「ちゃん」づけ。「こっちきてよ。一緒に写真撮ってよ」なんて、前代表には絶対に言わないでしょうに、私にはしょっちゅうです。怒りというより、「終わった時代の人なんだな」と思っています。
 女性議員の側にも、宴席などで何を言われても「笑ってごまかす文化」がいまだにあるけれど、私は間違ったことを言われたら、徹底的に反論します。それを「生意気」と感じる相手と、長い付き合いはできません。一つずつ「空気」を壊すことが、次の女性たちに道を開くはずです。


女性が仕事をする上で、面白くない場面があることは、私(男です)にも分かります。ただ、蓮舫氏の、このインタビューでの出来事を、女性差別だけが理由ではないように思います。

おそらく、最大の理由は、蓮舫氏は党内での序列で多くの議員を抜き去ったことです。もともと序列が上の人だったら、女性でも「ちゃん」づけはしないでしょう。女だから「ちゃん」づけにしたり、タメ口で話したのではなく、もともとの序列に従ったのだと思います。

序列が逆転したのだから改めるべきだ、というのは正論といえば正論ですが、必ずしもそうでないこともあります。

公的な場では社会の序列に従うが、私的な場では別の序列(年齢とかキャリアとか)、というのはあり得ることです。「党首としての場」というのがどういう場なのかよく分かりませんが、パーティーなどのくだけた場では、私的な場と考えて「ちゃん」づけ可能性もあります。

社会的な序列をすべての場面で適応すべしというのは、厳格な身分制度のある社会です。現在NHKで放送中の英国ドラマ「ダウントン・アビー」のエピソードですが、運転手が伯爵令嬢と結婚したことで、上流階級の仲間入りをします。使用人の中には、内心それを面白くないと思っているものもいますが、表面では元運転手にうやうやしく接しています。それが身分の厳格な社会での掟です。

所属議員が党首を「ちゃん」づけで呼ぶのを私的な場面でさえ許さないというのは、そちらの方が「終わった時代」の感覚ではないでしょうか。
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