【朝日新聞】わかりやすい判決理由?

12月31日朝日新聞朝刊に「民事、判決理由読み上げ 最高裁、わかりやすさを意識 3月以降10件」という記事が出ていました。

最高裁がが民事裁判の判決を言い渡す際、「上告を棄却する」といった主文だけではなく、判断の理由を示した要旨を法廷で読み上げる取り組みを始めた。当事者や傍聴に来た人へのわかりやすさを意識したものだ。
 「原判決中、上告人敗訴部分を破棄し、同部分につき第一審判決を取り消す」。今月8日、厚木基地(神奈川県)の騒音をめぐる訴訟の判決で、最高裁第一小法廷の小池裕裁判長がまず、主文を告げた。
 これだけでは、法律家でない限り、住民の訴えが認められたのかが分かりにくい。小池裁判長は主文に続けて「自衛隊機を飛行させることが、著しく妥当性を欠くと認めることは困難」などと理由を述べ、住民が敗訴したことが分かった。
 刑事裁判では判決の際、主文と要旨を言い渡すことが刑事訴訟規則で定められている。一方、民事裁判では、判決時に当事者や代理人に出席の必要がないこともあり、要旨の言い渡しは定められていない。地裁や高裁では裁判官の判断で、注目が高い事件などで要旨を告げることがあるが、最高裁では、15人の裁判官全員で審理する大法廷を除き、主文だけを言い渡すのが慣例だった。「分かりにくく不親切だ」との指摘は以前からあったという。
 このため、最高裁判事らが協議し、一部の裁判で3月から要旨の言い渡しを始めた。年末までに10件で要旨が告げられたという。
(略)


たしかに「原判決中、上告人敗訴部分を破棄し、同部分につき第一審判決を取り消す」では何がどうなったのか素人には分かりません。

そこで主文に続けて分かりやすく説明したのが「自衛隊機を飛行させることが、著しく妥当性を欠くと認めることは困難」だそうです。

私の国語力の問題かもしれませんが、ちっとも分かりやすくありません。なにせ「著しく妥当性を欠くと認めることは困難」ですよ!

こんな文章をビジネスの現場で書いたら怒られそうです。ギャグで書いたら受けるかもしれませんが・・・・・・

普通に、まず冒頭で「原告勝訴(敗訴)」と言ってから、「自衛隊機を飛行させることは妥当である(妥当ではない)」と続ければいいだけです。

用語が難しいのは仕方ありませんが、裁判所流儀の言い回しは止めるべきです。
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