【朝日新聞】経済気象台:『根が深い「男性目線」』

1月19日朝日新聞朝刊。金融情報面の「経済気象台」のコーナー。なお、「この欄は、第一線で活躍している経済人、学者ら社外執筆者が執筆しています。」という欄で、ペンネームを使ってますので執筆者の本名はわかりません。

この日は「玄」氏の『根が深い「男性目線」』

男女共同参画やダイバーシティー(多様性)といった言葉が定着してきた。昨年施行された女性活躍推進法に基づき、女性管理職比率などの目標を各社が公表する時代に入った。しかし、男性目線の発想や言動が、いまだに様々な所に残っている、と男性の私も感じることがある。
例えば、ビジネスを戦争に例える男性がいる。部下に「骨は拾うから思い切ってやってみろ」と、戦地に送り出すような言い方をする人がいる。衆院解散を巡って「常在戦場」と男性議員が心構えを示す。
だが、今や女性の議員や管理職が珍しくない時代。戦争を知らない世代の男性が軍人のような表現をいまだに使うことに、違和感を覚える女性も多いのではないだろうか。
ビジネスの世界では、ストラテジー(戦略)、リクルート(新兵)、ロジスティックス(兵站)など、軍事用語に由来する言葉が浸透しており、根が深い問題かもしれない。
ある財界の会合で、男性経営者が「書類を女の子にでもコピーしてもらってくれないかな」と事務局員に頼むのを聞いたことがある。それに対して、何とも嫌な感じがしたとともに、彼の会社は大丈夫なのか、とさえ思ったものだ。
エレベーターで女性社員が「開」のボタンを押し、まず男性社員が役職や年齢の順に降りる日本独特の光景を見かけることもある。男女雇用機会均等法の施行から30年以上経つのに、そうした旧弊が女性社員の間で引き継がれてしまうのは、どこに原因があるのだろうか。
エレベーターは在庫管理の「後入先出法」にならい後から乗ってくる者が先に降りるのが合理的だ。もちろんレディーファーストもオッケーだ。


ビジネスの現場で戦争にまつわる言葉が多いから「男性目線」というのは牽強付会に過ぎます。定着した言葉を使うのにいちいち語源を気にしているわけではありません。

例えば、野球の用語で「死球」だの「併殺」だの「盗塁」だの「奪三振」だのとありますが、いちいち生死や泥棒とからめて考えているわけではありません。

エレベーターの乗り降りで役職順に降りるのがマナー、というのは私の会社でも言っています(守ってないけど)。しかし、性別は無関係です。玄氏の見かける光景というのは、たまたまその女性社員の役職が一番下だったからだと思います。馬鹿げた風習だとは思いますが性差別とは違うでしょう。

女性上司が「開」ボタンを押して待ち、新人の男の子が降りるのが先、というルールなのだとしたら性差別ですが、まさかそんなことはないと思います。

なお、エレベーターの乗り降りで「後入先出法」は使えません。後から乗ってきた人は別の階で降りる予定で、元々乗っていた人が降りたい場合もあります。

出口に近い人は降りる人がいるかどうか気を配り、降りる人は出口に近い順に遅滞なく降りるというのが合理的なのです。

玄氏が「レディーファースト」を「オッケー」と考えるのはまったく分かりません。役職順で降りるのが日本の旧弊なら「レディーファースト」は欧米の旧弊に他なりません。
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