【ウルトラセブン】第九話:「アンドロイド0(ゼロ)指令」

チブル星人登場。

パトロール中のウルトラ警備隊の前に金髪美女が現れます。フルハシ隊員に向かって、あなたはモロボシ・ダンか?、と問いかけます。フルハシ隊員は調子に乗って、その通り、と答えたら、金髪美女の攻撃を受けてしまいました。

調査を開始したウルトラ警備隊は、街で子供に精巧なおもちゃの武器を配っている爺さんを怪しみます。この爺さんはチブル星人でした。子供を催眠状態にして操り、実は本物だった武器で地球人を攻撃しようというのです。地球人の大人は、子供には武器を向けないだろうという深謀遠慮です。

ウルトラセブンの活躍で、チブル星人(単体ではたいして強くなかった)は撃退されました。

気になったのはチブル星人の計画です。子供を操って侵略するというのは、実に悪辣で冴えた計画ですが、事前にモロボシ・ダン(人違いでフルハシ隊員でしたが)にちょっかいをかけたために、作戦にほころびを生まれました。

何もせずに、計画(アンドロイド0指令)を実行していたら、チブル星人の侵略は成功していたかもしれません。

では、なぜ事前にモロボシ・ダンを襲うという愚かに見える行為をしたのでしょうか?

私は次のように解釈しました。

チブル星人の読みでは、地球人の大人は地球人の子供に武器を向けられないだろう、というものです。この読みは正しいと思います。しかしウルトラセブンは、地球人の子供に容赦しない、と思ったのです。

「ウルトラセブン」シリーズを観ていた我々からすれば、ウルトラセブンだって地球人の大人と同じく、子供への攻撃はためらうだろうと思っています。

しかし、チブル星人はそう思いませんでした。だから、不安要素のウルトラセブンを排除しようとしたのです。

蟹は甲羅に似せて穴を掘る、というやつです。自分だったら子供でもなんでも撃つから、ウルトラセブンもそうだろう、と思ったのでしょう。

悪辣な星人でしたが、その悪辣さゆえに作戦は失敗に終わった、ということなのでしょう。

なお、この回も、侵略者は、美女に化けて地球人を騙すという「ウルトラセブン」の伝統にのっとっています。

また、おもちゃの武器がウルトラ警備隊のソガ隊員とモロボシ隊員を襲う光景は、「ジョジョの奇妙な冒険 第四部」のバッドカンパニーの回と似ています。もしかしたら「ジョジョ」に影響を与えたのかもしれません。
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