【朝日新聞】留学生が苦しいのは日本のせい、なの?

3月7日朝日新聞朝刊オピニオン欄の「耕論」のコーナー。テーマは「留学生を受け入れる」です。その中から、海外在住ネパール人協会アドバイザーのジギャン・タパ氏による「借金苦、低賃金で働きづめ」より

日本で先日、あるネパール人の葬儀に参列しました。留学生が自殺したんです。母国で借金をして日本に留学し、アルバイト先と日本語学校との往復の生活。周囲には「借金返済のめどが立たない。もう限界だ」と漏らしていたそうです。でも、誰も助けてあげられなかった。
 (略)
 苦しいとき、支えは日本人の励ましでした。留学生にとって、日本人と知り合うことが、社会との接点になります。近くに留学生がいたら、あなたがその接点になってあげてください。
 私が来日したころはネパール人留学生は少なかったですが、最近は急増しています。政治混乱で大学を出ても仕事がなくなったのが一つの理由です。若者は外国に行くしかない。日本もその一つです。
 出稼ぎ目的で留学を利用している人間も確かにいます。でも、夢を持って来日する留学生も少なくありません。日本語を話せるようになり、進学して、日本でいい仕事に就きたい。日本で先端の知識を学び、母国で役に立つ仕事をしたいと思っています。
 ただ、留学には学費などで年間100万円以上かかるので、多くが借金をします。「日本は稼げるから、すぐに返せる」と留学前に説明を受けた人がほとんどです。
 現実は違います。日本語を学び始めたばかりで、雇ってくれるアルバイトは限られる。弁当工場や宅配便の配送センターなど、日本語を使わない、時給の安い単純労働です。思うように稼げず、違法と知りながら長時間働く。疲れがとれず授業中に寝てしまう。日本語が上達せず時給の良いアルバイトに移れない。この悪循環から抜けられない学生が多いのが実態です。
 これでは、日本に何年いても、日本語は話せるようになりません。進学できず「何のために来たのか」と泣いて帰る留学生がたくさんいます。学ぼうとやって来た若者の貴重な数年が失われています。日本社会は、こうした犠牲の上に成り立っていると、みなさんに知ってほしいのです。
 留学生はいつか帰る人。そんな認識があるから低賃金労働者として利用できるのだと思います。でも「使い捨てにされた」と思う外国人が増えるのは、日本の損失ではないですか。
 (聞き手・岡田玄)


なんだか違和感を覚える主張です。

甘い見込みで海外に留学して夢破れるというのは、海外に行った日本人留学生でも聞く話です。

自殺にまで追いこまれたのは気の毒ですが、一般論として留学生の何割かが失敗するのは仕方のないことです。

アルバイト先の経営者が、若者を「低賃金労働者として利用」するのは当たり前です。別に留学生だからではありません。アルバイトというのはそういうものなのです。

国費留学生は派遣国の要望ですし、私費留学生は本人の希望で来てます。学費や生活費を稼ぐ範囲内で労働を許可しているのは日本の恩恵です。留学生を安価な労働力として活用し日本を立ち行かせよう、という陰謀なんかじゃありません。

留学生にとって、日本人と知り合うことが、社会との接点になります。近くに留学生がいたら、あなたがその接点になってあげてください。

ぐらいのことなら、素直に聞けますが、都合の悪いことをなんでもかんでも日本のせいにするのは止めてもらいたいものです。
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