【朝日新聞】舛添前都知事のインタビュー

5月30日朝日新聞朝刊のオピニオン欄に、舛添前都知事のインタビューが掲載されました。

(略)
――豪華な海外出張や、神奈川県湯河原町の別荘通い、私的な旅行や美術品購入といった政治資金の不透明な使い方が、「あまりにセコい」「知事の資質に疑問がある」と都民の反発を受けたと私は思っていましたよ。
 「政治資金の記載ミスは申し訳なかった。しかし、航空機のファーストクラス使用もホテルのスイートルーム宿泊も、別に仕事に役立てばいいと、いまでも思っています。国の大臣や大企業のトップは使っているでしょ。別荘も2015年に股関節の手術を受けて、温泉リハビリのためでした。第一、他県の知事で東京の自宅から県庁に通っている人は問題にならず、私だけたたかれるのは不公平です」
(略)
――著書「都知事失格」には、フランスの閣僚とか英国の公爵殿下とかワシントンDCの市長などとの交流ぶりが、これでもか、と紹介されている半面、都内の庶民との交流はほとんど登場しません。知事として大切にする人、触れ合う相手を間違えたから、ピンチのときに応援してくれる人が出てこなかったんじゃないですか。
 「選挙のときは相当触れ合っていて、知事就任後も保育所や福祉施設など現場にも相当足を運びました。ただ、2020年の東京五輪、パラリンピック大会の存在が、仕事の半分ぐらいを占めるほど、めちゃくちゃ大きかったのも事実で、都市外交にも力を入れなきゃいけない。2020なかりせば、言われるようなこともできたかもしれませんが、五輪関係の面談、会議、接待もある。時間的な制約が半端じゃなかった」
――舛添都政の中核は外交で内政は置いてけぼりにされたように見えます。あれほど、都市間外交をする必要があったんですか。
 「内政でもあらゆる課題に取り組んだんですよ。それでも都市外交を重視したのは、現代は国家間競争ではなく都市間競争の時代だからです。東京はパリやロンドン、ニューヨークなどの世界都市と、ヒト、カネ、ソフトを競い合って経済や暮らしのレベルを向上させなければならない。同時に、共通の目的に都市が手を結び、国家の誤りに協働で立ち向かわねばなりません。例えば気候変動問題には、首長の間で盟約を結び、国際的な取り組みを進めています。米トランプ政権は温室効果ガスを巡るパリ協定に否定的ですが、こうした動きに立ち向かうのも世界都市の役割になってきたんです」
(略)


騒ぎの最中はテレビに子供まで追い回されたそうで、それは気の毒だと思いますし、そうしたテレビ局の姿勢は問題だと思います。

しかし、舛添氏の言い分には納得できません。

航空機のファーストクラス使用もホテルのスイートルーム宿泊が「仕事に役立てばいい」というのはその通りです。しかし、ファーストクラスやスイートルームの使用がどう仕事に役立っていたのか説明がありません。警備の都合もあるので、エコノミークラスに乗れとか、安宿に泊まれと極端なことを言うつもりはありませんが、どういう風に役に立ったのかを説明しなければ誰も納得しません。

「国の大臣や大企業のトップは使っている」というのは「仕事に役立てばいい」という説明と無関係です。

それに大企業のトップは、その会社のお金でやっていることですから第三者が口出しすることではありません。国の大臣が使っているから、都知事が使ってもいいじゃないか、というのは、情としては分からないでもありませんが、使った都知事本人が言うことではありません。

五輪の準備で時間的余裕がなく都内の庶民とふれ合えなかったと言った先から、都市間競争の時代だから都市外交に力を入れたと説明を変えるのも感心しません。

言い訳に使えるものはなんでも動員しようとしているとしか思えません。
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