【朝日新聞】「日韓首脳会談を望む 五輪機に、観光交流進めて」

6月15日朝日新聞朝刊のオピニオン欄。「私の視点」のコーナー。コリアNGOセンター事務局長の金光敏氏の「日韓首脳会談を望む 五輪機に、観光交流進めて」より

(略)
 「慰安婦」問題に関する「日韓合意」(2015年)をめぐる反応から、日本では韓国の世論が「反日」一色であるかのような報道がなされがちだ。私は大統領選挙のさなか、韓国で政治家、学者、報道関係者らと意見を交わした。彼らは、日本に対してよりも、当事者である元慰安婦の方々が不在のまま「合意」したことを問題視した。また、合意の背景に、日韓関係の悪化が北朝鮮包囲網に障害となるとみる米国政府の意向があったとの見方も示し、近現代史につながる自国のアイデンティティーをないがしろにした朴槿恵前政権への憤りを口にした。
 私は歴史認識をめぐる対立が、双方のナショナリズムを高める危険性を韓国の人々に指摘した。そのうえで「合意」の履行か破棄か、という単純化した議論は避け、韓国でも一定の評価がある河野談話(1993年)、村山談話(95年)の延長線上に「合意」があると位置づけ、むしろ歴史事実を継承する共同作業を日本側に提案してはどうかと語った。両国の歴史認識を共有するための橋渡しの役割を在日コリアンが担えるとの考えも強調し、多くの共感が得られた。
(略) 
 文大統領は首脳会談で、選挙公約に基づき「日韓合意」の見直しに触れることになるだろうが、大統領も問題の難しさは知っており、言及は抑制的になるのではないか。安倍首相は「合意」履行を主張しつつも、アジア女性基金の際に送った首相名による「おわびの手紙」の再開を、元慰安婦の方々の名誉回復への努力として表明すべきだ。
(略)


金氏はいわゆる在日韓国人です。つまり日本の空気をある程度理解しているはずです。

にも関わらずこの発言にはがっかりしました。

金氏本人は、日本と韓国の間を取り持った意見を言ったつもりなのでしょうが、「歴史事実を継承する共同作業を日本側に提案」は、日本人からみれば合意の破棄です。

“またゴールポストを動かすのか”となり、対韓感情はさらに悪化するでしょう。

そもそも2015年の日韓合意の時には、韓国でも評価する声はあったように記憶しています。少なくとも現在のような反対一色ではなかったはずです。それが一転したのは、金氏の指摘するように朴政権への反感が理由です。

つまり韓国の国内事情です。国内事情が変わったからといって日本に追加処置を求めるのは甘えです。

仮に韓国政府から追加処置の要求が来たとしても、そしてそれが慰安婦像の撤去を交換条件に持ち出したとしても、日本は断固はねつけるべきと考えます。
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